「Factorio(ファクトリオ)」は工業シミュレーションゲームで、未開の惑星で自動化された工場を建設・運営します。
プレイヤーは資源の採掘、生産ラインの設計、ロボットの利用など、工場全体の最適化を目指します。
シングルプレイヤーやマルチプレイヤーで友達と連携して工場を発展させる楽しみがあります。
豊富なMODによってゲームのカスタマイズも可能。戦略的な思考と創造力が試される、中毒性のあるゲームです。
Factorioでマルチプレイサーバーを立てる方法
「Factorio」でマルチプレイする方法は以下の4つの方法があります。
- Factorioのホスト機能を使う
- 同じLANにいるプレイヤー同士で遊ぶ
- レンタルサーバー(VPS)にマルチサーバーを立てる
- 自前のPCにマルチプレイサーバーを立てる
それぞれメリットとデメリットがありますので、詳しく解説していきます。
Factorioのホスト機能を使う
Factorioにマルチプレイサーバーをホストする機能が用意されています。
メリット
最も簡単にマルチプレイをする方法がこの方法です。
こちらで一からサーバーを立てる必要がなく、Factorioがサーバーをホストする機能を提供してくれています。
デメリット
デメリットとしては、ホストプレイヤーはマルチプレイ中に抜け出すことができず、クライアント側はホストプレイヤーがいないとそのサーバーで遊ぶことができません。
最も手軽ですが、プレイ環境に制約がある方法です。
同じLANにいるプレイヤー同士で遊ぶ
家族や友人を自宅に呼ぶ場合など、端末が同じIPアドレスのネットワークにいる場合であれば、LAN接続で遊ぶことができます。
メリット
IPをグローバルに公開しなくても良いためセキュリティ的に安心です。
デメリット
ホストサーバーを一から立てる作業は必要ですので、ある程度ネットワークやサーバーの知識が必要になります。
レンタルサーバー(VPS)にマルチプレイサーバーを立てる
レンタルサーバーを借りて、そこにFactorioマルチサーバーを立てる方法です。
メリット
レンタルサーバーにマルチサーバーを立てれば24時間稼働できるため、ホストPCが起動していなくてもいつでも遊ぶことができます。
ハイスペックなサーバを手軽に利用できるので、プレイ環境としても最も快適でしょう。
ホストPCを常に起動させておく必要はありませんので、PCを消耗させることなく電気代もかかりません。
「Xserver for Game」や「ConoHa for GAME」であれば、「Factorio」のマルチサーバーを簡単に立てることができるテンプレートが用意されているので、初心者でも安心してサーバーを立てることができます。
デメリット
デメリットとしては、利用料金がかかってしまいます。
レンタルサーバーによってはキャンペーンが定期的に開催されていますので、うまく活用するとコストを抑えることできます。
自前のPCにマルチプレイサーバーを立てる
ホストとなるPCにマルチサーバーを立てる方法もあります。
メリット
ハイスペックなゲーミングPCを持っている方は別途レンタルサーバーを借りることなく、快適なプレイ環境で遊ぶことができます。
デメリット
サーバーを立てる作業は自分で一からセットアップする必要があります。
ネットワークやサーバーの知識が必要になりますので、慣れていない方にとっては難しいと感じるかもしれません。
また、ホストPCが起動していないと他のプレイヤーも遊ぶことができません。ホストPCの消耗や電気代も考慮する必要があるでしょう。
レンタルサーバーにFactorioのマルチプレイサーバーを立てる手順
では、実際にレンタルサーバーを使って、Factorioのマルチプレイサーバーを立てていきます。
今回はXserver for Gameを使用していきます。
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1. Xserver for Gameのアカウントを作成する
まずは、Xserver for Gameの公式サイトから申し込み手続きをします。
公式サイトの「今すぐお申し込み」をクリックしてください。

1-1. Xserverアカウントを作成する
Xserver関連サービスで使用するアカウントを作成します。
「すぐにスタート!新規お申込み」をクリックしてください。
※すでにXserverアカウントを持っている方は「ログイン」をクリックし、てください。

