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ソロプレイも楽しいけど、マルチプレイでもっと楽しみたい!
でも知らない人たちとやるのは、荒らしも怖いし、世界中にいる猛者についていける自信がない…。
という方も多いのではないでしょうか?
今回は著者が実際にレンタルサーバーを使用してマルチサーバーを立てた経験を踏まえて、ARKにおすすめのレンタルサーバーを紹介します。
ARK:Survival Evolvedとは?
「ARK:Survival Evolved」は、Steam、Epic gamesサイトから配信されている、オープンワールド恐竜サバイバルアドベンチャーアクションゲームです。
舞台は恐竜などの古生物が生息するARKと呼ばれる謎の島。
身一つでサバイバルが開始されますが、植物や石材を元にアイテムや拠点をクラフトしたり、古代生物と戦いながら、自分だけの環境をアップグレードしていく自由度の高さが魅力です。
ソロプレイで気ままに遊ぶのも楽しいものですが、せっかくならフレンドを招待して同じ環境でサバイバルしてみたいですよね。
ARKをマルチプレイする方法はいくつかありますが、下記で簡単にその方法を解説し、レンタルサーバーを利用する場合のおすすめサーバーを紹介していきます。
ARKをマルチプレイで遊ぶ方法
ARKをマルチプレイしたいけど、公式サーバーや非公式サーバーなど色々なやり方があって、正直どれが良いのか悩んでしまいますよね…。
「ARK」をマルチプレイする方法は主に以下の4つの方法があります。
それぞれメリットとデメリットがありますので、解説していきます。
1. ARK公式サーバーに入る – 提供終了
メリット | デメリット |
---|---|
無料で使用できる セキュリティ対策をこちらでする必要がない | 先行の熟練者が多く初心者にとってはやや過酷 ワールドの環境設定を変えることができない 現在は提供終了している |
無料で利用できる分、プレイヤー数も多く、先行してプレイしている熟練者が多く存在します。
ワールドの環境設定も公式運営が行なっており、設定はこちらで変更することはできません。そのためテイム速度が長くプレイ時間をあまり確保できない方にはかなり厳しい環境となっています。
初心者にとってPvPも厳しいのですが、PvEモードでも先行者に土地を確保され、自分の拠点が確保できなかったり、テイム上限に達して恐竜がテイムできないなど困ることも多くあります。
もちろん、その厳しい環境を楽しむのも1つですが、初心者にとっては過酷な環境でしょう。
2. PC、PS4/5をサーバーにする
メリット | デメリット |
---|---|
電気代だけでプレイできる ワールドの設定を自由に変更できる 常設サーバーとして運用できる | ハイスペックなPCが必要 常設サーバーにするとPCを消耗させる可能性がある 電気代がそれなりにかかる サーバー構築の作業に専門知識が必要になる 自宅ネットワークのポート開放する必要があるあり、セキュリティリスクがある |
PCに専用サーバーをインストールし、個人サーバーとして運用する方法です。
サーバーセットアップに専門知識が必要な点や自宅ネットワークのポートを解放する必要がある点など、デメリットもありますが、専用サーバーなので環境設定は自由にカスタマイズすることができます。
大人数でプレイするにはかなりのスペックのPCが必要なので、ソロプレイでマイペースに楽しみたい方に向いている方法です。
PC・PS4/5にサーバーを立てる手順
ARK Server Managerをインストール
ARK Server Managerの公式サイトから最新バージョンをダウンロードし、PCにインストールします。
SteamCMDのインストール
ASMの指示に従うと、SteamCMDが自動でダウンロードされます。
サーバーファイルのインストール
ASMを使って、ARK: Survival Evolvedの専用サーバーファイルをダウンロードします。
専用サーバーの初期設定
サーバー名や最大プレイ人数、マップなど初期設定を行います。
ポートの解放設定
自宅で使用しているルーターの管理画面からゲームポートとクエリポート、RCONポートを解放します。
サーバー起動
ASMを使ってサーバーを起動させます。
ARKクライアントからサーバーに接続する
ARKゲーム内でサーバー名を検索して、専用サーバーに接続します。
3. 海外レンタルサーバーを利用する
メリット | デメリット |
---|---|
国内レンタルサーバーと同じくARKテンプレートが用意されている 環境設定を自由にカスタマイズできる セキュリティ的に安心 PS4/5版ARKのマルチサーバーも立てられる | 困った時のサポートの連絡が英語で面倒 日本サーバー以外の地域ではラグが心配 料金がかかる |
