マイクラのプラグインサーバーを立ててマルチプレイする方法!環境設定方法も丁寧に解説【Paper】

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「マイクラでプラグインサーバーを立てて遊びたいけど、やり方がさっぱりわからない…」そんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、マインクラフトのプラグインサーバーの立て方を初心者にもわかりやすく丁寧に解説していきます。

プラグインサーバーとは?やプラグインサーバーの種類などマインクラフトの基礎知識も解説しているので、より理解を深めて、マイクラをさらに楽しみたいという方はぜひ見ていってください。

目次

マイクラサーバーの種類

マイクラサーバーの種類
マイクラサーバーの種類

マインクラフトでマルチプレイを楽しむためには、サーバーを立てる必要があります。サーバーにはバニラサーバー(通常盤)の他にもさまざまな種類があり、それぞれ特徴や用途が異なります。

以下の表に、主なサーバーの種類とその特徴をまとめました。

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サーバーの種類説明特徴サーバータイプ
バニラサーバー公式が提供する基本的なサーバー。MODやプラグインの導入はできません。安定性が高く、最新バージョンに対応するのが早い。バニラ
ForgeサーバーMODの導入を目的としたサーバー。多くのMODに対応しています。豊富なMODでゲーム体験を拡張可能。MODサーバー
Fabricサーバー軽量で高速なMODローダーを使用したサーバー。新しいバージョンへの対応が早い。軽量で最新バージョンに迅速に対応。MODサーバー
Spigotサーバープラグインの導入を目的としたサーバー。サーバーの機能拡張や管理に適しています。プラグインによる多彩な機能追加が可能。プラグインサーバー
PaperサーバーSpigotをベースに最適化されたサーバー。パフォーマンスが向上しています。高速で効率的なサーバー運営が可能。プラグインサーバー

これらのサーバーは、マインクラフトのプレイスタイルに合わせて選ぶことができます。

MODとプラグインの違い

MODサーバーとプラグインサーバーは、どちらもマインクラフトに新しい機能を追加できるサーバーですが、使い方やできることに違いがあります。

MODサーバーは、ゲーム本体の仕組みを変更したり、新しいアイテム・モンスター・システムなどを追加したりできるのが特徴です。たとえば「工業MOD」や「魔法MOD」など、ゲームそのものを大きく変えるような拡張が可能です。

ただし、参加するプレイヤーも同じMODをインストールする必要があります。

一方、プラグインサーバーは、SpigotやPaperといった専用サーバーソフトを使って、チャット管理やミニゲーム機能、経済システムなどを追加する形式です。

こちらはプレイヤー側にインストール作業が不要で、誰でも簡単に参加できます。

導入の手軽さではプラグインサーバー、自由度や拡張性ではMODサーバーが優れています。用途に応じて選ぶことが重要です。

プラグインサーバーとは?

Minecraftのプラグインサーバーとは?
Minecraftのプラグインサーバーとは?

プラグインサーバーは、サーバー側に機能拡張のプログラム(プラグイン)を追加してマインクラフトのプレイ体験を大幅にカスタマイズできるサーバーです。たとえば、以下のような機能を追加できます。

  • 荒らし対策の保護機能
  • 経済システム(ショップや通貨)
  • テレポートやホーム設定
  • PvPやミニゲーム機能
  • 自動バックアップやログ機能

これらはクライアントにMODをインストールする必要がなく、プレイヤーは通常のマインクラフト(Java版)さえあれば参加可能という点が魅力です。

Spigot / Paper / Purpurの違い

プラグインサーバーは主に以下の3つの派生バージョンが使われます。

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項目SpigotPaperPurpur
概要Bukkitの後継Spigotの上位互換Paperのさらに上位互換
特徴プラグイン互換性が高いパフォーマンス最適化が豊富ゲームプレイの細かな設定が可能
安定性高い非常に高い安定性はPaperに準ずる
導入難易度やや易しい易しいやや難しい(高度な設定が可能)
カスタマイズ性中程度高い非常に高い

