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「友人だけでARKを楽しみたい」「公式サーバーが終了して、非公式サーバーを探しているけれど、良いサーバーが見つからない」そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、PC版ARK: Survival Evolvedで専用サーバーを立てて、マルチプレイを楽しむ方法をご紹介します。
サーバーを立てるのは難しそうなイメージを持っている方も多いかもしれませんが、初心者でも簡単にサーバーを立てられるよう、わかりやすく解説しています。
最後に、マルチプレイ時におすすめの設定もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ARKのマルチプレイサーバーとは?仕様と注意点
最初にARK:Survival Evolvedのマルチプレイサーバーの仕様と注意点を整理しておきます。
- 公式サーバーは2023年9月にサポート終了している
- PC版のマルチプレイの最大プレイ人数は100人
- PvPモードでも遊べる
- PS4/5やSwitch版とのクロスプレイは不可
- Epic Games版のプレイヤーはMODサーバーには参加できない
以前はARK:Survival Evolvedにも公式サーバーが用意されていましたが、ARK:Survival Ascendedのリリースに伴い、ASEの公式サーバーはサポート終了しています。そのため、現在では非公式サーバーを立てて楽しむのが一般的です。
PC版のARKでは最大100人までマルチプレイすることができます。ただ、100人規模でのプレイとなるとかなりのスペックを積んだサーバーが必要となるでしょう。
PvEモードに加え、PvPモードでもプレイすることができます。他のプレイヤーが立てた非公式サーバーに参加する場合は、そのサーバーがPvEなのかPvPなのか確認しておきましょう。
PC版の他にPS4/5やSwitchといったCS版のARKもリリースされていますが、これらとのクロスプレイはサポートされていません。
また、PC版でもSteam版ではなく、Epic Game版のASEの場合、MODを入れることができませんので注意が必要です。
ARKでマルチプレイサーバーを立てる3つの方法
ARKでマルチプレイをする方法はいくつかあります。それぞれの特徴とメリット、デメリットを紹介します。
1. 非専用サーバーを立てる
専用サーバーを立てずにゲーム内で提供されているマルチプレイ機能を利用する方法です。
いくつか制限はありますが、無料で手軽にマルチプレイを始めることができます。
メリット | デメリット |
---|---|
無料でマルチプレイすることができる サーバー構築の作業が必要ない | ホストプレイヤーから一定距離離れることができない ホストがゲームから離れるとフレンドもプレイできない 卵の孵化速度や赤ちゃんの成長速度など細かい設定変更ができない 最大8名までしかプレイできない |
2. PC(ローカル)に個人サーバーを立てる
PCに専用サーバーをインストールし、個人サーバーとして運用する方法です。
サーバーセットアップに専門知識が必要な点や自宅ネットワークのポートを解放する必要がある点など、デメリットもありますが、専用サーバーなので環境設定は自由にカスタマイズすることができます。
大人数でプレイするにはかなりのスペックのPCが必要なので、ソロプレイでマイペースに楽しみたい方に向いている方法です。
メリット | デメリット |
---|---|
細かい設定も自由に変更できる 無料でマルチプレイできる 常設サーバーとして運用できる | ハイスペックなPCが必要 常設サーバーにするとPCを消耗させる可能性がある 電気代がそれなりにかかる サーバー構築の作業に専門知識が必要になる 自宅ネットワークのポート開放する必要があるあり、セキュリティリスクがある |
3. レンタルサーバーに立てる
レンタルサーバーを借りて、そこに専用サーバーを立てる方法です。
環境設定を自由に変更することができる上、自宅ネットワークを解放する必要がないため、セキュリティ的にも安心です。
また、「ConoHa for GAME」や「Xserver VPS for VPS」、「シンVPS」であれば、初心者の方でも簡単にサーバーを立てることができるテンプレート機能が提供されています。
非公式サーバーとして不特定多数のプレイヤーに解放する使い方もできますし、パスワードを設定してフレンドのみで楽しむプライベートサーバーとしてもおすすめの方法です。
メリット | デメリット |
---|---|
細かい設定も自由に変更できる 常設サーバーとして運用できる テンプレート機能を使えば、初心者でも簡単にサーバー構築できる セキュリティ的に安心 | レンタル料金がかかる |
ARKのマルチプレイサーバーを立てる手順
レンタルサーバーにARK:Survival Evolvedの専用サーバーを立ててマルチプレイをする手順を紹介します。
今回はARK:Survival Evolvedのテンプレートが用意されており、初心者にも簡単にサーバーが立てられる「ConoHa for GAME」を使用します。
