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ロリポップ!は初心者の方でも簡単にWebサイトを公開できるように、マニュアルやサポート体制が充実している良心的なレンタルサーバーです。
通常、WordPressをインストールするには、WordPressファイルをダウンロードし、それをアップロードするためのデータベースを設定するなど少し作業に手間がかかります。
ロリポップ!では、そのような面倒な作業を省略し、簡単にWordPressをインストールすることができる「WordPress簡単インストール」機能が用意されています。
今回はその「WordPress簡単インストール」機能を使って、ロリポップ!にWordPressをインストールする方法をご紹介します。
ロリポップ!のWordPress簡単インストールを使って設置する
トップページより「ユーザー専用ページ」を開いてください。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/a074ec230a13c83e9e477bbb32eda567-1024x559.png)
左サイドメニューより「サイト作成ツール」→「WordPress簡単インストール」をクリックします。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/5e4db411c267e99d2cf1964a0ec2c1a7-1-1024x587.png)
下記の入力項目を設定しましょう。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/60f64fd772e8098c1707910b6e97c9c4-1024x588.png)
- サイトURL:WordPressをインストールするドメインとディクレトリを選択します。ディレクトリ名は任意の名前をつけてください。
- 利用データベース:インストールするWordPressを格納するデータベースを選択します。新規で作成する場合は、「新規自動作成」を選びます。
- サイトタイトル:インストールするWordPressのサイトタイトルを記入します。
- ユーザー名:WordPressの管理画面にログインする際に必要なユーザー名を設定します。
※セキュリティ上「admin」、「Admin」、「administrator」、「test」、「root」はユーザー名に設定することができません。 - パスワード:WordPressの管理画面にログインする際に必要なパスワードを設定します。
- メールアドレス:メールアドレスを設定します。
入力が完了したら、「入力内容確認」をクリックしてください。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/13f089a0d75e662087b39523df2e4e85-1024x587.png)
内容に間違いがなければ、「承諾する」にチェックを入れ、「インストール」をクリックします。
WordPressをインストールするには、必ずデータベースが必要になります。しかし、1つのWordPress(データベースを必要とするWebサイト)に対して、1つのデータベースが必要になるわけではなく、複数のWordPress(データベースを必要とするWebサイト)を1つのデータベースにインストールすることができます。
データベース内では、複数のWordPress(データベースを必要とするWebサイト)データを”テーブル”と呼ばれるグループに分けて管理されます。
どのテーブルがどのWordPress(データベースを必要とするWebサイト)のデータなのか分かりやすくするように、”テーブル接頭辞”という目印のようなもので紐づけられています。
これでインストールは完了です。
「管理者ページURL」をクリックして、ログイン画面を確認しましょう。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/7dc7d5f4b3036aaad1e50e4e69cbcb73-1024x618.png)
インストール時に設定したユーザー名とパスワードでログインします。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/6e6b3ec8afa074f3df9e201f26ca80c5-1024x566.png)
無事ログインできました。
![](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2017/10/mistake-1966448_1280.jpg)
WordPressが正常にインストールできないときの確認事項
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/lolipop-wordpress-install-error.jpg)
↑のような画面が表示され、WordPressが正常にインストールできない場合は、下記の項目を確認してみてください。
WAF設定を一時的に無効にする
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/f82a73ec2643dfbdf92be9d6810cd8bb-1024x442.png)
ロリポップ!の「サイト作成ツール」のページを確認すると下記のようなメッセージが表示されています。
WAF設定が『 有効 』の状態では、アプリケーションをインストールする際、エラーが発生する場合がございます。
その場合、『 WEBツール 』の『 WAF設定 』にて該当のURLの設定状態を一旦『 無効 』に変更し再度インストールを行ってください。
実際に確認してみます。
左メニューより「セキュリティ」→「WAF設定」を開きます。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/2fbc9a83e6fc5d83e85612447b8975ad-1024x590.png)
インストールしたドメインの「設定状況」を確認し、”有効”となっていたら、「設定変更」の項目を”無効にする”をクリックしてください。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/300071039c4b876349f4ff6ade0a2875-1024x943.png)
再度WordPressをインストールして確認してみましょう。
無事インストールが完了したら、「WAF設定」を”有効”に忘れずに戻しておいてください。
インストール先フォルダのパーミッションを確認する
WordPressのインストール先フォルダのパーミッションが書き込み不可になっていると正常にインストールできない場合があります。