Spigot:定番のプラグインサーバー基盤

Spigotは、最も広く使われているプラグイン対応サーバーです。Bukkitの後継として開発され、Bukkit向けのプラグインも多数そのまま利用できます。

「まずはプラグインサーバーを立ててみたい」「情報が多いほうが安心」という初心者の方におすすめです。

メリットデメリット
動作が安定しており、プラグインの対応数が非常に多い。最適化や機能面ではPaperやPurpurに比べて劣ることも。

Paper:最適化されたSpigotの上位互換

PaperはSpigotをベースにしたパフォーマンス向上版で、処理の効率化・バグ修正・独自のAPI拡張などが施されています。

「複数人で快適に遊びたい」「サーバーの動作を軽くしたい」という初〜上級者におすすめです。

メリットデメリット
大人数が参加してもラグが少なく、サーバーが軽い。Paper専用のプラグインも多数。まれにSpigot専用プラグインの動作に注意が必要。

Purpur:さらに自由度を高めた拡張バージョン

PurpurはPaperをベースに、さらに細かなゲーム設定を可能にした超カスタマイズ向けサーバーです。例えば「ネザーでベッドを使う」「空中歩行を許可する」など、通常ではできないような変更も簡単に設定できます。

「オリジナリティのあるサーバーを作りたい」「設定を細かくいじりたい」という上級者におすすめです。

メリットデメリット
サーバー設定が非常に柔軟。独自のゲームルールが作れる。高度な設定が多く、初心者には難しい場合も。

プラグインサーバーとMODサーバーの違い

マイクラのプラグインサーバーとMODサーバーの違い
マイクラのプラグインサーバーとMODサーバーの違い

マインクラフトを拡張して遊ぶ手段として、「プラグイン」と「MOD」があります。どちらも機能追加を行う点では似ていますが、サーバーの構築方法やプレイヤー側の準備が大きく異なります。

以下に、違いをわかりやすくまとめます。

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項目プラグインサーバー(Spigot/Paper など)MODサーバー(Forge/Fabric)
導入先サーバー側のみサーバー側とプレイヤー側の両方
クライアントの準備バニラのマイクラで参加可能MODを導入したクライアントが必要
主な拡張内容サーバー管理、経済システム、保護機能などゲームプレイ全体を変更(例:工業・魔法MOD)
導入難易度低~中(初心者でも比較的扱いやすい)高(MOD環境の知識やトラブル対応が必要)
互換性プラグインはバージョン間で比較的互換があるMODはマイクラのバージョンごとに専用
よく使われるツールSpigot / Paper / PurpurForge / Fabric
プラグインサーバーとMODサーバーの違い

プラグインサーバーは、サーバー側だけに拡張機能(プラグイン)をインストールすればよく、プレイヤーは通常のJava版マイクラでそのまま参加できます

保護機能やチャット管理、テレポート、PvP機能の追加など、サーバー管理者向けのカスタマイズが中心となります。

一方、MODサーバーは、サーバー側とクライアント側の両方に同じMOD環境を整える必要があります

たとえば、工業系MODや魔法MODなどを使う場合、プレイヤーにもそのMODをインストールしてもらわないと接続できません。

プラグインサーバーを立てる方法

Minecraftのプラグインサーバーを立てる方法
Minecraftのプラグインサーバーを立てる方法

プラグインサーバーを立てる方法はいくつかありますが、主に以下の2つの方法が一般的です。

  • レンタルサーバー(VPS)を利用する
  • 自宅PCに立てる

それぞれの方法にはメリット・デメリットがあるため、自分の環境や目的に合ったものを選びましょう。

レンタルサーバーを利用する

ConoHa for GAMEの公式サイト
ConoHa for GAMEの公式サイト

ConoHa for GAME」や「XServer VPS for Game」等のレンタルサーバーを契約し、そこにプラグインサーバーを構築する方法です。

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メリットデメリット
常時稼働が可能(PCをつけっぱなしにする必要がない)
自宅回線に影響を与えない(自宅のインターネット速度が遅くならない)
セキュリティリスクが低い(ポート開放による不正アクセスのリスクを抑えられる)
安定した通信環境(高速で安定したサーバー環境が提供される)
テンプレートを利用すれば、初心者でもサーバーを建てることができる
月額料金がかかる(サーバーのレンタル費用が必要)