「Nitrado(ニトラド)」や「G-Portal」が代表的な海外レンタルサーバーです。
ARK環境がすでに構築済みのサーバーで、サーバーにARKをインストールする作業は必要ありません。
日本サーバーも用意されていますので、利用する際はPing値が低い日本サーバーがおすすめです。
ただ、契約からセットアップ、ARKからマルイサーバーへの接続も基本的に英語でのガイダンスになるため、慣れていない方はストレスに感じます。
海外レンタルサーバーにARKサーバーを立てる手順
レンタルサーバーを契約する
公式サイトからスロット数を決めて、申し込みを進めます。
サーバー設定
ARKサーバーが自動でセットアップされます。「サーバー名」や「言語」、「マップ」などセットアップしたサーバーの基本設定を行います。
ARKクライアントからサーバーに接続する
ARKゲーム内でサーバー名を検索して、専用サーバーに接続します。
4. 国内レンタルサーバーを利用する
メリット | デメリット |
---|---|
細かい設定も自由に変更できる 常設サーバーとして運用できる テンプレート機能を使えば、初心者でも簡単にサーバー構築できる セキュリティ的に安心 | レンタル料金がかかる PS4/5版のARKは非対応 |
国内のレンタルサーバーでは「Xserver VPS for Game」と「ConoHa for GAME」が有名です。
上記2つのレンタルサーバーは、申し込み時にARKテンプレートを選択しておけば、契約と同時にARKサーバーが自動でセットアップすることができます。
海外レンタルサーバーと同様、コストはかかりますが、サポート対応も日本語で、サーバー遅延の少ないのがメリットです。
国内レンタルサーバーにARKサーバーを立てる手順
レンタルサーバーを契約する
公式サイトからプランと契約期間を決めて、申し込みを進めます。
接続情報を確認する
ARKクライアントから接続する際に必要な、IPアドレスとパスワードを確認します。
ARKクライアントからサーバーに接続する
ARKゲーム内でサーバー名を検索して、専用サーバーに接続します。
ARKにおすすめのレンタルサーバー一覧
国内のおすすめレンタルサーバー4選
ConoHa for GAME
【12月11日17:00まで】長期割引パスが大幅値引き!
最大79%OFFキャンペーン
「ConoHa for GAME」には ARKのテンプレートイメージが用意されています。
一番の特徴は料金の安さです。海外のレンタルサーバーでは、最小スペックのプランでも2,000円前後しますが、ConoHa for GAMEでは4GBのプランでも1,000円前後で使えます。
初心者でも簡単にサーバーを立てられるのが魅力なのに加えて、オリジナルのモバイルアプリが提供されており、スマートフォンからいつでもサーバーの管理が可能になっています。
また、公式サイトでセットアップ方法などのマニュアルが充実しているのも魅力的です。
コストパフォーマンス | (4.5/5) |
---|---|
安定性 | (4.0/5) |
処理能力・スペック | (4.0/5) |
信頼性 | (4.5/5) |
ConoHa for GAMEの料金表
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額料金 | 493円~ |
お試し期間 | なし |
支払い方法 | クレジットカード、Amazon Pay、銀行決済(ペイジー)、コンビニ払い、PayPal。ConoHaカード |
Xserver VPS for Game
【1月21日17:00まで】月額664円〜!
最大20%OFFキャンペーン
レンタルサーバーのシェアNo.1「Xserver(エックスサーバー)」が運営しているゲーム専用VPSサービスです。
一番の魅力はサーバー性能の高さです。
後述する「処理性能・Ping値がどれくらいか」でも紹介していますが、処理性能とPing値の高さはトップクラスです。
こちらもARKのテンプレートイメージが用意されているので、PC操作やネットワークの知識があまりない方でも簡単にサーバーを立てることができます。
コストパフォーマンス | (4.0/5) |
---|---|
安定性 | (4.5/5) |
処理能力・スペック | (4.5/5) |
信頼性 | (4.0/5) |
Xserver VPS for Gameの料金表
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額料金 | 830円~ |
お試し期間 | なし |
クレジットカード、銀行振込、ペイジー、後払い(ペイディ)、コンビニ払い |
シンVPS
【12月13日17:00まで】月額433円〜!
