VPSでWindowsサーバーを構築し、手元の端末からアクセスできると便利ですよね。
macOS端末しか持っていない場合や手元のWindows PCにスペック不足を感じる場合でも、ハイスペックでセキュアなWindows環境が利用できるようになります。
Xserver for Windowsでは、リモートデスクトップが簡単に利用できるテンプレートが用意されています。
今回はそのXserver for Windowsを利用して、リモートデスクトップ接続する方法を紹介していきます。
Windows Server for Remote Desktopを申し込む
まずは、リモートデスクトップ用のテンプレート「Windows Server for Remote Desktop」を申し込んでいきます。
【2023年10月10日 12:00まで】利用料金が月額1,386円〜!利用料金最大30%OFFキャンペーン
Xserver for Windowsの公式サイトはこちらXserver for Windowsのトップページにある「申し込み」をクリックします。
すでにXserverアカウントを持っている方は「ログイン」を、持っていない方は「すぐにスタート!新規お申し込み」をクリックしてください。
申し込みフォームが表示されます。
お客様情報を入力する
Xserverアカウントを作成するために、お客様情報を入力します。
必要項目を入力しましょう。
入力が完了したら、「次へ進む」をクリックしてください。
続いて、本人認証のために確認コードがメールで送られてきます。
メールを確認して、コードを入力しましょう。
最後に入力内容を確認して、問題がなければ「この内容で登録しサーバー申し込みへ進む」をクリックします。
これでXserverアカウントの作成は完了です。
お申し込み内容を入力する
続いて、Windowsサーバーの申し込みをします。
最初に「Windowsサーバーのお申し込み」を選択しておきましょう。
プランは任意のメモリを選択してください。
「イメージタイプ」に「Windows Server for Remote Desktop」を選択します。
リモートデスクトップを利用するには、「リモートデスクトップ SAL」のライセンスが必要です。
ライセンスは使用する人数分必要なりますので、人数分のライセンス数を入力してください。
Administratorパスワードは後ほど必要になりますので、忘れないようにどこかに控えておきましょう。
入力が完了したら、「お申し込み内容を確認する」をクリックしてください。
確認画面で申し込み内容を確認します。
問題がなければ、「お支払いへ進む」をクリックしてください。
お支払い情報を入力する
支払い設定を行います。
「クレジットカード」か「Paidy」を利用して「コンビニ振り込み」か「銀行振込」が行えます。
「クレジットカード」でお支払いの方が、更新時の支払い忘れが防止できるので、個人的にはおすすめです。
クレジットカードの情報を入力して、「決済画面へ進む」をクリックします。
設定内容を確認して、問題がなければ「確認画面へ進む」をクリックしてください。
内容を確認して、問題がなければ「支払いをする」をクリックしてください。
これでサーバーの申し込みは完了です。
Windowsからリモートデスクトップ接続する
VPS管理からIPアドレスを確認
VPSパネルから「VPS管理」をクリックします。
「VPS情報」にある「IPアドレス」を確認してください。
手持ちのWindowsからリモートデスクトップ接続する
スタートボタンをクリックし、検索窓に「リモートデスクトップ接続」と入力してください。
「リモートデスクトップ接続」をクリックしてください。
「コンピューター(C)」に先ほど確認したIPアドレスを記入して、「接続」をクリックします。
資格情報を入力します。
「ユーザー名」に「Administrator」、「パスワード」に申し込み時に設定したパスワードを入力してください。
確認画面が表示されます。
今回は問題ありませんので、「このコンピューターへの接続について今後確認しない」にチェックし、「はい」ボタンをクリックしてください。
Windows Serverの画面が表示されました。
これで接続は完了です。
macOSからリモートデスクトップ接続する
VPS管理からIPアドレスを確認
VPSパネルから「VPS管理」をクリックします。
「VPS情報」にある「IPアドレス」を確認してください。
Microsoft Remote Desktopアプリをインストール
リモートデスクトップ接続するためのアプリケーションをインストールします。
「App Store」から「Microsoft Remote Desktop」をインストールしてください。
リモートデスクトップ接続する
インストールした「Microsoft Remote Desktop」を開きます。
アプリの使用状況を開発元に送信するか確認されます。どちらでも問題ありませんので、任意で選択してください。
カメラとマイクのアクセス権を設定します。
Windows Serverでカメラやマイクを使用する方は許可設定しておきましょう。
続いて、アプリにWindows Serverを登録します。
「Add PC」をクリックしてください。
「PC name」に先ほど確認したIPアドレスを入力、「User account」に「Add User Account…」を選択します。
ユーザー情報を入力します。
「Username」に「Administrator」、「Password」に申し込み時に設定したパスワードを入力してください。
入力内容を確認して、「Add」をクリックします。
アプリにWindows Serverが追加されました。
クリックしてください。
確認画面表示されます。「Continue」をクリックしてください。
Windows Serverのデスクトップ画面が表示されました。
これでリモートデスクトップ接続は完了です。
iPhoneからリモートデスクトップ接続する
VPS管理からIPアドレスを確認
VPSパネルから「VPS管理」をクリックします。
「VPS情報」にある「IPアドレス」を確認してください。
Microsoft Remote Desktopアプリをインストール
リモートデスクトップ接続するためのアプリケーションをインストールします。
「App Store」から「Microsoft Remote Desktop」をインストールしてください。
リモートデスクトップ接続する
インストールした「RD Client」アプリを開いてください。
下部にある「+」→「PCの追加」をタップします。
「PC名」をタップしてください。
先ほど確認したIPアドレスを入力して、「<」の戻るボタンをタップします。
「ユーザーアカウント」をタップしてください。
「ユーザーアカウントの追加」をタップします。
「Username」に「Administrator」、「Password」に申し込み時に設定したパスワードを入力し、「保存」をタップしてください。
アプリにWindows Serverが追加されました。
クリックしてください。
Windows Serverのデスクトップ画面が表示されました。
これでリモートデスクトップ接続は完了です。
まとめ
今回はXserver for Windowsを使って、リモートデスクトップ接続する方法を紹介しました。
Windows端末からはもちろん、macOSやiPhoneからも接続可能です。
VPSを使ってWindows環境を構築することで、いつでもどこでもWindowsにアクセスすることができ、セキュリティ対策もホスティング会社に任せることができます。
officeアプリやFXの自動売買システムの「MT4/5」の利用、開発環境としてなど、さまざまな用途で活用することができます。
Windows環境をリモートデスクトップ接続する方法が知りたい方の参考になればと思います。