自宅PCに立てる

ゲーミングPC

自宅のPCにMODサーバーを構築し、ホストとして運用する方法です。

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メリットデメリット
無料で運用できるPCの負荷が高くなる(ゲームとサーバーを同時に動かすと重くなる可能性がある)
常時稼働させると電気代がかかる(サーバーを動かし続けるにはPCの電源をつけっぱなしにする必要がある)
ポート開放が必要になる(外部から接続する場合、ルーターの設定が必要)
自宅回線に負荷がかかる(オンラインゲームや動画視聴に影響を与える可能性がある)

初心者の方であればレンタルサーバーの利用をおすすめします。

特に、レンタルサーバーの中にはMinecraft専用のテンプレートを提供しているものもあり、簡単にセットアップできる環境が整っています。

プラグインサーバーの立て方(Windows編|Paper使用)

マイクラのプラグインサーバーの立て(Windows編|Paper使用)
マイクラのプラグインサーバーの立て(Windows編|Paper使用)

ここでは、Windows PC上にPaperを使ってプラグインサーバーを立てる方法を説明します。

STEP

Javaのインストール

Paperサーバーを動かすにはJavaが必要です。

まず、Javaダウンロードページにアクセスし、「Java SE Development Kit(JDK)」をダウンロードしてください。

「All Version」タブを開くと、任意のバージョンのJAVA(JDK)をインストールすることができます。

最新のMinecraftを使用している方は基本的に「21-LTS」で問題ありません。CPUのアーキテクチャは近年のWindows PCであれば、「x64」となります。

今回はインストーラのみで良いので、「.MSI」ファイルをインストールしてください。

JDKのインストーラーの選択画面
JDKのインストーラーの選択画面

CPUのアーキテクチャがわからない場合

ご自身のWindows PCのCPUアーキテクチャがわからない方は、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行すると確認することができます。

wmic os get osarchitecture

インストーラをダウンロードしたら、ファイルを実行します。

セットアップウィザードが表示されます。内容を確認しながら、基本的にはすべて「次へ」で問題ありません。

JDKのセットアップウィザード
JDKのセットアップウィザード

これでJavaのインストールは完了です。

STEP

Paperのインストール

次に、Paperの最新版をダウンロードします。

PaperMCの公式サイトにアクセスし、最新の.jar ファイル(例:paper-1.21.7-xxx.jar)をダウンロードしてください。

Paperのダウンロードボタン
Paperのダウンロードボタン
STEP

サーバーファイルの準備

Paperサーバー用のフォルダを新規作成してください。フォルダ名は任意の名称で問題ありません。

今回は「デスクトップ」に「minecraft_paper_server」というフォルダ名で作成しました。

作成されたPaperサーバー用フォルダ
作成されたPaperサーバー用フォルダ

ダウンロードした .jar ファイルを、作成したフォルダに移動しましょう。

移動させた.jarファイル
移動させた.jarファイル

ダウンロードした.jarファイルを実行するためのバッチファイル(start.bat)を作成します。メモ帳を開いて以下のように記述し、「名前を付けて保存」でstart.batとして、同じフォルダに保存してください。

@echo off
java -Xmx4G -Xms4G -jar paper-1.21.7-26.jar
pause

paper-1.21.7-26.jar の箇所はダウンロードしたPaperのファイル名に書き換えてください。

起動スクリプトの内容

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オプション説明
javaJavaランタイムを起動します(Javaがインストールされている必要あり)
-Xmx4Gサーバーが使用できる最大メモリ量を「4GB」に制限します
-Xms4Gサーバー起動時の初期メモリ量を「4GB」に設定します
-jar指定した .jar ファイル(Javaアプリケーション)を実行します
paper-1.21.7-26.jar実行対象のPaperサーバー本体のファイル名(バージョン1.21.7のビルド26)
新規作成された起動ファイル
新規作成された起動ファイル