最大30%OFFキャンペーン
シンVPSはXserver VPSを提供するエックスサーバー株式会社のグループ会社が提供するVPSです。
Xserver VPS同様、初心者でも簡単にARKサーバーを立てることができるアプリイメージの提供が開始されました。
UIや基本的な機能はXserver VPSと同じですが、より格安プランを提供している点とSSDが大容量である点が異なります。
マップやMODをたくさん導入して多くのディスク容量を必要する方にはおすすめです。
コストパフォーマンス | (3.5/5) |
---|---|
安定性 | (4.5/5) |
処理能力・スペック | (4.5/5) |
信頼性 | (3.5/5) |
シンVPSの料金表
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額料金 | 620円~ |
お試し期間 | なし |
支払い方法 | クレジットカード |
KAGOYA CLOUD VPS
「KAGOYA CLOUD VPS」もARKテンプレートイメージが提供されていますので、初心者でも比較的簡単にARKサーバーを立てることができます。
ホスティングサーバーとしては老舗のサービスなので、信頼性も問題ありません。
ただ、スタンダードプランではSSDがやや少ないので、大容量プランも検討すると良いかもしれません。
コストパフォーマンス | |
---|---|
安定性 | |
処理能力・スペック | |
信頼性 |
KAGOYA CLOUD VPSの料金表
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額料金 | 上限:550円~ |
お試し期間 | なし |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 |
ARKにおすすめの国内レンタルサーバー4社比較
ConoHa for GAME 4GB | Xserver for Game 4GB | シンVPS 4GB | KAGOYA CLOUD VPS 4GB | |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額 | 1,015円~ | 1,700円~ | 3,091円~ | 上限:1,650円~ |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB |
CPU | 4コア | 4コア | 4コア | 4コア |
SSD | 100GB | 100GB | 200GB | 80GB |
ARK用テンプレート | あり | あり | あり | あり |
公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら |
海外のおすすめレンタルサーバー2選
NITRADO
テキスト
コストパフォーマンス | (4.0/5) |
---|---|
安定性 | (3.5/5) |
処理能力・スペック | (3.5/5) |
信頼性 | (4.0/5) |
NITRADOの料金表
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額料金 | 2,028円~ |
お試し期間 | なし |
支払い方法 | PayPal、クレジットカード、銀行振込 |
GPORTAL
コストパフォーマンス | (4.0/5) |
---|---|
安定性 | (3.5/5) |
処理能力・スペック | (3.5/5) |
信頼性 | (4.0/5) |
GPORTALの料金表
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額料金 | 2,047円~ |
お試し期間 | なし |
支払い方法 | Paypal、Paysafe、クレジットカード |
ARK向けレンタルサーバーの選び方
近年ではゲーム向けレンタルサーバーも増えてきました。そんな中、どのレンタルサーバーを選べば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本章ではARK向けレンタルサーバーの選び方について、以下の7つの点を解説します。
- 必要なサーバースペックを満たしているか
- 処理性能・Ping値がどれくらいか
- サポート体制が整っているか
- 対応している支払い方法
- ARK用のテンプレートが用意されているか
- 料金が安いか
- ダウングレードを含めたプラン変更ができるか
必要なサーバースペックを満たしているか
ARK:Survival Evolvedのマルチプレイに必要なサーバースペックを満たしている必要があります。
必要なスペックはプレイ人数に応じて変わりますので、以下の表を参考にしてください。
プレイ人数 | 4人以下 | 5~10人 | 10~20人 | 20人以上 |
---|---|---|---|---|
メモリ | 4~8GB | 8GB | 8~16GB | 16GB以上 |
CPU | 4~6コア | 6コア | 6~8コア | 8コア以上 |
ストレージ | 100GB以上 | 100GB以上 | 100GB以上 | 100GB以上 |
必要なスペックの計算方法
公式Wikiを参考に実体験を加えた必要なスペックの計算方法を紹介します。あくまで目安ですが、参考にしてください。
メモリの計算方法
まず、必要なメモリの計算方法としては、以下のようになります。
ベースとなるサーバー起動に必要なメモリに、プレイ人数と導入するMODを加味して、必要なメモリを計算します。
導入するMODによって必要なメモリが変わりますので、MODをガシガシ入れる方は余裕を持たせたメモリを積むことをおすすめします。
ストレージの計算方法
ストレージに関しては、以下のようになります。
デフォルト状態(マップがアイランドのみ)で100GBのSSDが必要となり、そこに導入するマップの数と導入するMODに応じて変動していきます。
ARKはとても容量が大きいゲームなので、DLCも含めた全てのマップを導入すると300GB以上のSSDが必要になる可能性もあります。
レンタルサーバーを選ぶ際は後からストレージの増設ができるかどうかもチェックしておくと良いでしょう。
ダウングレードを含めたプラン変更ができるか
後からプランの変更ができるか確認しておきましょう。
アップグレードはもちろんですが、ダウングレードできるかも確認ポイントです。
