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今回は「Xserver for Windows」を利用してMT4・MT5をインストールする方法を紹介します。
Xserver for Windowsでは、MT4・MT5の利用に必要なリモートデスクトップ接続が簡単に行えるテンプレートが用意されていますので、サーバー構築が不慣れな方でも簡単にサーバーを立てることができます。
Windows端末、macOSともに紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Xserver for WindowにMT4・MT5を利用する手順
Xserver for WindowでMT4・MT5を利用する手順は以下の通りです。
- Xserver for Windowsを申し込む
- 手元の端末からVPSにリモートデスクトップ接続する
- MT4・MT5をダウンロード・インストールする
Xserver for WindowsでMT4・MT5を利用する際にかかる費用
Xserver for WindowsでMT4・MT5を利用する際にかかる費用も整理しておきます。
Xserver for Windowsは初期費用が無料のため、費用が必要なものはVPSの月額利用料金とリモートデスクトップ接続のライセンス料金のみです。
リモートデスクトップ接続のライセンスをすでに持っている方は、改めて購入する必要はありません。
- VPSの月額利用料
- リモートデスクトップ接続のライセンス料(SAL)
Xserver for Windowsを申し込む
まずは、リモートデスクトップ用のテンプレート「Windows Server for Remote Desktop」を申し込んでいきます。
Xserver for Windowsのトップページにある「申し込み」をクリックします。
![Xserver for Windowsのお申し込みボタン](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/xserver_for_windows_apply_button.png)
すでにXserverアカウントを持っている方は「ログイン」を、持っていない方は「すぐにスタート!新規お申し込み」をクリックしてください。
![お申し込みフォームの選択ボタン](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/02/xserver_vps_apply02.png)
申し込みフォームが表示されます。
お客様情報を入力する
Xserverアカウントを作成するために、お客様情報を入力します。
必要項目を入力しましょう。
![お客様情報の入力画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/02/xserver_vps_account_create.png)
入力が完了したら、「次へ進む」をクリックしてください。
続いて、本人認証のために確認コードがメールで送られてきます。
![メールに届いた確認コード](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/02/xserver_account_confirm_email.jpg)
メールを確認して、コードを入力しましょう。
![確認コードの入力画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/02/xserver_account_confirm_code.png)
最後に入力内容を確認して、問題がなければ「この内容で登録しサーバー申し込みへ進む」をクリックします。
![Xserverアカウントの確認画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/02/xserver_account_confirm.png)
これでXserverアカウントの作成は完了です。
お申し込み内容を入力する
続いて、Windowsサーバーの申し込みをします。
最初に「Windowsサーバーのお申し込み」を選択しておきましょう。
プランは任意のメモリを選択してください。
![スペック選択画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/xserver_for_windows_apply_select_plan.png)
「イメージタイプ」に「Windows Server for Remote Desktop」を選択します。
![イメージタイプ選択画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/xserver_for_windows_apply_select_image.png)
リモートデスクトップを利用するには、「リモートデスクトップ SAL」のライセンスが必要です。
ライセンスは使用する人数分必要なりますので、人数分のライセンス数を入力してください。
![リモートデスクトップのライセンス申し込み画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/xserver_for_windows_apply_license.png)
入力が完了したら、「お申し込み内容を確認する」をクリックしてください。
確認画面で申し込み内容を確認します。
問題がなければ、「お支払いへ進む」をクリックしてください。
お支払い情報を入力する
支払い設定を行います。
「クレジットカード」か「Paidy」を利用して「コンビニ振り込み」か「銀行振込」が行えます。
「クレジットカード」でお支払いの方が、更新時の支払い忘れが防止できるので、個人的にはおすすめです。
クレジットカードの情報を入力して、「決済画面へ進む」をクリックします。
![決済方法の選択画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/02/xserver_vps_payment.jpg)
設定内容を確認して、問題がなければ「確認画面へ進む」をクリックしてください。
![決済手段の選択画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/xserver_for_windows_select_payment.png)
内容を確認して、問題がなければ「支払いをする」をクリックしてください。
![クレジットカードの入力画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/xserver_vps_payment_confirm.png)
これでサーバーの申し込みは完了です。
手元の端末からVPSにリモートデスクトップ接続する
Windowsからリモートデスクトップ接続する
VPS管理からIPアドレスを確認
VPSパネルから「VPS管理」をクリックします。
![VPS管理ボタン](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/xserver_for_windows_vps_management_button.png)
「VPS情報」にある「IPアドレス」を確認してください。
![IPアドレス](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/xserver_for_windows_ip_address-scaled.jpg)
手持ちのWindowsからリモートデスクトップ接続する
スタートボタンをクリックし、検索窓に「リモートデスクトップ接続」と入力してください。
![Windowsのスタートボタン](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/windows_start_button.jpg)
「リモートデスクトップ接続」をクリックしてください。
![リモートデスクトップ接続アプリアイコン](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/windows_remote_desktop_apply.jpg)
「コンピューター(C)」に先ほど確認したIPアドレスを記入して、「接続」をクリックします。
![IPアドレスの入力画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/windows_remote_desktop_connect_ipaddress.jpg)
資格情報を入力します。
「ユーザー名」に「Administrator」、「パスワード」に申し込み時に設定したパスワードを入力してください。
![資格情報の入力画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/windows_remote_desktop_user_account.jpg)
