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「Valheim」は、スウェーデンのゲーム開発会社であるCoffee Stain Studiosが制作したオープンワールドのサバイバルゲームです。
このゲームの主な目的は、北欧の神話にインスパイアされた架空のヴァイキングの世界で生き抜くことです。
プレイヤーは建築やクラフトを通じて拠点を築き、装備や武器を強化しながら、クリーチャーやボスと戦い、世界を探索します。
また、美麗な2Dグラフィックと、ゲーム内の時間経過や気象条件の変化など、リアルな要素を盛り込んでいるのも魅力です。
Valheimのマルチプレイサーバーとは?
「Valheim」のマルチプレイサーバーは、最大10人までのプレイヤーが協力プレイするためのオンライン環境です。
友達と共にヴァイキングの世界を探索し、ボス戦や建築プロジェクトに協力し、共に成長できます。
最大限の戦力を結集してモンスターや難題に立ち向かう楽しさがあります。
今回はそのマルチプレイサーバーの立て方を具体的な手順と共に解説していきます。
Valheimのマルチプレイサーバーを立てる4つの方法
Valheimのマルチプレイサーバーを立てるには以下の4つの方法があります。
- レンタルサーバー(VPS)を利用する
- Steamのマルチプレイ機能を利用する
- 自分のPC内にサーバーを立てる
- 野良サーバーに入る
レンタルサーバー(VPS)を利用する

レンタルサーバーを借りて、マルチプレイサーバーを立てる方法です。
24時間常時稼働させることができるので、いつでも好きなタイミングでマルチプレイをすることができます。
自宅PCにサーバーを立てる方法と比べて、常時稼働させてもPCを消耗させることがありません。
「Xserver for Game」や「ConoHa for GAME」であれば、「Valheim」のマルチサーバーを簡単に立てることができるテンプレートが用意されているので、初心者でも安心してサーバーを立てることができます。
Valheim(ヴァルヘイム)のマルチプレイにおすすめレンタルサーバー3選
VPS | 月額(税込) | 総合評価 | 公式サイト |
Xserver for Game | 830円~ | 4.5 | https://game.xserver.ne.jp/ |
---|---|---|---|
ConoHa for GAME | 2,033円~ | 4.25 | https://www.conoha.jp/game/ |
シン・VPS | 820円~ | 4.15 | https://www.shin-vps.jp/ |
KAGOYA CLOUD VPS | 979円~ | 4.0 | https://www.kagoya.jp/ad/game/ |
Steamのマルチプレイ機能を利用する
Steamアカウントでフレンドになり、ホストが立てたサーバーにフレンドを招待する方法です。
サーバー構築作業が不要なので手軽に始めることができます。
常設サーバーではないので、ホスト側がゲームを離れるとフレンドも遊べなくなってしまいます。
手軽にサクッと遊びたい方におすすめの方法です。
自宅PCにサーバーを立てる
自分で所有しているPCをサーバーにする方法です。
レンタルサーバーと比べて、ランニングコストが電気代のみのため、ハイスペックなPCを持っている方にはコスパが良い方法です。
ただ、サーバーを立てる作業の難易度が高く、サーバーやネットワークの知識が必要になってきますし、セキュリティにも気を配る必要があります。
24時間PCを起動しておけば常設サーバーとして運用できますが、その分PCを消耗してしまう点に注意しましょう。
野良サーバー(コミュニティサーバー)に入る
他者が公開しているサーバーに参加する方法です。
手軽に遊べる方法ではありますが、不特定多数のプレイヤーが参加しているため、荒らしが起きたりとストレスに感じるケースも少なくありません。
Valheimのマルチサーバーを立てる手順
では、実際にレンタルサーバーを使って、Valheimのマルチプレイサーバーを立てていきます。
今回はXserver for Gameを使用していきます。
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1. Xserver for Gameのアカウントを作成する
まずは、Xserver for Gameの公式サイトから申し込み手続きをします。
公式サイトの「今すぐお申し込み」をクリックしてください。