メモリの指定(4Gなど)は、お使いのPCスペックに応じて変更可能です。

STEP

起動スクリプトを実行する

start.batを初めて実行すると、サーバーは自動的に必要なファイルを生成し、eula.txtというファイルが作られます。

作成した起動ファイルをダブルクリックしてください。

「start.bat」をダブルクリック
「start.bat」をダブルクリック

コマンドプロンプトに起動中のログが出力されますが、EULA(使用許諾)に同意していないので、途中で停止してしまいます。

「続行するには何かキーを押してください…」と出力されますので、キーボードの任意のキーを押して一旦停止させてください。

途中で停止する起動ファイル
途中で停止する起動ファイル
STEP

EULA(使用許諾)への同意

起動スクリプトの実行時に生成されたファイルにeula.txt があると思います。メモ帳等でこのファイルを開いてください。

eula=false と記載されているところがありますので、eula=true に書き換えて保存してください。

使用許諾への同意設定
使用許諾への同意設定

これで使用許諾への同意が完了します。

STEP

サーバーの起動

再びstart.batを実行すると、Paperサーバーが本格的に起動し、さまざまなログがコマンドプロンプトに表示されます。

起動中に出力されたログ
起動中に出力されたログ

しばらくすると「Done(完了)」というメッセージが出て、サーバーが正常に立ち上がります。この状態で、すでにサーバーは稼働しており、接続できる状態です。

STEP

プラグインの導入

プラグインを導入するには、サーバーフォルダ内にあるpluginsというフォルダに、.jar 形式のプラグインファイルを配置するだけです。

今回は、建築作業の手間や時間を削減してくれる「WorldEdit」を導入してみます。公式サイトからダウンロードしてください。

WorldEditプラグインのダンロードボタン
WorldEditプラグインのダンロードボタン

pluginsフォルダにダウンロードしたファイルを格納しましょう。

pluginsフォルダに追加されたプラグインファイル
pluginsフォルダに追加されたプラグインファイル

起動中のサーバーのコマンドプロンプトにstop と入力し、Enterを押して、サーバーを停止させてください。

stop

再度、start.batをダブルクリックして、起動すればプラグインが自動的に読み込まれます。プラグインによっては、初回起動時に設定ファイルやフォルダが生成されます。

STEP

ワールドに参加する

サーバーが起動している状態で、メニュー画面の「マルチプレイ」から「サーバーを追加」を選び、サーバーアドレスにはlocalhostと入力します。

サーバー追加画面
サーバー追加画面

これは自分のパソコンでサーバーが動いていることを意味します。接続をクリックすれば、プラグインが導入されたサーバーのワールドに入ることができます。

マルチプレイする場合はポートを開放する

自宅PCで立てたプラグインサーバーに他のプレイヤー(LAN外の友人など)を参加させたい場合は、「ポート開放」という設定が必要になります。

これは、インターネット越しに自宅PCへアクセスできるようにするためのルーター側の設定です。

ポート解放ソフトを使う方法もありますが、自宅で利用している回線によっては専用の設定を行う必要がありますので、今回はルーターの管理画面から設定していきます。

今回はHUMAXのルーターを使用していますが、どのルーターでも基本的な流れは同じです。

「(ルーターの品番) + ポート解放」等でGoogle検索すると設定方法が見つかるはずです。

ルーター(モデム)の管理画面にログインする

最初にIPアドレスを確認します。

Windows検索ボックスに「cmd」と入力し、「コマンドプロント」を開いてください。

Windowsのアプリ検索画面
Windowsのアプリ検索画面

「ipconfig」と入力すると、ご自身が接続しているIPアドレス情報が表示されます。

ipconfigコマンド
ipconfigコマンド

「デフォルト ゲートウェイ」のアドレスをブラウザのURLボックスにペーストしてアクセスしてください。

表示されたIPアドレス
表示されたIPアドレス

ログイン画面のIDに「admin」、パスワードにルーター本体に書かれているパスワードを入力してください。

ルーターのログイン画面
ルーターのログイン画面

ルーター(モデム)からポート解放設定を行う

先述したようにポート解放の設定画面はルーターやモデムによって異なります。

HUMAXの場合、「ネットワークの詳細設定へ」を開きます

ネットワークの詳細設定ボタン
ネットワークの詳細設定ボタン

左メニューから「詳細設定」→「フォワーディング」を開きます。

フォワーディング設定
フォワーディング設定

フォワーディング設定に以下の設定を入力してください。

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設定項目内容
プロトコルUDP
アプリケーションとポートユーザ定義
LAN側IPアドレスipcofigコマンドで調べたIPv4アドレス
LAN側開始ポート8211
LAN側終了ポート8211
WAN側IPアドレス0.0.0.0
WAN側開始ポート8211
WAN側終了ポート8211

「適用」をクリックしてポートの解放設定は完了です。

ConoHa for GAMEへのプラグインサーバーの立て方

マイクラのプラグインサーバーの立て方(ConoHa編|Paper使用)
マイクラのプラグインサーバーの立て方(ConoHa編|Paper使用)