確認画面が表示されます。
今回は問題ありませんので、「このコンピューターへの接続について今後確認しない」にチェックし、「はい」ボタンをクリックしてください。
![コンピュータの信頼性チェック画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/windows_remote_desktop_alert.png)
Windows Serverの画面が表示されました。
![Windows Serverのデスクトップ画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/windows_remote_desktop_connect_success.png)
これで接続は完了です。
macOSからリモートデスクトップ接続する
VPS管理からIPアドレスを確認
VPSパネルから「VPS管理」をクリックします。
![VPS管理ボタン](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/xserver_for_windows_vps_management_button.png)
「VPS情報」にある「IPアドレス」を確認してください。
![IPアドレス](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/xserver_for_windows_ip_address-scaled.jpg)
Microsoft Remote Desktopアプリをインストール
リモートデスクトップ接続するためのアプリケーションをインストールします。
「App Store」から「Microsoft Remote Desktop」をインストールしてください。
![App Storeの検索画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/mac_remote_desktop_apply.jpg)
リモートデスクトップ接続する
インストールした「Microsoft Remote Desktop」を開きます。
アプリの使用状況を開発元に送信するか確認されます。どちらでも問題ありませんので、任意で選択してください。
![利用状況の許可設定画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/mac_remote_desktop_setup.jpg)
カメラとマイクのアクセス権を設定します。
Windows Serverでカメラやマイクを使用する方は許可設定しておきましょう。
![カメラとマイクのアクセス許可設定画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/mac_remote_desktop_microphone_access_right.jpg)
続いて、アプリにWindows Serverを登録します。
「Add PC」をクリックしてください。
![リモートデスクトップのAdd PCボタン](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/mac_remote_desktop_add_pc.png)
「PC name」に先ほど確認したIPアドレスを入力、「User account」に「Add User Account…」を選択します。
![IPアドレスとユーザー情報入力画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/mac_remote_desktop_user_account.jpg)
ユーザー情報を入力します。
「Username」に「Administrator」、「Password」に申し込み時に設定したパスワードを入力してください。
![ユーザー情報の入力画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/mac_remote_desktop_user_account_input.png)
入力内容を確認して、「Add」をクリックします。
![PC追加のAddボタン](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/mac_remote_desktop_pc_add.jpg)
アプリにWindows Serverが追加されました。
クリックしてください。
![登録したPC一覧](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/mac_remote_desktop_pc_list.png)
確認画面表示されます。「Continue」をクリックしてください。
![接続確認画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/mac_remote_desktop_connect_alert.png)
Windows Serverのデスクトップ画面が表示されました。
![Windows Serverのデスクトップ画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/06/windows_remote_desktop_connect_success.png)
これでリモートデスクトップ接続は完了です。
Xserver for WindowsにMT4・MT5をダウンロード・インストールする
ここまでの作業でMT4・MT5をインストールする準備ができました。
さっそくインストールしていきましょう。
リモートデスクトップ接続でログインしたVPSからGoogle Chromeを開きます。
![Xserver for WindowsにインストールしたGoogle Chromeのアイコン](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/07/xserver_for_windows_chrome.jpg)
今回はXMTradingのMT4を使用しますが、お使いのFX証券会社のMT4をダウンロードしてください。
XMTradingのMT4は以下のURLからダウンロードできます。
https://www.xmtrading.com/jp/platforms
MT4・MT5どちらも選択できますので、任意のMeta Traderを選択してください。
今回はMT4の「PC対応MT4」を選択します。
![PC対応MT4ボタン](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/07/xmtrading_mt4_pc.jpg)
続いて、「ダウンロード」をクリックします。
![MT4のダウンロードボタン](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/07/xmtrading_mt4_download_button.png)
ダウンロードファイル(MT4のインストーラ)を開いてください。
![MT4のダウンロードファイル](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/07/xmtrading_mt4_download_file.png)
同意書を読み、「次へ」をクリックしてください。
![同意画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/07/xmtrading_mt4_term_agree.jpg)
自動的にMT4のインストールが始まりますので、しばらく待ちましょう。
![ダウンロード中の画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/07/xtrading_mt4_downloading.png)
インストールが完了したら、取引サーバーを選択してください。
![サーバー選択画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/07/xmtrading_server_select.png)
最後にアカウント情報を入力して、インストールは完了です。
![ユーザー情報の入力画面](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2023/07/xmtrading_user_info.png)
まとめ
Xserver for WindowsにMT4・MT5をインストールして、FX自動売買を行なってみました。
Xserver for Windowsはリモートデスクトップ用のテンプレートが用意されているので、申し込みからMT4のインストール準備までワンストップでサーバーを立てることができました。
VPSを利用するとセキュリティ対策も安心ですね。