1-1. Xserverアカウントを作成する
Xserver関連サービスで使用するアカウントを作成します。
「すぐにスタート!新規お申込み」をクリックしてください。
※すでにXserverアカウントを持っている方は「ログイン」をクリックし、てください。

お客様情報を入力していきます。

入力が完了したら、「次へ進む」をクリックしてください。
続いて、本人認証のために確認コードがメールで送られます。

メールを確認して、コードを入力しましょう。

最後に入力内容を確認して、問題がなければ「この内容で登録しサーバー申し込みへ進む」をクリックします。

これでXserverアカウントの作成は完了です。
1-2. 申し込み内容を入力する
続いて、ゲームサーバーの申し込みをします。
必要項目を入力していきます。

任意のプランを選択できますが、ValheimのSteam公式ページに書かれている最低スペックはメモリ8GBとなっていますので、8GB前後のプランが望ましいと思います。
ただ、非公式Wikiにはメモリ4GBでも問題ないことが書かれていましたので、個人的には最初はよりコストを抑えて4GBから始め、動作が気になり出したらプランを上げれば良いかなと思います。

「イメージタイプ」は必ず「Valheim」にしておきます。
入力が完了したら、「お申し込み内容を確認する」をクリックしてください。
確認画面で申し込み内容を確認します。

問題がなければ、「お支払いへ進む」をクリックしてください。
1-3. 支払い方法を設定する
支払い設定を行います。
「クレジットカード」か「Paidy」を利用して「コンビニ振り込み」か「銀行振込」が行えます。
「クレジットカード」でお支払いの方が、更新時の支払い忘れが防止できるので、個人的にはおすすめです。
クレジットカードの情報を入力して、「決済画面へ進む」をクリックします。

設定内容を確認して、問題がなければ「確認画面へ進む」をクリックしてください。

内容を確認して、問題がなければ「支払いをする」をクリックしてください。
これで支払い設定は完了です。
2. サーバーのIPアドレスを確認する
続いて、Valheim(ゲームクライアント)からサーバーに接続するためのIPアドレスを確認します。
ダッシュボードのトップページから「ゲームサーバー管理」をクリックしてください。

「サーバー情報」にある「IPアドレス」を確認してどこかに控えておいてください。

IPアドレスが確認できたら、SSH接続でサーバーにログインします。
Xserver for Gameに用意されているコンソールを使用しても良いですが、コピペが使えないので今回はSSHクライアントソフトの「Tera Term」を使用します。
以下のリンクからTera Termのインストーラーをダウンロードします。
https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/releases/74780
「teraterm-4.106.exe」をクリックしてください。
(数字はバージョンによって変わります。)
ダウンロードされたファイルをダブルクリックしてください。
言語や各種設定はデフォルトのままで問題ありません。
インストールが完了したら、「今すぐTera Termを実行する」にチェックを入れて、「完了」をクリックしてください。
そのまま、VPSにSSH接続してしまいましょう。
「Tera Term」を起動したら「ホスト」に先ほど確認したIPアドレスを入力します。
その他の設定はデフォルトのままで問題ありません。

※接続できない場合
うまく接続ができない場合、SSH接続のポートが解放されていない可能性があります。
Xserver for Gameの「ゲームサーバー管理」→「接続許可ポート設定」を開いて、「SSH(22)」の許可が「ON」になっているか確認してみてください。

続いて、「ユーザー名」に「root」、「パスフレーズ」にサーバー申し込み時に設定したrootパスワードを入力してください。

無事にサーバーに接続ができると、サーバー情報が表示されます。

下部にある「Server IP Address(IPアドレス)」と「Valheim Server Join Password(パスワード)」はValheimからサーバーへの接続時に必要になりますので忘れないように控えておいてください。

