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2024/01/19のリリースから24時間でSTEAM売り上げ本数200万本を達成し、今なお爆発的にユーザーが増えているパルワールド(PalWorld)。
「パル」と呼ばれるモンスターを捕獲、育成していくオープンワールドゲームですが、「ARK」のようなクラフト要素も加わっています。
パルワールドはソロプレイだけでなく、マルチプレイ機能を提供されており、最大32人までフレンドと一緒にプレイすることができます。
今回はそのパルワールドのマルチプレイをするやり方と実際の手順を丁寧に解説していきます。
パルワールドのマルチプレイサーバーとは?
「パルワールド(PalWorld)」のマルチプレイサーバーは2種類あります。
1つはホストプレイヤーがゲストを最大4人まで招待できる招待コードを使ったモード。
もう一つは専用サーバーを立てて、最大32人まで遊ぶことができるモードです。
それぞれメリットとデメリットがあるので、以下で解説していきます。
パルワールドのマルチプレイサーバーを立てる4つの方法
パルワールドのマルチプレイサーバーを立てる方法は以下の4つです。メリットとデメリットを交えて解説します。
レンタルサーバー(VPS)で専用サーバーを立てる方法
レンタルサーバー(VPS)を借りて、そこにパルワールドの専用サーバーを立てる方法です。
後述する招待コードを使った方法では最大4名までのマルチプレイですが、こちらの専用サーバーを立てる方法は最大32人までプレイすることができます。
また、招待コードを使ったマルチプレイの方法では、ホストがゲームから落ちるとフレンドも強制退出させられますが、レンタルサーバーに専用サーバーを作ってしまえば、ホストがいなくても24時間好きなタイミングでマルチプレイを楽しむことができます。
自宅PCにサーバーを立てる方法と比べて、常時稼働させてもPCを消耗させることがありません。
スペックも幅広く用意されているので、自分で持っているPCのスペックがそれほど高くない方でも安心です。
デメリットとしては、月額料金が掛かってしまう点とサーバーを立てる作業に少し専門的知識が必要な点でしょうか。
詳]しいサーバー構築手順は以下の「レンタルサーバー(VPS)でパルワールドのマルチサーバーを立てる手順」で解説していますので、そちらも参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
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招待コードでホストサーバーに参加する方法
専用サーバーを立てずにSteam上で立てたサーバーに招待コードでゲストを招待する方法です。
自分で一からサーバーを立てる作業がない分、手軽にマルチプレイをすることが可能です。
ただ、最大プレイ人数は4人までとなっており、ホストプレイヤーがゲームからいなくなるとゲストも遊ぶことができません。
ワールドの環境設定も専用サーバーを立てる方法と比べて限定的です。
メリットは料金がかからない点と先述した手軽にマルチプレイを始めることができる点でしょう。
メリット | デメリット |
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招待コードでホストサーバーに参加する手順
招待コードでホストサーバーに参加する手順は以下の通りです。
ホストプレイヤーがワールドを作成します。
スタートメニューから「ゲームを開始する」をクリックしてください。
「+新規ワールドを作成する」をクリックします。
「ワールド名」を設定し、「マルチプレイ」を「ON」にしてください。
「難易度」は任意の設定にし、「確定」をクリックします。
確認画面で「はい」をクリックしてください。
「ゲームを開始する」をクリックします。
確認画面で「はい」をクリックしてください。
ワールドが作成できたので、さっそくフレンドに招待コードを送りましょう。
「ESC」キーを押して、オプションを開いてください。
招待コードが表示されますので、コピーします。
こちらをフレンドに共有してください。
フレンド側も招待コードを使って、ワールドに参加してみましょう。
スタートメニューから「マルチプレイに参加する(招待コード)」をクリックします。
共有された招待コードを入力して、「確定」をクリックしてください。
これ招待コードを使ったマルチプレイは完了です。
公式の専用サーバーに参加する方法
パルワールド公式から全プレイヤーが参加できる専用サーバーが提供されています。
無料で簡単に参加することできますが、不特定多数のプレイヤーが同一サーバー内で遊ぶことになるため、環境の設定はこちらで変更することはできません。
また、まだまだ試験段階の機能のため動作が不安定であり、ラグがかなりあります。チート行為も散見されるため治安の良さを求める方にはあまり向いていないかもしれません。
メリット | デメリット |
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公式の専用サーバーに参加する手順
公式の専用サーバーに参加する手順は以下の通りです。
スタートメニューから「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」をクリックしてください。
確認画面で「OK」をクリックしてください。
参加できるサーバーリストが表示されます。
日本サーバーで絞り込むため「ServerType」を「JP」にします。
参加したいサーバーを選択してください。
プレイ人数が多いとサーバーの不安定になりがちです。プライ人数が少ないサーバーを選びましょう。また、サーバーリストには「Ping値」が表示されています。Ping値が低いほど応答速度が速いサーバーなので、快適にプレイできます。