テンプレートが用意されているVPSであれば、基本的な流れはどのVPSでも同じになります。
ConoHa for GAMEを申し込む
まずはConoHa for GAMEを申し込んでいきます。
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公式サイトの「今すぐお申し込み」をクリックします。
ConoHaアカウントを作成する
ConoHa関連サービスで使用することができるConoHaアカウントを作成します。
「初めてご利用の方」タブからメールアドレスとパスワードを入力して、「今すぐアカウント登録」をクリックしてください。
申し込み内容を入力する
申し込み情報を入力します。
「イメージタイプ」は「ARK:Survival Evolved」を選択してください。
「料金タイプ」には1ヶ月以上の契約を予定されている方は「長期割引パス」がお得です。
1ヶ月以内の利用の方は「時間課金」の方が割安になる可能性があります。
「rootパスワード」と「ネームタグ」を設定します。
入力が完了したら、「次へ」をクリックします。
続いて、お客様情報を入力します。
電話番号で本人認証を行います。「SMS認証」か「電話認証」を選択してください。
認証コードを入力します。
支払い方法を設定する
最後にお支払い方法を選択します。
「クレジットカード」か「ConoHaチャージ」が選択できます。
クレジットカードを選択しておくと、更新時の支払い忘れが防げるためおすすめです。
クレジットカードをお持ちでない方は「ConoHaチャージ」を選択しましょう。
ConoHaチャージとは、プリペイド式に料金をチャージをしておき、支払い時に残高から支払われる仕組みです。プリペイド式なので、あらかじめ入金しておいた金額以上の出費が発生せず計画的にコスト管理ができます。
また、入金方法は振り込みからコンビニなど様々用意されており、クレジットカードを持っていない方でも安心です。
支払い情報の入力が完了したら、「お申し込み」をクリックしてください。
これでConoHa for GAMEのお申し込みは完了です。
IPアドレスを確認する
サーバーに接続する際に必要なIPアドレスを確認します。
申し込み完了後に開かれた管理画面の「サーバーリスト」から「IPアドレス」をどこかにメモしておきましょう。
接続に必要なサーバー情報を確認する
続いて、先ほどVPSに立てたサーバーのサーバー情報を確認します。
ConoHa for GAMEの管理画面「サーバーリスト」の「ネームタグ」をクリックしてください。
「コンソール」をクリックします。
画面上部の「コンソール」→「シリアル」をクリックします。
蝶の画面が表示されたら、シリアルコンソールになっています。
Enterを押すとログインプロンプトが表示されます。
「login:」に「root」、「Password」には先ほど控えておいたrootパスワードを入力してください。
ログインに成功すると「Server IP Address」と「ARK Login password」、「ARK Admin password」が表示されます。
ARK:Survival Evolvedからサーバーに参加する際に必要となりますので、どこかに控えておいてください。
ARKからサーバーに接続する
立てたサーバーにARKから接続してみます。
Steamからサーバーをお気に入り登録する
Steamを開いてください。
上部メニューにある「表示」→「サーバー」をクリックしてください。
「お気に入り」タグを開き、「サーバーを追加」をクリックしてください。
ConoHa for GAMEに立てたサーバーをお気に入りに登録します。
先ほどコンソールで確認したIPアドレスを入力して、「このアドレスをお気に入りに追加」をクリックしてください。
正常に登録されると、リストにサーバーが表示されます。
これでSteamにConoHa for GAMEに立てたサーバーをお気に入り登録できました。
ARKからマルチサーバーにログインしてみる
これで、ARKからマルチサーバーにログインができます。
早速ログインしてみましょう。
SteamからARKを起動してください。
「サーバー検索」をクリックしてください。
左下にある「セッションフィルター」から「お気に入り」を選択してください。
先ほどお気に入り登録したサーバーがリストに表示されます。
サーバーを選択して、「開始」をクリックしてください。
パスワードが求められます。
コンソールで確認した「ARK Server Join Password」のパスワードを入力してください。
これでARKからマルチサーバーにログインできました。
ARKのマルチサーバーに入れない時の対処法
サーバーを立てたにも関わらず、マルチサーバーに入れない場合の対処法を解説します。
サーバーのセットアップが完了していない
サーバーを立てた直後はセットアップに時間がかかっており、IPアドレスを入力しても接続できない場合があります。
しばらく待機した後に再度接続してみてください。
入力したIPアドレスに間違いがないか確認する
ログインするサーバーのIPに間違いがあるとログインできません。
入力ミスがないか再度確認してみてください。
サーバーが起動状態になっているか確認する
サーバーが起動しているか確認してみてください。