これでIPアドレスの確認は完了です。
4. 立てたマルチサーバーにValheimから参加する
いよいよXserver for Gameに立てたValheimサーバーにSteamから接続していきます。
Valheimを起動して、「STARTGAME(ゲーム開始)」をクリックしてください。
キャラクターを選択して、「Start(スタート)」をクリックします。
※キャラクターをまだ作成していない方は先に作成しましょう。
今回はマルチプレイなので、「Join server(ゲーム参加)」をクリック、「Add server(サーバーを追加)」をクリックしてください。
IPアドレスの入力フォームが表示されます。先ほど確認したサーバーのIPアドレスを入力してください。
これで先ほど立ち上げたサーバーがリストに追加されます。サーバーを選択して、「Connect(接続)」をクリックしてください。
先ほどコンソールで確認したサーバーのパスワードを入力します。
無事に接続できると、ゲームのローディング画面が表示されます。
無事にマルチプレイサーバーに参加することができました。
Valheimのサーバーに入れない?
サーバーに入れない場合、IPアドレスとパスワードに間違いがないか確認してみてください。
また、立てたサーバーがダウンしている可能性もあります。
VPSの管理画面に入って、サーバーが「起動中」になっているか確認してみてください。
Xserver for Gameの場合、「ゲームサーバー管理」をクリックするとサーバーの稼働状況を確認することができます。
起動中の場合でも、VPSそのものに障害が起きている可能性もあります。
ホスティングサービスの公式サイトのリリース情報やSNSをチェックしてみましょう。
立てたサーバーを別のサーバーに移行することはできる?
すでに別のVPSや自宅PCでValheimをプレイしている方は、ワールドデータを移行することもできます。
詳しい移行方法は以下のページで解説しています。
Valheimでクロスプレイをする方法は?
ValheimではPC(Steam)版の他にXbox版とMicrosoft Store PC版がリリースされています。
これらのプラットフォーム間でのクロスプレイにも対応しています。
ホストとなるサーバーはクロスプレイオプションを設定することで、他のプラットフォームから参加が許可される仕組みになっています。
プレイヤーホストと常設サーバーのどっちが良い?
自分もしくはフレンドがホストとなってサーバーを構築する”プレイヤーホスト”と別途用意したサーバーに立てた”常設サーバー”では、それぞれ一長一短がありますが、プレイ環境の快適さでは、圧倒的に常設サーバーです。
プレイヤーホストでは、ホストがいない間はゲストも遊ぶことができませんが、常設サーバーでは、文字通り24時間稼働していますので、いつでも好きなだけ楽しむことができます。
Valheimのマルチプレイは無料サーバーでも良い?
以前は「ScalaCube」という無料のValheim専用サーバーがありましたが、現在では提供が終了しています。
月額料金をかけずに遊ぶには自宅PCにValheimサーバーを立てるか野良サーバーに入りましょう。
マルチサーバーに必要なスペックは?
Steam公式ページには以下のように表記されています。
最低要件 | 推奨要件 | |
プロセッサー | 2.6 GHz Dual Core or similar | i5 3GHz or Ryzen 5 3GHz |
---|---|---|
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィック | GeForce GTX 950 or Radeon HD 7970 | GeForce GTX 1060 or Radeon RX 580 |
ストレージ | 1 GB の空き容量 | 1 GB の空き容量 |
ただ、Valheimの非公式Wikiには、ホスティングサーバーの最小スペックがメモリ4GB、推奨6GBと表記されており、Steam掲載よりやや低スペックでも動作可能とされています。
結論、確実に快適にプレイしたいのであれば、Steam公式ページに則り、プレイ環境よりも低コストを優先したいのあれば、メモリ4GB前後で始めるのもありだと思います。
まとめ
今回は2021年にアーリーアクセス版がリリースされてからおよそ2ヵ月で販売本数700万本以上を売り上げた「Valheim」をマルチプレイで遊ぶ方法を紹介しました。
改めてまとめると、
- より快適に遊びたい方・・・VPSにマルチプレイサーバーを立てる
- 手軽にコストをかけずに遊びたい方・・・Steamマルチ機能orコミュニティサーバーに入る
- 快適に遊びたい方でPCやネットワークの知識が深い方・・・自宅PCにマルチサーバーを立てる
それぞれのメリットやデメリットは記事中に詳しく書いていますので、見逃した方は遡ってみてくださいね。