ConoHa for GAMEは、GMOインターネットグループが提供するマインクラフト専用のVPSサービスです。GUIベースで簡単に構築でき、初心者にも非常に人気があります。

ここでは、プラグイン対応のマインクラフトサーバーをConoHa for GAMEで立てる手順を解説します。

STEP

ConoHa for GAMEを申し込む

まずは、ConoHa for GAMEの公式サイトから申し込み手続きをします。

【7月25日 17:00まで】月額394円〜!
最大80%OFFキャンペーン

ConoHa for GAMEの公式サイトはこちら

公式サイトの「お申し込み」をクリックしてください。

ConoHa for GAMEのお申し込みボタン
ConoHa for GAMEのお申し込みボタン

テンプレートを選択する

プレイしたいゲームタイトルのテンプレートを選択します。今回は「Minecraft」を選択し、「メモリ選択に進む」をクリックしてください。

マイクラテンプレートの選択画面
マイクラテンプレートの選択画面

メモリを選択する

続いてサーバーのバージョンとメモリを選択します。Minecraft Paperなどプラグインサーバーでは最低でもメモリ4GBは取っていたほうが良さそうです。

バージョンとメモリの選択画面
バージョンとメモリの選択画面

ConoHaアカウントを作成する

ConoHa関連サービスで使用することができるConoHaアカウントを作成します。

「初めてご利用の方」タブからメールアドレスとパスワードを入力して、「今すぐアカウント登録」をクリックしてください。

すでにConoHaアカウントをお持ちの方は「ConoHaアカウントをお持ちの方」からログインしてください。

アカウント登録フォーム
アカウント登録フォーム

申し込み内容を入力する

申し込み情報を入力します。

料金タイプとプラン、「rootパスワード」、「ネームタグ」を設定します。

Paperイメージの申し込み画面
Paperイメージの申し込み画面

「rootパスワード」には英大文字、英小文字、数字、記号を含めるようにしてください。

入力が完了したら、「次へ」をクリックします。

続いて、お客様情報を入力します。

お客様情報の入力
お客様情報の入力

電話番号で本人認証を行います。「SMS認証」か「電話認証」を選択してください。

SMS認証画面
SMS認証画面

認証コードを入力します。

認証コードの入力画面
認証コードの入力画面

支払い方法を設定する

最後にお支払い方法を選択します。

クレジットカードを選択しておくと、更新時の支払い忘れが防げるためおすすめです。

クレジットカードをお持ちでない方は「ConoHaチャージ」を選択しましょう。

支払い方法の設定画面
支払い方法の設定画面
ConoHaチャージとは?

ConoHaチャージとは、プリペイド式に料金をチャージをしておき、支払い時に残高から支払われる仕組みです。プリペイド式なので、あらかじめ入金しておいた金額以上の出費が発生せず計画的にコスト管理ができます。

また、入金方法は振り込みからコンビニなど様々用意されており、クレジットカードを持っていない方でも安心です。

ConoHaチャージ|レンタルサーバーならConoHa

支払い情報の入力が完了したら、「お申し込み」をクリックしてください。

これでConoHa for GAMEのお申し込みは完了です。

STEP

Paperのバージョンを最新にする

ConoHa for GAMEでは、Minecraft Paperの新規作成時はバージョン1.20.4がインストールされています。

少し古いので、最新のPaperサーバーにしておきましょう。

一度サーバーを停止します。

シャットダウンボタン
シャットダウンボタン

「サーバー再構築」をクリックします。

サーバー再構築ボタン
サーバー再構築ボタン

「Minecraft Paper」を選択してください。「rootパスワード」は先ほど設定したものと同じパスワードで問題ありません。

Paperイメージの再構築画面
Paperイメージの再構築画面

しばらくすると再構築が完了しますので、待ちましょう。これで最新バージョンのPaperサーバーになりました。

STEP

IPアドレスを確認する

再構築が完了したら、サーバーに接続する際に必要なIPアドレスを確認します。

申し込み完了後に開かれた管理画面の「サーバーリスト」から「IPアドレス」をどこかにメモしておきましょう。

サーバーのIPアドレス
サーバーのIPアドレス
STEP

ゲームを起動してプラグインサーバーに接続する

マイクラを起動して、「マルチプレイ」をクリックしてください。

Minecraftのスタートメニュー
Minecraftのスタートメニュー

「ダイレクト接続」をクリックします。

ダイレクト接続ボタン
ダイレクト接続ボタン

「サーバーアドレス」に先ほど控えておいたConoHa for GAMEのIPアドレスを入力してください。

サーバーアドレス入力画面
サーバーアドレス入力画面

無事に接続できました!