ConoHa for GAMEを使用している方はVPS管理画面から「起動」状態になっているか確認します。
ポートが解放されていない
ポートが解放されていないとサーバー検索画面に表示されません。
ConoHa for GAMEの場合、VPS管理画面の「ネットワーク情報」→「セキュリティグループ」に「IPv4v6-ARK」が設定されているか確認してください。
サーバー環境設定ファイルに不備がある
サーバー環境設定ファイルを編集した場合、なんらか不備があり、サーバーの起動に失敗している場合があります。
環境設定の各オプションは記述するセクションが決まっています。
正しい記述箇所に設定されているか確認してみてください。
ARKのマルチプレイサーバーの環境設定を変更する方法
専用サーバーを立てたら、さっそく環境設定をカスタマイズしてみましょう。
ARK:Survival Evolvedの設定ファイルは以下の2種類があります。
ファイル名 | 内容 |
---|---|
GameUserSettings.ini | PvEモードの有効化や難易度設定、最大プレイ人数は基本的な設定を行うファイル |
Game.ini | エングラムポイントやレベルごとの報酬XPの変更など、より高度な設定を行うファイル |
それぞれのファイルには設定項目にあたる「パラメータ」とその設定値が書き込まれています。
- GameUserSetting.iniの入力例
-
[ServerSettings] DifficultyOffset=0.5 ShowMapPlayerLocation=True AllowThirdPersonPlayer=True ServerCrosshair=True ServerPassword=PCthLD9iu ServerAdminPassword=tFRVYXux RCONPort=27020 TheMaxStructuresInRange=10500.000000 OxygenSwimSpeedStatMultiplier=1.000000
- Game.iniの入力例
-
[/script/shootergame.shootergamemode] EggHatchSpeedMultiplier=60.000000 BabyMatureSpeedMultiplier=60.000000
以下でその設定値の変更方法を詳しく紹介していきます。
事前準備
設定ファイルを編集する前に事前に準備しておくことがあります。
SSH接続用ポートを開放する
ConoHa for GAMEのテンプレートを使うと、ARK:Survival Evolvedで使用するポートは自動で開放してくれますが、SSH接続のポートは閉じられています。
こちらをConoHa for GAMEの管理画面から開放してあげましょう。
管理画面の「ネームタグ」のリンクをクリックします。
「ネットワーク情報」→「セキュリティグループ」の編集アイコンをクリックしてください。
「+」をクリックし、「IPv4v6-SSH」を追加して保存してください。
ConoHa for GAMEのセキュリティグループは、仮想ファイアウォールとして動作し、任意のポートの開閉や接続元制限ができる機能です。
この機能を使うことでコマンドラインによる操作ではなく、GUIでポートの解放管理を行うことができます。
FTPソフトを用意する
設定ファイルを編集するには手元にファイルをダウンロードする必要があります。
ファイルのダウンロードはFTPソフトを使いますが、「WinSCP」や「FileZilla」など無料のソフトで問題ありません。
すでにご使用のものがあれば、それを使っていただいて結構ですし、まだインストールしていない方は以下の手順でインストールしましょう。
WinSCPのインストール方法
以下の公式サイトから「WinSCP」をダウンロードします。
https://winscp.net/eng/download.php
ダウンロードしたインストーラをダブルクリックしてください。
「すべてのユーザー用にインストール(A)(推奨)」をクリックします。
ライセンスの同意画面が表示されます。「許諾(A)」をクリックします。
「標準的なインストール(T)(推奨)」にチェックを入れ、「次へ(N)」をクリックしてください。
インターフェイスのスタイルを選択します。お好みで問題ありませんが、今回は「コマンダー(C)」を選択します。
インストール内容を確認して、「インストール(l)」をクリックします。
インストールが完了したら、「スタートページを開く」のチェックを外し「完了(F)」をクリックします。
これでWinSCPのインストール作業は完了です。
設定ファイルの編集
事前準備ができたら、さっそく設定を変更してみます。
設定ファイルを編集する際は以下の点に注意してください。
- 英数字は半角で記述する
- 各パラメータは決められたセクションの下に記述する
- パラメータによっては決められた選択肢の中から設定する必要があるものもある
設定ファイルのダウンロード
設定ファイルをダウンロードします。お使いのFTPソフトでサーバーに接続してください。
WinSCPをお使いの方は新規接続画面に以下の情報を入力します。
転送プロトコル | SFTP |
---|---|
ホスト名 | サーバーのIPアドレス |
ユーザー名 | root |