お客様情報を入力していきます。

入力が完了したら、「次へ進む」をクリックしてください。
続いて、本人認証のために確認コードがメールで送られます。

メールを確認して、コードを入力しましょう。

最後に入力内容を確認して、問題がなければ「この内容で登録しサーバー申し込みへ進む」をクリックします。

これでXserverアカウントの作成は完了です。
1-2. 申し込み内容を入力する
続いて、ゲームサーバーの申し込みをします。
必要項目を入力していきます。

任意のプランを選択できますが、FactorioのSteam公式ページに書かれている最低スペックはメモリ8GBとなっていますので、8GB前後のプランが望ましいと思います。

「イメージタイプ」は必ず「Factorio」にしておきます。
入力が完了したら、「お申し込み内容を確認する」をクリックしてください。
確認画面で申し込み内容を確認します。

問題がなければ、「お支払いへ進む」をクリックしてください。
1-3. 支払い方法を設定する
支払い設定を行います。
「クレジットカード」か「Paidy」を利用して「コンビニ振り込み」か「銀行振込」が行えます。
「クレジットカード」でお支払いの方が、更新時の支払い忘れが防止できるので、個人的にはおすすめです。
クレジットカードの情報を入力して、「決済画面へ進む」をクリックします。

設定内容を確認して、問題がなければ「確認画面へ進む」をクリックしてください。

内容を確認して、問題がなければ「支払いをする」をクリックしてください。
これで支払い設定は完了です。
2. 接続許可ポートの確認
開放しているポートの確認をします。
「ゲームサーバー管理」→「接続許可ポート設定」をクリックしてください。

デフォルトでFactorioのゲーム推奨設定が「ON」になっていると思います。
加えて、サーバーにログインするため、「SSH(22)」を「ON」にしてください。
これでポートの設定は完了です。
3. サーバーのIPアドレスを確認する
続いて、Factorio(ゲームクライアント)からサーバーに接続するためのIPアドレスを確認します。
ダッシュボードのトップページから「ゲームサーバー管理」をクリックしてください。

「サーバー情報」にある「IPアドレス」を確認してどこかに控えておいてください。

4. 立てたマルチサーバーにFactorio(Steam)から接続する
さっそくXserver for Gameに立てたFactorioサーバーにSteamから接続していきます。
Factorioを起動して、スタート画面の「マルチプレイ」をクリックしてください。

「アドレスに接続」をクリックします。

初めてプレイする場合はアカウント作成を求められます。
ユーザー名を入力して、「OK」をクリックしてください。
※すでに誰かに使用されているユーザー名は使えません。

先ほど確認したXserver for Gameに立てたFactorioサーバーのIPアドレスを入力します。
※ポートは入力しなくても大丈夫です。

無事にマルチサーバーに入ることができました。

Factorioのマルチプレイする際の注意点
Factorioでマルチプレイする際にいくつか注意点があります。
Factorioのバージョンを合わせる
ホストとゲストのFactorioのバージョンを一致させる必要があります。
例えば、ホストが1.1.87、ゲストが1.1.80のFactorioの場合、バージョンが合わずマルチプレイができません。
MODのバージョンも合わせる
MODのバージョンも合わせる必要がありますが、バージョン0.17からは自動で必要なMOD入れたり、無効にすることが出来るようになりましたので、手動で合わせる必要はなくなりました。
Factorioのマルチプレイの最大人数は?
マルチプレイ可能な人数に上限はありません。
ただ、人数が多くなればそれだけ求められるサーバーのスペックも高くなります。
Factorio公式ページにて、バージョン0.14時点で400人規模のマルチプレイ実績がリリースされています。
まとめ
今回はFactorio(ファクトリオ)のマルチプレイをする方法を紹介しました。
最も手軽なのはFactorioが提供しているマルチプレイ機能ですが、さらに快適に遊びたい方はレンタルサーバーを借りる方法がおすすめです。
中でもXserver for Gameであれば、テンプレート機能を利用してインストールできるため、初心者の方でもすぐにサーバーを立てることができます。
みなさんもマルチプレイでFactorioを楽しみましょう。