STEP

Paperサーバーにプラグインを導入する

それでは、立てたPaperサーバーにさっそくプラグインを導入してみましょう。

SSH用のポートを開放する

VPSにプラグインファイルをアップロードするために、SSHポートを開放する必要があります。

VPSの管理画面の「ネットワーク情報」→「セキュリティグループ」の編集アイコンをクリックしてください。

セキュリティグループの追加ボタン
セキュリティグループの追加ボタン

「IPv4v6-SSH」を追加してください。

SSH用セキュリティグループの追加
SSH用セキュリティグループの追加

これでSSH接続用のポートの開放設定は完了です。

プラグインを入手する

続いて導入したいプラグインを入手します。

プラグインファイルはそれぞれの開発元のWebサイトから手に入れることができます

今回は、建築作業の手間や時間を削減してくれる「WorldEdit」を導入してみます。公式サイトからダウンロードしてください。

WorldEditプラグインのダンロードボタン
WorldEditプラグインのダンロードボタン

サーバーを停止する

プラグインをサーバーにアップする前に一度Paperサーバーを停止させる必要があります。

ConoHa for GAMEのダッシュボードから「コンソール」をクリックしてください。

コンソールボタン
コンソールボタン

SSH接続できれば「PowerShell」や「TeraTerm」など、お好きなコマンドラインツールで問題ありません。

画面上部の「コンソール」→「シリアル」をクリックします。

コンソールのシリアルボタン
コンソールのシリアルボタン

蝶の画面が表示されたら、シリアルコンソールになっています。

シリアルコンソールの接続完了画面
シリアルコンソールの接続完了画面

Enterを押すとログインプロンプトが表示されます。

「login:」に「root」、「Password」には申込時に設定したrootパスワードを入力してください。

ログイン情報の入力
ログイン情報の入力

ログインに成功すると、Minecraft Paperサーバーのサーバー情報が表示されます。

コンソールに出力されたPaperサーバー情報
コンソールに出力されたPaperサーバー情報

そのまま、以下のコマンドを入力して、Enterを押してください。

systemctl stop minecraft-server.service

これでPaperサーバーを停止することができました。

プラグインファイルをアップロードする

ダウンロードしたプラグインファイルをPaperサーバーにアップロードしていきます。

サーバーにファイルをアップロードするために、「WinSCP」や「FileZilla」などFTP接続ソフトを使用します。

まだ、FTPソフトを持っていない方はインストールしてください。

WinSCPのインストール方法

以下の公式サイトから「WinSCP」をダウンロードします。

https://winscp.net/eng/download.php

WinSCPのダウンロードボタン
WinSCPのダウンロードボタン

ダウンロードしたインストーラをダブルクリックしてください。

「すべてのユーザー用にインストール(A)(推奨)」をクリックします。

インストールモードの選択
インストールモードの選択

ライセンスの同意画面が表示されます。「許諾(A)」をクリックします。

使用許諾契約の同意画面
使用許諾契約の同意画面

「標準的なインストール(T)(推奨)」にチェックを入れ、「次へ(N)」をクリックしてください。

WinSCPのセットアップ形式の選択画面
WinSCPのセットアップ形式の選択画面

インターフェイスのスタイルを選択します。お好みで問題ありませんが、今回は「コマンダー(C)」を選択します。

インターフェイスの選択画面
インターフェイスの選択画面

インストール内容を確認して、「インストール(l)」をクリックします。

インストール準備完了画面
インストール準備完了画面

インストールが完了したら、「スタートページを開く」のチェックを外し「完了(F)」をクリックします。

インストール完了画面
インストール完了画面

これでWinSCPのインストール作業は完了です。

FTPソフトでVPSに接続します。WinSCPをお使いの方は新規接続画面に以下の情報を入力します。

設定項目設定内容
転送プロトコルSFTP
ホスト名サーバーのIPアドレス
ユーザー名root
パスワード申し込み時に登録したrootパスワード
WinSCPの新規接続に必要な情報
新しい接続設定画面
新しい接続設定画面

