今回は「Xserver for Windows」を利用してMT4・MT5をインストールする方法を紹介します。
Xserver for Windowsでは、MT4・MT5の利用に必要なリモートデスクトップ接続が簡単に行えるテンプレートが用意されていますので、サーバー構築が不慣れな方でも簡単にサーバーを立てることができます。
Windows端末、macOSともに紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Xserver for WindowにMT4・MT5を利用する手順
Xserver for WindowでMT4・MT5を利用する手順は以下の通りです。
- Xserver for Windowsを申し込む
- 手元の端末からVPSにリモートデスクトップ接続する
- MT4・MT5をダウンロード・インストールする
Xserver for WindowsでMT4・MT5を利用する際にかかる費用
Xserver for WindowsでMT4・MT5を利用する際にかかる費用も整理しておきます。
Xserver for Windowsは初期費用が無料のため、費用が必要なものはVPSの月額利用料金とリモートデスクトップ接続のライセンス料金のみです。
リモートデスクトップ接続のライセンスをすでに持っている方は、改めて購入する必要はありません。
- VPSの月額利用料
- リモートデスクトップ接続のライセンス料(SAL)
Xserver for Windowsを申し込む
まずは、リモートデスクトップ用のテンプレート「Windows Server for Remote Desktop」を申し込んでいきます。
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Xserver for Windowsの公式サイトはこちらXserver for Windowsのトップページにある「申し込み」をクリックします。
すでにXserverアカウントを持っている方は「ログイン」を、持っていない方は「すぐにスタート!新規お申し込み」をクリックしてください。
申し込みフォームが表示されます。
お客様情報を入力する
Xserverアカウントを作成するために、お客様情報を入力します。
必要項目を入力しましょう。
入力が完了したら、「次へ進む」をクリックしてください。
続いて、本人認証のために確認コードがメールで送られてきます。
メールを確認して、コードを入力しましょう。
最後に入力内容を確認して、問題がなければ「この内容で登録しサーバー申し込みへ進む」をクリックします。
これでXserverアカウントの作成は完了です。
お申し込み内容を入力する
続いて、Windowsサーバーの申し込みをします。
最初に「Windowsサーバーのお申し込み」を選択しておきましょう。
プランは任意のメモリを選択してください。
「イメージタイプ」に「Windows Server for Remote Desktop」を選択します。
リモートデスクトップを利用するには、「リモートデスクトップ SAL」のライセンスが必要です。
ライセンスは使用する人数分必要なりますので、人数分のライセンス数を入力してください。
Administratorパスワードは後ほど必要になりますので、忘れないようにどこかに控えておきましょう。
入力が完了したら、「お申し込み内容を確認する」をクリックしてください。
確認画面で申し込み内容を確認します。
問題がなければ、「お支払いへ進む」をクリックしてください。
お支払い情報を入力する
支払い設定を行います。
「クレジットカード」か「Paidy」を利用して「コンビニ振り込み」か「銀行振込」が行えます。
「クレジットカード」でお支払いの方が、更新時の支払い忘れが防止できるので、個人的にはおすすめです。
クレジットカードの情報を入力して、「決済画面へ進む」をクリックします。
設定内容を確認して、問題がなければ「確認画面へ進む」をクリックしてください。
内容を確認して、問題がなければ「支払いをする」をクリックしてください。
これでサーバーの申し込みは完了です。
手元の端末からVPSにリモートデスクトップ接続する
Windowsからリモートデスクトップ接続する
VPS管理からIPアドレスを確認
VPSパネルから「VPS管理」をクリックします。
「VPS情報」にある「IPアドレス」を確認してください。
手持ちのWindowsからリモートデスクトップ接続する
スタートボタンをクリックし、検索窓に「リモートデスクトップ接続」と入力してください。
「リモートデスクトップ接続」をクリックしてください。
「コンピューター(C)」に先ほど確認したIPアドレスを記入して、「接続」をクリックします。
資格情報を入力します。
「ユーザー名」に「Administrator」、「パスワード」に申し込み時に設定したパスワードを入力してください。
確認画面が表示されます。
今回は問題ありませんので、「このコンピューターへの接続について今後確認しない」にチェックし、「はい」ボタンをクリックしてください。
Windows Serverの画面が表示されました。
これで接続は完了です。
macOSからリモートデスクトップ接続する
VPS管理からIPアドレスを確認
VPSパネルから「VPS管理」をクリックします。
「VPS情報」にある「IPアドレス」を確認してください。
Microsoft Remote Desktopアプリをインストール
リモートデスクトップ接続するためのアプリケーションをインストールします。
「App Store」から「Microsoft Remote Desktop」をインストールしてください。
リモートデスクトップ接続する
インストールした「Microsoft Remote Desktop」を開きます。
アプリの使用状況を開発元に送信するか確認されます。どちらでも問題ありませんので、任意で選択してください。
カメラとマイクのアクセス権を設定します。
Windows Serverでカメラやマイクを使用する方は許可設定しておきましょう。
続いて、アプリにWindows Serverを登録します。
「Add PC」をクリックしてください。
「PC name」に先ほど確認したIPアドレスを入力、「User account」に「Add User Account…」を選択します。
ユーザー情報を入力します。
「Username」に「Administrator」、「Password」に申し込み時に設定したパスワードを入力してください。
入力内容を確認して、「Add」をクリックします。
アプリにWindows Serverが追加されました。
クリックしてください。
確認画面表示されます。「Continue」をクリックしてください。
Windows Serverのデスクトップ画面が表示されました。
これでリモートデスクトップ接続は完了です。
Xserver for WindowsにMT4・MT5をダウンロード・インストールする
ここまでの作業でMT4・MT5をインストールする準備ができました。
さっそくインストールしていきましょう。
リモートデスクトップ接続でログインしたVPSからGoogle Chromeを開きます。
今回はXMTradingのMT4を使用しますが、お使いのFX証券会社のMT4をダウンロードしてください。
XMTradingのMT4は以下のURLからダウンロードできます。
https://www.xmtrading.com/jp/platforms
MT4・MT5どちらも選択できますので、任意のMeta Traderを選択してください。
今回はMT4の「PC対応MT4」を選択します。
続いて、「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードファイル(MT4のインストーラ)を開いてください。
同意書を読み、「次へ」をクリックしてください。
自動的にMT4のインストールが始まりますので、しばらく待ちましょう。
インストールが完了したら、取引サーバーを選択してください。
最後にアカウント情報を入力して、インストールは完了です。
まとめ
Xserver for WindowsにMT4・MT5をインストールして、FX自動売買を行なってみました。
Xserver for Windowsはリモートデスクトップ用のテンプレートが用意されているので、申し込みからMT4のインストール準備までワンストップでサーバーを立てることができました。
VPSを利用するとセキュリティ対策も安心ですね。