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さくらのレンタルサーバでは任意の名前をつけたサブドメインを設定し、複数のWebサイトを運用することができます。今回はそのさくらのレンタルサーバでサブドメインを設定する方法と設定したサブドメインに無料の独自SSLを設定する方法、WordPressをインストールするところまで解説していきます。
まだ、さくらのレンタルサーバを契約していない方は下記リンクからご契約手続きをすることができます。
サブドメインとは
サブドメインはexample.comのような通常のドメインを、blog.example.comのようにドメイン名に任意の名前をつけることで、example.comとは別のサイトとして切り出して使用するドメインのことです。
別のサイトとして運営したいけど、お互いのサイトに関連性がある場合に使用されるドメインです。
例:ヤフー株式会社
https://www.yahoo.co.jp/ (Yahoo! JAPAN)
https://shopping.yahoo.co.jp/ (Yahoo!ショッピング)
https://auctions.yahoo.co.jp/(ヤフオク!)
さくらのレンタルサーバで作成できるサブドメインの数
さくらのレンタルサーバでは、契約しているプランごとに作成できるサブドメインの数が異なります。
具体的な作成可能数は下記図を参照してください。
ライト | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ | メールボックス | マネージドクラウド |
---|---|---|---|---|---|---|
20個 | 100個 | 150個 | 200個 | 200個 | 20個 | 制限なし |
また、さくらのレンタルサーバでは、独自ドメインとサブドメインの数の合計数が上記の上限までとなっています。
一般的な独自ドメインの設定可能数とサブドメインの作成可能数は別々に上限設定させているところが多いですが、さくらのレンタルサーバは2つ(独自ドメインのサブドメイン+ 独自ドメイン)の合計数で計算されるため注意が必要です。
さくらのレンタルサーバのサブドメイン設定
さくらのレンタルサーバのサブドメイン設定は、下記の3パターンによって設定方法が異なります。
- さくらインターネットで取得の独自ドメインにサブドメインを設定
- 他社で取得した独自ドメインにサブドメインを設定
- さくらインターネットの初期ドメインにサブドメインを設定
今回は一般的な設定パターンだと思われる「さくらインターネットで取得の独自ドメインにサブドメインを設定」と「他社で取得した独自ドメインにサブドメインを設定」の2パターンを紹介します。
「さくらインターネットの初期ドメインにサブドメインを設定」をしたい方はこちらを記事を参照してください。
さくらインターネットで取得の独自ドメインにサブドメインを設定する
まず、コントロールパネルにログインしてください。
「ドメイン/SSL」→「ドメイン/SSL」をクリックしてください。
「ドメイン新規追加」をクリックします。
「さくらインターネットで取得の独自ドメインを使う」の「Step2.ドメインの追加」にあるプルダウンから独自ドメインを選択します。
「サブドメインを指定する」にチェックを入れ、サブドメイン名を入力したら「追加」をクリックしてください。
これでサブドメイン設定は完了です。ドメイン一覧画面に先ほど設定したサブドメインが追加されていることを確認してください。
他社で取得した独自ドメインにサブドメインを設定
コントロールパネルにログインしてください。
「ドメイン/SSL」→「ドメイン/SSL」をクリックし、「ドメイン新規追加」をクリックします。
「他社で取得したドメインを移管せずに使う」の「追加」をクリックします。
「他社で取得された独自ドメインのサブドメインを追加」にサブドメイン名と独自ドメインを入力して、「追加」をクリックしてください。
これでサブドメイン設定は完了です。ドメイン一覧画面に先ほど設定したサブドメインが追加されていることを確認してください。
作成したサブドメインに無料の独自SSL設定をする
独自ドメインにSSL証明書を設定していても、サブドメインを新規で設定した場合はSSL証明書も新たに設定する必要があります。
下記で作成したサブドメインにSSL証明書を設定する方法をご紹介します。
「ドメイン/SSL」→「ドメイン/SSL」をクリックします。
設定しているドメイン一覧からSSL設定するサブドメインの「SSL」を選択してください。
「登録設定を始める SSL証明書の種類を選択」をクリックしてください。
「Let’s Encryptの利用ポリシーに同意する」にチェックを入れ、「Let’s Encrypt (無料SSL)」の「利用する」をクリックします。
これでサブドメインへの無料独自SSLの設定は完了です。
「ドメインの名前解決ができないため無料SSL機能がご利用いただけません。」と表示される場合
上記のように「ドメインの名前解決ができないため無料SSL機能がご利用いただけません。」と表示されるケースがあります。
こちらは大体の場合はサブドメイン設定もしくは独自ドメイン設定をして間もないため設定がまだ反映されていないためです。
対処法はしばらく待つしかないので、数時間〜1日程度待ちましょう。
作成したサブドメインにWordPressをインストールする
作成したサブドメインにWordPressをインストールする方法を紹介します。サブドメインでWordPressを運用しようと考えている方は参考にしてみてください。
コントロールパネルにログインし、「Webサイト/データ」→「クイックインストール」をクリックしてください。
「WordPress」の「新規追加」をクリックします。
WordPressをインストールするドメインやデータベースなどの各種設定とWordPressをインストールするWebサイトの設定を入力します。「インストールURL」は先ほど設定したサブドメインを選択します。
データベースの作成がまだの方は「データベース作成」をクリックして、データベースを作成してください。
「テーブルの接頭語」は任意の文字列でも問題ありませんが、あらかじめ入力されている文字列そのままで大丈夫です。
バージョン | WordPressのバージョン |
---|---|
インストールURL | インストールするドメインを選択。SSL化しているドメインであれば、httpsのURLを選択。 |
利用データベース | WordPressデータを保存するデータベースを選択。未作成の場合は右ボタンからデータベースを作成。 |
データベース接続パスワード | データベース作成時に設定したパスワード |
テーブルの接頭語 | 任意の文字列を入力。デフォルトで入力されている文字列のままで問題なし。 |
サイトのタイトル | Webサイトのタイトルを入力。後から変更可能。 |
---|---|
WordPressユーザー名 | WordPressのユーザー名を設定。 |
WordPressパスワード | WordPress管理画面へのログイン時に必要なパスワードを設定。 |
メールアドレス | パスワード紛失時の再設定やテーマ、プラグインのアップデート情報を受け取るメールアドレス。 |
検索エンジンでの表示 | チェックを入れると検索エンジンロボットにWebサイトを検索エンジンに表示させないように指示します。 |
入力が完了したら、「ライセンス・利用規約に同意する」にチェックを入れて「作成する」をクリックしてください。
作成が完了したら、「インストール済みパッケージ一覧」にインストール情報が表示されます。
管理画面URLにアクセスし、先ほど設定した「ユーザー名」もしくは「メールアドレス」と「パスワード」でログインして確認しましょう。
無事ログインできれば作業は完了です。
Google AnalyticsとSearch Consoleの設定
WordPressがインストールできたら、Webサイトを運用する体制を整えましょう。アクセス解析の基本的なツール「Google Analytics」と「Search Console」を設定しておきましょう。
下記の記事がとてもわかりやすく解説されていましたので、参考にしてください。