CPIレンタルサーバーとは?
「CPIレンタルサーバー」はKDDIグループのホスティング専門ブランドで、豊富なディスク容量と高速ネットワークで主に法人から人気のレンタルサーバーです。
共用サーバーとマネージド専用サーバー、root権限付専用サーバーが提供されています。法人向けレンタルサーバーであるため、提供されている機能、サポートはとても充実されたものになっています。
今回はその「CPIレンタルサーバー」の共用サーバーについて、実際の口コミと評判を交えて解説していきます。
レンタルサーバーの中には企業をはじめとした事業用の法人向けレンタルサーバーとして提供されているものがあります。事業を行なっていく上で、コーポレートサイトやECサイトなどのサービスサイトの安定性やセキュリティの強度はとても重要な要素に[…]
CPIの機能・サービス
共用サーバーでも一台にユーザーを詰め込まない設計
共用サーバーは一台のサーバーを他ユーザーと共有することで比較的安価にサーバーを利用できるサーバータイプです。
通常、共用サーバーの場合、他のユーザーとCPUやメモリを共有するため、他ユーザーのWebサイトにアクセスが急激に上昇した場合、こちらにWebサイトにも少なからず影響を受けてしまいます。
「CPIレンタルサーバー」では、共用サーバーでも一台のサーバーにユーザーを詰め込まない設計で運営されており、他ユーザーからの影響を緩和してくれます。
ウェブサーバーとメールサーバーを分離して負荷を緩和
通常のレンタルサーバーでは、1台のサーバーの中でWebサーバーとメールサーバーの領域を分けて管理されていますが、「CPIレンタルサーバー」では、Webサーバーとメールサーバーは別のサーバーに分離して設計されています。
これにより、Webサーバーに負荷が掛かった場合でも、メールサーバーには影響せず、安定して稼働させることが可能です。
大容量・高速ネットワーク回線による接続
KDDIグループが持つ高信頼データセンター設備は、大容量・高速ネットワーク回線による接続、安定性を重視したサーバー構成・運用と、一貫してビジネス用途に求められるサービス品質を追求されています。
サーバーの保守・運用は専門の技術スタッフが24時間365日体制で有人監視を行なっています。
自動バックアップ機能でいつでも安心
CPIが独自に開発した「アップロード」と「バックアップ」がワンクリックで可能になる「SmartRelease」により、簡単にバックアップと復元が可能になります。
「SmartRelease」は手動による操作のほかに、自動でウェブ領域(テスト、公開)、データベース領域のバックアップを取得しますので、バックアップの取得漏れを防いでくれます。
簡単インストール機能でWordPressも簡単インストール
WordPressをインストール作業は少し手間のかかる作業となりますが、「CPIレンタルサーバー」では、コントロールパネルから必要事項を記入するだけでインストールが完了されるCMSインストーラーが提供されています。
簡単にステージング(テスト)環境を構築
バックアップ機能でも紹介した「SmartRelease」は、テスト環境を標準搭載し、テストから公開へのファイルアップロードが簡単に実行することができます。
テストサイトと公開サイトが同一環境なので、より精度の高い検証が実施できますので、開発者としてもとてもありがたい機能となっています。
Webもメールも盤石なセキュリティ体制
WAF(WebApplicationFirewall)が無料でき、Webアプリケーションを不正アクセスから守ってくれます。有料オプションではありますが、マルウェアや、不正スクリプト埋め込みなどの危険なウェブサイトの改ざんを検知するマルウェア診断を利用可能です。
また、メールサーバーもウイルスチェックやスパムメールチェックでビジネスシーンで重要なセキュリティ情報を守ります。
シェアードプランの「SV-Basic」では、CPIブランドのサーバー証明書「CPI SSLサーバー証明書」が無料でき、Webサイトをセキュアに守ります。
法人利用に嬉しい24時間365日の電話サポート
メールサポートだけなく、24時間265日で対応してくれる電話サポートのオプションも用意されています。トラブル対応は緊急時対応では、電話の方がレスポンスが早く対応できるため、ビジネスシーンでは大変嬉しいサポートです。
CPIの惜しい点
ネット上に情報があまりない
「CPIレンタルサーバー」は法人向けレンタルサーバーのため、個人の方がネット上に記事を公開することはあまりありません。
そのため、操作や設定に関する疑問点などが出てきた時に、すぐにネット上で情報を収集することができません。
「CPIレンタルサーバー」では、オンライン操作マニュアルが用意されているため、そちらを確認するかサポートに連絡する対応となります。
料金はあくまで法人向け
法人向けレンタルサーバーのため、個人向け利用だとやや料金が高く感じるかもしれません。先述したとおり、共用サーバーでも1台のサーバーをゆとりを持って他ユーザーと共有しているため、その分コストは大きくなります。
安心と信頼のためのコストと捉えると、ある程度予算が組める個人もしくは法人での利用が望ましいでしょう。
CPIの口コミと評判
CPIさんは、法人向けサーバーとしての品質の良さは折り紙付きですが、それは確かに一般の方?には伝わりづらいかもしれませんね… #沈黙しない夜
— 阿部健一 | Kenichi Abe (@yonkero) September 30, 2020
まごのてで今使ってるサーバーCPIなんだけど、コスト高すぎるから年明けにサーバー変えようと思っています
どこがいいかな~?