プレイ人数が減った場合やオーバースペックでリソースに持て余してしまっている場合にダウングレードできると、無駄なコストを削減することができます。
サポート体制が整っているか
ARKサーバーを立てる際はもちろん、立てた後の運用時にもトラブルが発生することもあります。
ご自身で解決できれば良いですが、サーバーそのものに問題がある場合はなかなか自分では解決できません。
電話サポートに対応しているかなどサポート体制を確認しておきましょう。
対応している支払い方法
クレジットカードや銀行振込、コンビニ払いなどご自身に合った支払い方法が対応しているか確認しておきましょう。
レンタルサーバーによってはクレジットカードのみ対応しているところもあります。
ARK用のテンプレートが用意されているか
1からARKサーバーを立てても良いですが、レンタルサーバーの中には申し込みと同時にARKサーバーを自動でセットアップしてくれるところもあります。
サーバー構築は面倒だという方や立て方に自信がないという方はテンプレートが用意されているレンタルサーバーを選びましょう。
料金が安いか
もちろん料金も気になるところです。
レンタルサーバーは買い切りではなく、月額料金制なので少しでもランニングコストは抑えたいものです。
以下の表はレンタルサーバーのプラン別に料金を比較した表です。
サーバー | ConoHa for GAME | Xserver for Game | シンVPS | KAGOYA CLOUD VPS | NITRADO | GPORTAL | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
プラン | 4GB | 8GB | 16GB | 4GB | 8GB | 16GB | 4GB | 8GB | 16GB | 4GB | 8GB | 16GB | 10スロット | 16スロット | 32スロット | 10スロット | 20スロット |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |||||||||||
月額料金 | 1,015円~ | 1,788円~ | 4,484円~ | 1,700円~ | 3,201円~ | 7,200円~ | 3,091円 | 6,000円 | 12,001円 | 上限1,650円 | 上限7,150円 | 上限14,300円 | 2,028円 | 2,650円 | 4,991円 | 2,047円 | 3,006円 |
お試し期間 | なし | なし | なし | なし | なし | なし | |||||||||||
SSD | 100GB | 100GB | 200GB | 400GB | 800GB | 80GB | 100GB | 100GB | – | – | – | – | – |
月額利用料金が最も安いのは「ConoHa for GAME」です。次いで、「Xserver for Game」、「KAGOYA CLOUD VPS」です。
ただ、「KAGOYA CLOUD VPS」のメモリ4GBプランはSSDの容量が小さいのが不安なところです。大容量プランも用意されていますが、そちらは料金が高くなっています。
「シンVPS」は割高ですが、SSDの容量が大容量です。
「ConoHa for GAME」や「Xserver for Game」にも追加オプションでSSDを増設することもできますが、マップをたくさん導入する予定の方は、最初から大容量がウリの「シンVPS」がコスパ良いでしょう。
処理性能・Ping値がどれくらいか
処理性能やPing値も重要です。FPSゲームではないので、そこまで気にしなくても良いかもしれませんですが、あまりにラグがひどいとストレスを感じるでしょう。
以下の表は「Sysbench」と「Speedtest」を使って独自にリサーチしたレンタルサーバー別の処理性能です。
指標 | ConoHa for GAME | Xserver VPS for Game | シンVPS | KAGOYA CLOUD VPS | |
---|---|---|---|---|---|
回線速度 | ダウンロード速度 | 87.38 Mbit/秒 | 537.21 Mbit/秒 | 538.12 Mbit/秒 | |
アップロード速度 | 62.72 Mbit/秒 | 107.45 Mbit/秒 | 106.36 Mbit/秒 | ||
CPU | イベント数 | 707.78件/秒 | 1369.60件/秒 | 1376.32/秒 | |
メモリ | 書込件数 | 10,485,760件 | 10,485,760件 | 10,485,760件 | |
転送速度 | 2575.99 MiB/秒 | 5127.10 MiB/秒 | 5271.84 MiB/秒 | ||
Ping値 | 72.538 | 27.003 | 27.613 |
※「Ping値」はpingコマンドを使って計測した計測結果です。実際のARKクライアントからの応答速度ではありません。
測定指標の解説
- 回線速度 – ダウンロード速度
-
インターネットからデータを受信する速度。ARKでは、バージョンのアップデートやパッチのダウンロード時に影響します。この速度が速いと快適にサーバー管理ができます。
- 回線速度 – アップロード速度
-
インターネットからデータを送信する速度。ARKでは、マルチプレイ時のボイスチャットなど他のプレイヤーとのコミュニケーションの際に影響します。
- CPU – イベント数
-
1秒間に処理できるイベント(素数計算)の数。値が高いほど、CPUが短時間に多くの計算を処理できるため、性能が高いと評価できます。
- メモリ – 転送速度
-
メモリの書き込み速度。この値が高いほど大量のデータを高速に処理できるため、性能が高いと評価できます。
- Ping値
-
ネットワークの応答時間。この値が低いほど、より高速なレスポンスが得られるため、性能が高いと評価できます。
性能が高いと評価されたのは「Xserver VPS for Game」と[シンVPS」です。「ConoHa for GAME」も悪くはありませんし、料金の安さを考えるとコスパは良いでしょう。
より性能を求めたい方は「Xserver VPS for Game」もしくは[シンVPS」、コスパを求めたい方は「ConoHa for GAME」がおすすめです。
国内と海外どちらのレンタルサーバーにするべき?