VPSに接続できたら、先ほどダウンロードしたプラグインファイルをアップロードします。

pluginsフォルダを開きます。WinSCPの場合は、右側のパネルのパス入力欄に「/opt/minecraft_server/plugins」と入力して開いてください。

WinSCPで開かれたpluginsフォルダ
WinSCPで開かれたpluginsフォルダ

左側のパネルには自分のPCのローカルファイルが表示されています。

先ほどダウンロードしたプラグインファイルがある場所に移動してください。

プラグインファイルがダウンロードされたフォルダ
プラグインファイルがダウンロードされたフォルダ

ダウンロードしたプラグインファイルを選択して、「アップロード」をクリックします。

アップロードボタン
アップロードボタン

「転送モード」が「バイナリーモード」になっていることを確認して、「OK」をクリックしてください。

アップロードダイアログ
アップロードダイアログ

これでプラグインファイルのアップロードは完了です。

Paperサーバーを再起動する

プラグインファイルをアップロードしたら、一度Paperサーバーを再起動しましょう。

再度シリアルモードにしたコンソールにログインして以下のコマンドを実行してください。

systemctl start minecraft-server.service

正常に起動できているか確認します。以下のコマンドを実行してください。

systemctl status minecraft-server.service

「running」と表示されていれば、正常にPaperサーバーが起動しています。

STEP

Minecraftを起動する

これでプラグインサーバーの環境は整いました。さっそくMinecraftを起動してプレイしてみましょう。

「Minecraft Launcher」を起動して、「起動構成」タブから最新バージョンのJava版Minecraftを構成し、「プレイ」をクリックします。

画像

最新バージョンのJava版Minecraftが起動構成になければ、「新規作成」から構成を作成してください。

プレイ画面から以下のコマンドを打つと、導入済みのプラグイン一覧が表示されます。

/plugins

無事にプラグインが適用されました。

導入しているプラグインリスト
導入しているプラグインリスト

プラグインサーバーを立てられない場合のチェックポイント

プラグインサーバーの構築がうまくいかない場合、以下のようなエラーが発生することがあります。それぞれの原因と対処法を解説します。

「Connection refused:no Further information」と表示される場合

「Connection refused: no further information」と表示される場合配下の原因が考えられます。

  • サーバーが正常に起動していない。
  • ポート開放が正しく行われていない。

対処法

1. サーバーが正常に起動しているか確認

まず、VPSが正常に起動されているか確認します。

ConoHa for GAMEのダッシュボードからサーバー起動しているか確認してください。

ConoHa for GAMEの起動状態
ConoHa for GAMEの起動状態

起動中となっていれば、サーバー自体は起動されています。

次に、「Minecraft Manager」に入って、VPS内に立てたMinecraft Forgeサーバーが正常に立ち上がっているか確認していきます。

「サーバー設定」の「Minecraftサーバー」が「起動」になっているか確認してください。

Minecraftサーバーの起動ボタン
Minecraftサーバーの起動ボタン

もし、「停止」となっている場合、「起動」をクリックしてForgeサーバーを起動させます。

起動をクリックしてもすぐに「停止」となってしまう場合はForgeサーバーでなんらかの不具合が起こっています。

「ログ」タブを開いて、「debug.log」をダウンロードして、メモ帳等で開いてください。

ログのダウンロードボタン
ログのダウンロードボタン

ログの中から「WARN」などエラーが出ていたら、内容を確認して修正するか、Google等で検索してみてください。

Logファイル
Logファイル
2. ファイアウォール・ポート解放の設定を確認

基本的にConoHa for GAMEでForgeテンプレートでサーバーを構築場合は、Forgeサーバーのポートは自動で解放されています。

ただ、OS再構築した場合など、別のゲームサーバーから立て直した場合は、Forgeサーバーのポートが解放されていないことがあります。

ダッシュボードのセキュリティグループからForgeサーバーのポートが解放されている確認してみてください。

Forge用ポートの開放設定
Forge用ポートの開放設定

インストールしたプラグインが反映されない場合

  • プラグインがサーバーのバージョンと合っていない。
  • サーバー側の plugins フォルダにプラグインファイルが入っていない。

対処法

1. プラグインのバージョンを確認