FTP使えてファイルをわりと自由にいじれるところがいい…
CPIはセキュリティ高いけど自由度低くてつらい!— Luna🌙✨ (@Luna_Kotonoha) August 9, 2020
サーバーに難があった時の引っ越し先にいつもCPIを推すんやけど、結果大正解になったことしかない。今まで一度も外したことがない。
困った時のCPI、今回も某大手から乗り換えて表示速度体感100倍くらいになった。
もうほんとずっと好印象。好き。https://t.co/MGerm5UwRc— tokashiki (@tokashiki) November 11, 2020
CPIサーバーさん、最近利用開始しましたが
対応などよき。— YouKi🏃(19)🍀育児でリモートワークのwebディレクター (@youki_web) September 30, 2020
レンタルサーバーはCPIが安全
シェアードプラン(SV シリーズ)https://t.co/HNllr0snnb
マネージドプラン(CHM-Z シリーズ)https://t.co/5SWGQ45Qii
ハイブリッドプラン(CHP-S/CHV シリーズ)https://t.co/AzP8Pp7h6t— covo.1 (@covo_uno) September 17, 2020
サーバーで使用中のCPIに問い合わせたら、ビックリするくらい丁寧な返信メールが届いた。こういう心づかいはとても大事だなとしみじみ思うなど。
— Isobe Yusuke / Pair Factory Inc. (@yusuke_v) June 19, 2020
CPIレンタルサーバーが向いている方
- ワンランク上のスペックを求める中〜大規模サイト運営者
- 安心と信頼を重視したい法人利用
- セキュリティを重視したい法人利用
月10万PV以上あるWebサイトや画像や動画など容量の大きなコンテンツを配信しているWebサイトなど、より高品質なスペックを必要とするWebサイトの運営者にとって、CPIレンタルサーバはおすすめです。
また、KDDIならではの安心と信頼のサーバー運営実績は多くの法人利用に人気です。セキュリティや信頼性を重視したい法人利用を考えている方にもそすめです。
CPIの各プランを比較
プラン別料金比較
プラン | SV-Basic (シェアードプラン) | CHM-21Z (マネージド専用プラン) | CHM-22Z (マネージド専用プラン) | CHM-23Z (マネージド専用プラン) |
種別 | 共用 | マネージド専用 | マネージド専用 | マネージド専用 |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 0円 (12ヶ月契約の場合) | 92,000円 | 120,000円 | 140,000円 |
月額料金 | 3,800円〜 | 27,000円〜 | 37,000円〜 | 57,000円〜 |
プラン | CHP-21S (root権限付き専用プラン) | CHP-22S (root権限付き専用プラン) | CHP-23S (root権限付き専用プラン) | |
種別 | 専用 | 専用 | 専用 | |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 150,000円 | 150,000円 | 150,000円 | |
月額料金 | 20,000円〜 | 25,000円〜 | 37,000円〜 |
プラン別スペック比較
プラン | SV-Basic (シェアードプラン) | CHM-21Z (マネージド専用プラン) | CHM-22Z (マネージド専用プラン) | |
主契約 | マルチドメイン | |||
ディスク容量(SSD) | 300GB*1 | 100GB*1 (1ドメインごと) | 標準:480GB/ 最大:480GB | 標準:480GB/ 最大:2880GB |
転送量 | 無制限*2 | 無制限*2 | 無制限*2 | 無制限*2 |
コア数 | 非公開 | 8 | 16 | |
メモリ | 非公開 | 16GB | 16GB |
プラン | CHM-23Z (マネージド専用プラン) | CHP-21S (root権限付き専用プラン) | CHP-22S (root権限付き専用プラン) | CHP-23S (root権限付き専用プラン) |
ディスク容量(SSD) | 標準:480GB/ 最大:2880GB | 標準:480GB/ 最大:480GB | 標準:480GB/ 最大:2800GB | 標準:480GB/ 最大:2800GB |
---|---|---|---|---|
転送量 | 無制限*2 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
コア数 | 24コア | 8コア/16T | 16コア/32T | 24コア/48T |
メモリ | 32GB | 標準:16GB/ 最大:16GB | 標準:16GB/ 最大:64GB | 標準:32GB/ 最大:64GB |
*1 データベースはウェブサーバー領域に含まれます。
*2 共用サーバー、マネージド専用サーバーは、転送量の増加によって高負荷が発生し、ネットワークや利用しているサーバー全体に影響が発生している場合は運営側の判断で制限される場合があります。
レンタルサーバーを検討する際に、ストレージにSSD搭載とアピールされているサーバー を目にしたことがあると思います。ただ、そのSSDとは一体何なのか、従来のストレージはHDDが主流ですが、HDDとの違いは何なのかあまりよくわからない[…]
プラン別サポート比較
プラン | SV-Basic (シェアードプラン) | CHM-21Z (マネージド専用プラン) | CHM-22Z (マネージド専用プラン) | |
主契約 | マルチドメイン | |||
24時間365日 電話&メールサポート | 有料オプション | 非対応 | 有料オプション | 有料オプション |
メールサポート | ○ | ○ | ○ | ○ |
プラン | CHM-23Z (マネージド専用プラン) | CHP-21S (root権限付き専用プラン) | CHP-22S (root権限付き専用プラン) | CHP-23S (root権限付き専用プラン) |
24時間365日 電話&メールサポート | 有料オプション | 有料オプション | 有料オプション | 有料オプション |
---|---|---|---|---|
メールサポート | ○ | ○ | ○ | ○ |