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サブドメインとは
サブドメインは「〇〇.com」といったドメイン(ルートドメイン)に対して、「△△.〇〇.com」のようにしてドメインを分割して利用する際に使われます。
用途に応じて、1つのドメインを分割することでドメインの取得コストを削減したり、Webサイトの管理を手軽にすることができます。
例えば、検索ポータルサイトを展開する「Yahoo!(ヤフー)」では、検索ポータルサイト「yahoo.co.jp」の他にオークションサイト(ヤフオク!)「auctions.yahoo.co.jp」や気象情報サイト「weather.yahoo.co.jp」というようにサブドメインを利用しています。
サブドメインのメリットやデメリットは下記の記事が大変わかりやすいので、気になる方は参考にしてみてください。
ロリポップ!のサブドメインの設定可能件数
ロリポップ!は契約しているプランによって、設定できるサブドメインの数がことなります。具体的な設定可能件数を表にしてみました。
エコノミー | ライト | スタンダード | ハイスピード | エンタープライズ | |
サブドメイン設定可能件数 | 50 | 100 | 200 | 無制限 | 無制限 |
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サブドメインの設定方法
では、さっそくサブドメインを設定していきます。
サブドメイン設定を表示
ユーザー専用ページから左メニューにある「サーバーの設定・管理」→「サブドメイン設定」を開いてください。
ドメイン一覧の下にある「新規作成」をクリックします。
サブドメインの情報を入力する画面が表示されます。
サブドメインの情報を入力
「サブドメイン」、「公開(アップロード)フォルダ」の二つの情報を入力していきます。
「サブドメイン」は右側のプルダウンメニューで設定したい独自ドメインを選択し、左側にテキスト入力枠に好みの名前を入力してください。
「公開(アップロード)フォルダ」はサブドメインで公開する予定Webサイトのフォルダです。わかりやすい名前をつけてあげましょう。
サブドメインの変更方法
サブドメインの設定を変更する方法を紹介します。
サブドメインの設定変更画面を表示
ユーザー専用ページから左メニューにある「サーバーの設定・管理」→「サブドメイン設定」を開いてください。
サブドメインの一覧から変更したいサブドメインの「確認・変更」ボタンをクリックします。
サブドメインの設定変更画面が表示されます。
サブドメインの情報を変更する
「公開(アップロード)フォルダ」を変更したら、「更新をクリックします。」
サブドメインの設定が変更されました。
サブドメインの解除(削除)方法
サブドメインの解除方法を紹介します。
サブドメイン設定を表示
ユーザー専用ページから左メニューにある「サーバーの設定・管理」→「サブドメイン設定」を開いてください。
サブドメインを削除
サブドメイン一覧から解除したいサブドメインにチェックを入れ、下部にある「サブドメイン解除」をクリックしてください。
これでサブドメインの設定が解除されました。
サブドメインにWordPressをインストール
設定したサブドメインにWordPressをインストールすることもできます。ドメイン本体(ルートドメイン)にインストールする際と同じようにロリポップ!の「WordPress簡単インストール」機能を使って、簡単に行うことできます。
WordPress簡単インストールを開く
ユーザー専用ページから左メニューにある「サーバーの管理・設定」→「WordPress簡単インストール」をクリックします。
WordPressのインストール情報を入力
「サイトURL」にサブドメインを設定してください。「利用データベース」は既存のデータベースを使用しても問題ないですが、できれば既存のものとは独立させて新規させた方が良いでしょう。
WordPress設定の入力
WordPressの情報を入力してください。ユーザー名とパスワードはWordPressにログインする際に使用しますので、どこかに控えておきましょう。
「プライバシー」の欄にある”検索エンジンによるサイトのインデックスを許可する”はテスト用のサイトや制作途中のWebサイトで検索結果に表示させたくない場合はチェックを外しておきます。
ただ、制作途中のWebサイトが完成したにも関わらず、インデックスの許可を忘れて、ずっと検索結果に表示されないミスが起こりがちです。
公開する予定が今後もない場合を除いて、基本的にチェックを入れておいて良いでしょう。
「入力内容を確認」をクリックし、WordPressのインストールを完了させてください。
サブドメインにアクセスし、正常にWebサイトが表示させている確認しましょう。
これでWordPressにインストールが完了です。
サブドメインのサイトが403エラーで表示されない場合
サブドメインを設定したにも関わらず、403エラーが返ってきてしまう場合は以下のことを確認してみてください。
WAF設定を確認する
もっとも多くのパターンはWAF設定が機能して、アクセスを弾かれている場合です。「ユーザー専用ページ」から「セキュリティ」→「WAF設定」を開いて、該当のサブドメインのWAF設定を一時的に無効にしてみてください。
問題が解決したら、必ずWAFを有効に戻すことを忘れずに行ってください。
index.htmlもしくはindex.phpがあるか確認する
サブドメインに設定したフォルダ内にindex.htmlもしくはindex.phpがない場合はWebサイトが表示されません。WordPressが正常にインストールされている場合はあまりこのようなことは起こりませんが、念のためFTPソフトで確認してみましょう。
ブラウザのキャッシュを無効にする
上記のWAF設定を無効にしたにも関わらず、問題が解決しない場合は、使用していたブラウザにキャッシュが残っていることがあります。一度キャッシュを無効するかシークレットブラウザで再度URLにアクセスしてみてください。
各ブラウザのキャッシュクリアの方法とキャッシュさせない方法
時間を置いてみる
WAF設定の反映には時間がかかる場合もあるようです。5~10分ほど待って、再度URLにアクセスしてみてください。