自宅PCに専用サーバーを立てる方法
ハイスペックはゲーミングPCを持っている方は自宅PCに専用サーバーを立ててしまうのも手です。
レンタルサーバー(VPS)を借りる場合と違い月額料金はかかりません。
ただ、24時間稼働させると電気代もそれなりにかかりますし、PCの消耗も気になります。
また、サーバー構築作業は自身で行う必要があります。
メリット | デメリット |
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自宅PCに専用サーバーを立てる手順
自宅PCに専用サーバーを立てる手順は以下の通りです。
工程が多い作業なので簡略化して紹介します。より詳細な手順は以下の記事にて解説していますので、ぜひ見てみてください。
まずはSteamライブラリから専用サーバーのファイル(Palworld Dedicated Server)をダウンロードします。
インストールした「Palworld Dedicated Server」を起動します。
PCのファイアウォール設定を行います。
ルーター(モデム)の管理画面から自宅ネットワークのポートを開放します。
パルワールドを起動し、スタートメニューから「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」をクリックします。
IPアドレスの入力欄に「127.0.0.1:8211」と入力して「接続」をクリックします。
これで立てた専用サーバーに参加できました。
フレンド側も「マルチプレイ(専用サーバー)」を選択してください。
IPアドレスの入力欄にホストのグローバルIPアドレスを入力して「接続」をクリックします。
グローバルIPアドレスは以下のサイトからチェックすることができます。
これでフレンドも立てた専用サーバーに参加できました。
レンタルサーバー(VPS)でパルワールドのマルチサーバーを立てる手順
実際にレンタルサーバーを借りてマルチプレイサーバーを立ててみます。
キャプチャを交えて解説していきますので、レンタルサーバーの契約を検討している方は参考にしてみてください。
今回は初心者の方でも簡単にマルチサーバーを立てることができるXserver VPSを使用していきます。
Xserver for Gameを申し込む
まずは、Xserver for Gameの公式サイトから申し込み手続きをします。
公式サイトの「今すぐお申し込み」をクリックしてください。
Xserverアカウントを作成する
Xserver関連サービスで使用するアカウントを作成します。
「すぐにスタート!新規お申込み」をクリックしてください。
お客様情報を入力していきます。
入力が完了したら、「次へ進む」をクリックしてください。
続いて、本人認証のために確認コードがメールで送られます。
メールを確認して、コードを入力しましょう。
最後に入力内容を確認して、問題がなければ「この内容で登録しサーバー申し込みへ進む」をクリックします。
これでXserverアカウントの作成は完了です。
申し込み内容を入力する
続いて、VPSの申し込みをします。
今回はパルワールドのアプリイメージを利用してさくっとサーバーを立てていきます。
申し込みフォームの必要項目を入力していきます。
「イメージタイプ」に「アプリケーション」の「パルワールド(Palworld)」を選択します。
入力が完了したら、「お申し込み内容を確認する」をクリックしてください。
確認画面で申し込み内容を確認します。
問題がなければ、「お支払いへ進む」をクリックしてください。
支払い方法を設定する
支払い設定を行います。
「クレジットカード」か「Paidy」を利用して「コンビニ振り込み」か「銀行振込」が行えます。
「クレジットカード」でお支払いの方が、更新時の支払い忘れが防止できるので、個人的にはおすすめです。
支払い方法を選択して、「決済画面へ進む」をクリックします。
クレジットカード情報を入力して、「確認画面へ進む」をクリックしてください。
内容を確認して、問題がなければ「支払いをする」をクリックしてください。
IPアドレスを確認する
サーバーの申し込みが完了したので、VPS管理のダッシュボードを開いてみましょう。
「ゲームサーバー管理」をクリックしてください。
ダッシュボード右上に申し込みをしたVPSのIPアドレスが表示されています。
今後、サーバーのセットアップやパルワールドからサーバーに参加する際に必要になるので、どこかに控えておきましょう。
アプリイメージでインストールした場合ポート解放作業は必要ない
上記の流れでアプリイメージを使用して申し込みをした場合、ポート解放については初期状態でゲーム毎の推奨設定が設定されています。
基本的にこちらでポート解放作業を行う必要はありませんが、もし別途ポート解放の作業をしたい場合、Xserver for Gameのサポートページに詳しい手順が記載されています。
立てたマルチサーバーにパルワールドから参加する
さっそく立てた専用サーバーにパルワールドからアクセスしてみましょう。
Steamからゲームを起動してください。
「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」を選択します。
IPアドレス入力欄に控えておいたVPSのIPアドレスとポート番号「:8211」を入力して、「接続」をクリックします。
例:162.xx.xxx.xx:8211
サーバーに参加できるとキャラクター作成画面が表示されます。
これで無事にマルチプレイができるようになりました。
フレンドにIPアドレスとポート番号を伝えて、同じように参加してもらいましょう。
パルワールド専用サーバーの環境設定を変更する方法
手元の端末からVPSにSSHログインする
VPSに入って環境設定ファイルを編集するため、SSHログインします。