確認してみましょう。
ロリポップ!FTPもしくはお使いのFTPソフトでインストール先のフォルダに移動します。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/69d6fb49ab0c382ced96e6bc3a0c7c5f-1024x587.png)
wp-config.phpのファイル属性を確認してください。「400」など書き込み不可の属性になっている場合、「644」などに変更し、一時的に書き込みができる状態にします。
再度WordPressをインストールして確認してみましょう。
無事インストールが完了したら、wp-config.phpのファイル属性を「400」に忘れずに戻しておいてください。
パーミッションについてはこちら
データベースのパスワード形式を確認する
ロリポップ!ではPHP7.1が採用され、データベースの接続形式が従来のPHPバージョンより高いセキュリティレベルになっています。
しかし、PHP7.1を利用しているドメインから、古いパスワード形式(old_password景色)を利用しているデータベースに接続しようとするとエラーが表示されます。
「WordPress簡単インストール」機能で正常にインストールされない場合やWebサイトにアクセスした際に”データベース接続確立エラー”というメッセージが表示される場合、下記の対処をしてみてください。
スタンダードプラン・エンタープライズプランを利用している場合
インストール時に作成するデータベースを「新規自動作成」にしてください。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/704331e88dafcd528593b45b7a4c6b5c-1024x588.png)
新規作成されるデータベースは自動的にPHP7.1に対応した「native_password形式」になっています。
ライトプランを利用している場合
ライトプランを利用している方は使用しているデータベースのMySWLのバージョンによって対応が変わります。
MySQLのバージョンは左メニュー「サーバーの管理・設定」→「データベース」で確認することができます。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/a13493bc8a9c23b7ee6daa47862e80f4-1024x588.png)
使用しているデーターベースがMySQL5.1またはMySQL5.6の場合
左メニュー「サーバーの管理・設定」→「データベース」をクリックします。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/dc2e7f2ba23c550209d8ae1ada530da1-1024x589.png)
インストール時に設定したデータベースを確認し、「操作する」をクリックします。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/9956b9e2f3991ec44061c5c1226b6a86-1024x588.png)
「パスワード確認」をクリックし、設定しているパスワードをメモしておいてください。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/94776bbcc5ee03eaab919dad5b36fff2-1024x588.png)
「パスワードを再設定する」をクリックします。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/53a8a8c7451616d7913d5a47ddfe70d8-1024x588.png)
メモしておいたパスワードを入力し、「パスワードを再設定する」をクリックします。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/1453150523b38d01751f1ad84aebfc52-1024x586.png)
確認画面で「OK」をクリックして完了です。
使用しているデーターベースがMySQL4の場合
MySQL4を使用している場合、MySQL5に移行する必要があります。移行方法は公式ドキュメントを参考にしてください。
その後、上記と同じようにパスワードを再設定して完了です。
使用しているデーターベースがMySQL5.0の場合
MySQL5.0を使用している場合、自分では対応できません。サポートに連絡しましょう。
![](https://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/11/african-american-3782724_1280.jpg)
wp-admin/install.phpの確認
WordPressのファイルをサーバーにアップロードしても、データベースが用意されていなかったり、データベースにテーブル(WorPressのデータ)が格納されていない場合、正常にWordPressが表示されません。
WordPressのデータをデータベースにインストールするには、wp-admin/install.phpが必要です。ロリポップ!FTPもしくはご使用のFTPソフトを使ってWordPressフォルダの中にwp-admin/install.phpがあるか確認しましょう。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/12a1f6813f0648b78747be6d90fc1429-1024x279.png)
ない場合はWordPress公式サイトより、WordPressのzipファイルをダウンロードし解凍してください。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/5c087da407c580163e8f07ec99c951d7-1024x587.png)
その中に入っているinstall.phpをロリポップ!にアップロードしているWordPressフォルダwp-adminにアップロードしてください。
![](http://tomato-code.com/wp-content/uploads/2018/02/f6b53c718e62758fcbc30279f5d347e0-1024x279.png)
再度WordPressをインストールして確認してみましょう。
ロリポップ!にWordPressをインストールする方法のまとめ
ロリポップ!はサポート体制がとても充実している良心的なレンタルサーバーです。WordPressのインストールも手軽に行うことができ、難しいデータベースの設定やファイルのアップロードをする必要がありません。
皆さんも今回の記事を参考にWordPressでWebサイトを運用してみてください。