国内のレンタルサーバーと海外のレンタルサーバーどちらがおすすめなのか疑問に思われる方もいると思います。
結論から言うとレンタルサーバーを借りるなら国内のレンタルサーバーが圧倒的におすすめです。
以下で、国内と海外のレンタルサーバーどちらが良いのか、それぞれのメリットとデメリットを解説します。
海外レンタルサーバーのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
PS4/5版も利用できる | サポートへの連絡は英語 最小プランでも10人規模のスペックなので、少人数でやるには割高 |
国内のレンタルサーバーでは、PS4/5版のARKは非対応となっていますが、「NITRADO(ニトラド)」や「G-portal」であれば、PS4/5版のARKでもサーバーに接続することができます。
デメリットとしては、各種手続きや障害発生時の問い合わせなどは当然ながら英語でのやりとりとなります。
公式サイトはある程度日本語対応されていますが、カスタマーサポートへのお問い合わせページやフォーラムページなどは完全に英語対応となっています。
安定性の部分で記述しましたが、サーバーを運用していると不具合などが起こる可能性も十分にあります。
その都度、英語で問い合わせるとなるとかなり骨が折れる作業になりそうです。
また、プラン構成も国内と違いスロット(≒プレイ人数)単位でのプラン構成です。最小プランでも10スロットからなので、数人程度のサーバーを立てる予定の方は割高となってしまいます。
国内レンタルサーバーのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
サポートが日本語で安心 少人数でも使える小さめのプランも利用できる | PS4/5やXboxなどCS版のARKは非対応 |
マルチサーバーを立てる際に躓いてしまった時や、プレイ中に不具合等があっても、日本語で安心してサポートに連絡ができるため、初心者の方にもおすすめです。
また、メモリ4GBクラスの小さめのプランも利用できるので、仲間内だけの少人数であってもコスパ良くARKを楽しめます。
デメリットとしては、「Xserver VPS for Game」や「ConoHa for GAME」、「KAGOYA CLOUD VPS」など国内の主要レンタルサーバーでは、Steam版(PC版)のARKのみの対応となっています。
ARKサーバーを立てても、PS4/5版のARKからサーバーに接続できません。
PS4/5版のARKでマルチプレイをしたい方は海外のレンタルサーバーがおすすめです。
ARK向けおすすめレンタルサーバーによくある質問
無料で使えるレンタルサーバーはある?
無料で利用できるレンタルサーバーはありません。
ただ、ConoHa for GAMEで配布されているクーポンを利用すれば、1ヶ月間だけ実質無料で利用することができます。
お試しでレンタルサーバーを使ってみたい方はぜひ活用してみましょう。
非公式サーバーでPS5やXboxとクロスプレイできる?
PS4/5やSwitch、XboxとPC版とのクロスプレイはサポートされていません。
まとめ
ARKでマルチプレイする際に必要なサーバーを立てる方法とおすすめのレンタルサーバーを紹介しました。
リメイク版ASAがリリースされた現代でも根強い人気のあるASEですが、公式サーバーが終了してしまい非公式サーバーを求めている方も多いと思います。
レンタルサーバーを使えば、初心者の方でも簡単にARKサーバーを立てることができますので、ぜひみなさんもARKライフを楽しみましょう。