今回は「Tera Term」を使用してSSH接続しますが、Macユーザーの方は標準の「ターミナル」を使用しても結構ですし、お好きなツールを使用してください。
「Tera Term」を使う方でインストールがまだの方でも以下で丁寧に解説しますので安心してください。
Tera Termのインストール
以下のリンクからTera Termのインストーラーをダウンロードします。
「teraterm-4.106.exe」をクリックしてください。
(数字はバージョンによって変わります。)
ダウンロードされたファイルをダブルクリックしてください。
言語や各種設定はデフォルトのままで問題ありません。
インストールが完了したら、「今すぐTera Termを実行する」にチェックを入れて、「完了」をクリックしてください。
そのまま、VPSにSSH接続してしまいましょう。
「Tera Term」を起動したら「ホスト」に先ほど確認したIPアドレスを入力します。
その他の設定はデフォルトのままで問題ありません。
初回接続の場合、セキュリティ警告が表示されますが、「続行」をクリックしましょう。
続いて、「ユーザー名」に「root」、「パスフレーズ」にサーバー申し込み時に設定したrootパスワードを入力してください。
無事にサーバーに接続ができると、コンソール画面が表示されます。
環境設定ファイルを作成
パルワールドの環境設定はPalWorldSettings.iniファイルに記述することでカスタマイズできます。
以下のコマンドでsteam/Palworld内にファイルを複製します。
cp -pf /home/steam/Palworld/DefaultPalWorldSettings.ini /home/steam/Palworld/Pal/Saved/Config/LinuxServer/PalWorldSettings.ini
PalWorldSettings.iniファイルを編集する
PalWorldSettings.iniを編集してみます。
まず、サーバーを一度停止します。
systemctl stop palworld-server.service
続いて、環境設定ファイルが置かれたディレクトリに移動します。
cd /home/steam/Palworld/Pal/Saved/Config/LinuxServer
続いて、viコマンドでファイルを編集します。
vi DefaultPalWorldSettings.ini
ファイルの中身が表示されます。
キーボードの「i」を押して、入力モードにしてください。
今回は試しに経験値効率を1.5倍にしてみましょう。
「OptionsSettings」の「ExpRate」を1.50000に書き換えてください。
「esc」を押して、「:wq」と入力してEnterを押してください。
これで環境設定を変更することができました。
パルワールドのマルチサーバーに必要なサーバースペック
Steam版パルワールドのマルチプレイに必要なサーバースペックは以下の通りです。
スペック | 内容 |
---|---|
CPU | 4コア (推奨) |
メモリ | 16GB 安定したサーバー稼働のためには 32GB 以上を推奨 8GBでも起動は可能ですがプレイを進めるほどメモリ不足でサーバーがクラッシュする可能性が高まります。 |
ネットワーク | UDP Port 8211 (デフォルト) をポート開放できること |
SteamページにはWindows OSと書かれていますが、公式ガイドにはLinux OSでもサーバーを立てることができると書かれています。
メモリは最低16GB必要で安定稼働のためには32GBが推奨とされていますので、求められるスペックは高そうです。
メモリ8GBでも起動自体は可能とのことなので、8GBでサーバーを契約して重いようなら16GB以上に途中でプランアップする方法でも良いかもしれません。
パルワールドのマルチプレイにおすすめのレンタルサーバー4選
レンタルサーバー(VPS)を使ってマルチプレイする場合のおすすめサーバーを4つ紹介します。
どれもパルワールドのみならず、ゲームサーバーとして優秀なサーバーなのでぜひ参考にしてみてください。
VPS | 月額(税込) | 総合評価 | 公式サイト |
ConoHa for GAME | 394円~ | 4.75 | https://www.conoha.jp/game/ |
---|---|---|---|
Xserver for Game | 830円~ | 4.5 | https://game.xserver.ne.jp/ |
シン・VPS | 820円~ | 4.15 | https://www.shin-vps.jp/ |
KAGOYA CLOUD VPS | 979円~ | 4.0 | https://www.kagoya.jp/ad/game/ |
Xserver for Game
パルワールドを起動させる最低スペックであるメモリ8GBプランで実質1,280円〜※と、その他のレンタルサーバーと比べても圧倒的にコスパが良いです。
「ConoHa VPS」や「KAGOYA CLOUD VPS」と異なり、メモリ1GBプランは用意されていませんが、パルワールドを起動させるには8GB以上必要になりますので、気にしなくてよさそうです。
2024/1/23より初心者でも簡単にパルワールドサーバーを立てることができるアプリイメージの提供が開始されました。
運営元はレンタルサーバー大手の「エックスサーバー」が提供しており、実績は十分のためセキュリティ面やサービスの安定感は申し分ありません。
料金が割引になるキャンペーンも頻繁に実施されているため、うまく利用するとさらにコスパ良く利用できます。
※2024/04/30までのキャンペーン価格
【11月19日17:00まで】月額664円〜!