プラグインサーバーのバージョンと一致したプラグインファイルをアップロードする必要があります。

ダウンロードしたプラグインファイルとPaperサーバーのバージョンが合っている確認してください。

2. サーバーの再起動

MODを追加した後は必ずサーバーを再起動する必要があります。MODがうまく反映されない場合は、サーバーを再起動したか確認してみてください。

このようなエラーが発生した場合、ログを確認することで原因を特定できることが多いです。latest.log をチェックし、エラーメッセージをもとに対処しましょう。

「Outdated server! I’m still on x.xx.x」と表示される場合

「Outdated server! I’m still on x.xx.x」と表示される場合は、PaperサーバーのMinecraftのバージョンと接続元のクライアント側のMinecraftのバージョンが異なっていることが原因です。

Paper側のバージョンを下げるか、「Minecraft Launcher」の機動構成からクライアント側のMinecraftのバージョンを変更しましょう。

プラグインサーバーの管理・設定変更方法

プラグインサーバーを立てたら、サーバーの運営・管理を継続的に行う必要があります。ここでは、代表的な設定変更や管理方法について解説します。

難易度の変更

server.propertiesファイル内のdifficulty を変更します。

数値難易度名特徴
0Peaceful(平和)モンスターが出現しない。空腹ダメージもなし。初心者向け。
1Easy(簡単)敵Mobは出現するがダメージ少なめ。ゾンビはドアを壊さない。
2Normal(普通)通常プレイ向け。飢餓ダメージや敵Mobの強さが標準。
3Hard(難しい)飢餓で死ぬ。ゾンビがドアを壊す。村人ゾンビも村人に戻せない場合あり。
難易度の設定項目

変更後、サーバーを再起動してください。

OP権限の設定(管理者権限)

管理者にしたいプレイヤー名を登録します。

方法1:コンソールからコマンドで追加

サーバーコンソールから以下のコマンドを実行してください。

op <プレイヤー名>

方法2:ops.json に手動で追加

以下のようなJSON形式で書かれています。

[
  {
    "uuid": "xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx",
    "name": "taroyamada",
    "level": 4,
    "bypassesPlayerLimit": false
  }
]
level権限レベル
1一部コマンドのみ使用可能
2ワールド編集など中級
3ほぼすべての権限
4フル管理者(バン・キック・全コマンド)

PvPの設定

server.propertiesファイル内のpvp を変更します。

pvp=false

変更後、サーバーを再起動してください。

PvP設定の注意点

PvPfalseにしても、TNTやトラップによる間接的なダメージは防げないことがあります。より細かい制御には WorldGuard などのプラグイン導入が有効ですので、気になる方は調べてみてください。

ゲームモードの変更

server.propertiesファイル内のgamemode を変更します。

gamemode=0
モード名
0サバイバル
1クリエイティブ
2アドベンチャー
3スペクテイター

ワールドサイズの設定

server.propertiesファイル内のmax-world-size を変更します。

設定値にはワールドサイズの半径を設定します。(例)100の場合は、200×200ブロック)境界には通れないバリアが設置されます。

まとめ

マインクラフトのプラグインサーバーは、自由な機能追加やルール設定ができるため、マルチプレイをより楽しく、管理しやすくするのに最適です。

この記事では、以下のポイントを中心に解説しました。

  • Spigot / Paper / Purpur の違いと選び方
  • 自宅PC・VPSのそれぞれの構築方法
  • ポート開放や接続エラーの対処法
  • おすすめプラグインや、管理に必要な基本設定

自分の遊び方やスキルレベルに合った方法でサーバーを立て、プラグインを活用すれば、より安全で快適なマルチプレイ環境が手に入ります。

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この記事を書いた人

コードゲーマーのアバター コードゲーマー サーバーチョイス 編集者

Web開発歴7年のフリーランスエンジニア。大学在学中から教育系Webメディアを運営するスタートアップにて、Webディレクターとして従事。独立からこれまでに多くのコーポレートサイトやCRM、予約システムなどのシステム開発、オウンドメディア運営を経験。20以上のレンタルサーバーの使用経験を持つ。

趣味はゲーム・野球観戦で休日は友人とARKなどオンラインゲームに興じています。

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