最大30%OFFキャンペーン
「Xserver VPS」と「Xserver for Game」の二つのVPSサービスを提供しています。
どちらのVPSでもパルワールドのマルチプレイサーバーを立てることができます。
2つのVPSの違いは、「Xserver VPS」はゲームサーバー以外の利用方法(システム開発やブログ運営など)としても活用できるのに対し、「Xserver for Game」はゲームサーバーに特化している点です。
ConoHa for GAME
「ConoHa for GAME」は長期で契約すると割引になる「長期割引パス」という料金タイプが用意されているため、ある程度長期で契約する予定の方にもおすすめです。
ConoHaブランドは比較的新しいサービスですが、ゲーム用レンタルサーバーとしては実績が豊富で、マイクラやARKといったその他の人気ゲームでも利用者が数多くいます。
ダッシュボードの動作がやや重いという評判もありますが、サービスの充実度や運営元の信頼性は間違いありません。
Xserverの場合、「Xserver VPS」と「Xserver for Game」どちらもパルワールドのアプリイメージが提供されていますので、両者に違いはほとんどありませんでしたが、ConoHaの場合、「ConoHa for GAME」にはパルワールドのアプリイメージが提供されていますが、「ConoHa VPS」には提供されていません。
そのため、サーバー構築に慣れていない方でアプリイメージを利用してサクッとマルチサーバーを立てたい方は「ConoHa for GAME」がおすすめです。
サーバー構築に慣れている方でゲームサーバー以外の用途も考えている方は「ConoHa VPS」が良いでしょう。
シン・VPS
シン・VPSはXserver VPSを提供するエックスサーバー株式会社のグループ会社が提供するVPSです。
Xserver VPS同様、2024/1/23より初心者でも簡単にパルワールドサーバーを立てることができるアプリイメージの提供が開始されました。
UIや基本的な機能はXserver VPSと同じですが、より格安プランを提供している点が異なります。
ただ、パルワールド用として使用する場合、メモリ8GB以上のプランが必要なため、正直なところXserver VPSとの違いはほとんどありません。
将来的にプランを下げて、別用途として使用する予定であればこちらもおすすめです。
【11月1日17:00まで】月額実質310円〜!
半額キャッシュバックキャンペーン
KAGOYA CLOUD VPS
KAGOYA CLOUD VPSもコスパという点では優秀なレンタルサーバーです。
上述したXserver VPSやConoHa VPSはモダンで使いやすいUIが提供されており、初心者でも利用しやすくなっていますが、KAGOYA CLOUD VPSはやや玄人向けといったところです。
ただ、サポートセンターの評判はよく、繋がりやすく対応にも定評があります。
パルワールドのマルチサーバーに関するよくある質問
- クロスプレイはできる?
-
現状、パルワールドはクロスプレイに対応していません。
ただ、公式から今後クロスプレイに対応予定とアナウンスされているため、実装を待ちましょう!
まとめ
今回は人気沸騰中のパルワールド(Palworld)でマルチプレイをする方法を紹介しました。
専用サーバーを立てて本格的に遊ぶ方法と非専用サーバーで手軽に遊ぶ方法の2種類の方法があります。
それぞれメリット、デメリットがありますので、今回の記事が少しでも参考にされば幸いです。