パスワード | 申し込み時に登録したrootパスワード |
ShooterGame/Saved/Config/LinuxServer(WindowsServer)/
に移動し、GameUserSettings.ini
とGame.ini
の2つのファイルをダウンロードします。
GameUserSettings.iniの設定を変更する
ダウンロードしたGameUserSettings.ini
をメモ帳などのエディターツールで開いてください。
以下で主な設定項目の変更方法を紹介します。
PvEモードを有効にする
[ServerSettings]
のセクションの下にserverPVE=True
を追記します。
[ServerSettings]
serverPVE=True
難易度を変更する
[ServerSettings]
のセクションの下にDifficultyOffset
に0.01から1.0の間の浮動小数点数を指定することで設定可能です。
[ServerSettings]
DifficultyOffset=0.5
難易度と難易度のオフセット
「Easy」、「Medium」、「Hard」などの固定された難易度の代わりに、難易度は現在0.5から4.0[1](またはThe Centerでは5.0)の間の数値を使用して表されます。 この数値はDifficulty Value(難易度値)と呼ばれ、DifficultyOffsetオプションによって制御されます。Difficulty Offset(難易度オフセット)は、値が0.01から1.0の間の浮動小数点数であり、数値が大きいほど難易度が高くなります。ただし、難易度オフセットを0.0に設定すると、難易度値が1.0になることに注意してください。DifficultyOffsetのデフォルト値は0.2です。
特定の難易度オフセットの難易度値を計算するには、次の式を使用します
https://ark.wiki.gg/ja/wiki/%E9%9B%A3%E6%98%93%E5%BA%A6Difficulty Value = DifficultyOffset * (Official Difficulty - 0.5) + 0.5
最大プレイ人数を変更する
最大プレイ人数は[/Script/Engine.GameSession]
の項目の下にMaxPlayers=XX
を追記します。
[/Script/Engine.GameSession]
MaxPlayers=16
テイム速度を早くする
テイム速度の変更するには[ServerSettings]
の下にTamingSpeedMultiplier
に浮動小数点数を指定することで設定可能です。
[ServerSettings]
TamingSpeedMultiplier=5.000
昼の経過速度を変更する
昼の経過速度は[ServerSettings]
の下にDayTimeSpeedScale
に浮動小数点数を指定することで設定可能です。
[ServerSettings]
DayTimeSpeedScale=0.8
夜の経過速度を変更する
夜の経過速度は[ServerSettings]
の下にNightTimeSpeedScale
に浮動小数点数を指定することで設定可能です。
[ServerSettings]
NightTimeSpeedScale=1.2
恐竜の攻撃力倍率を変更する
恐竜の攻撃倍率はDinoDamageMultiplier
に浮動小数点数を指定することで指定可能です。
[ServerSettings]
DinoDamageMultiplier=0.8
入力が完了したら忘れずに保存してください。
他にも様々な設定項目がありますので、詳しくは公式Wikiを参照してみてください。
Game.iniの設定を変更する
ダウンロードしたGame.ini
をメモ帳などのエディターツールで開いてください。
卵の孵化速度を変更する
卵の孵化速度は[/script/shootergame.shootergamemode]
の下に追記したEggHatchSpeedMultiplier
に浮動小数点数を指定することで指定可能です。
[/script/shootergame.shootergamemode]
EggHatchSpeedMultiplier=10.000
恐竜の赤ちゃんの成長速度を変更する
恐竜の赤ちゃんの成長速度は[/script/shootergame.shootergamemode]
の下に追記したBabyMatureSpeedMultiplier
に浮動小数点数を指定することで指定可能です。
合わせて、赤ちゃんの刷り込み感覚を短くしておくと良いでしょう。BabyCuddleIntervalMultiplier
に浮動小数点数を指定することで指定可能です。
[/script/shootergame.shootergamemode]
BabyMatureSpeedMultiplier=100.000
BabyCuddleIntervalMultiplier=0.02
入力が完了したら忘れずに保存してください。
他にも様々な設定項目がありますので、詳しくは公式Wikiを参照してみてください。
サーバーを再起動させる
設定ファイルを編集した後は必ずサーバーを再起動させましょう。
上記の手順でConoHa for GAMEを使ってサーバーを立てた方はVPS管理画面から再起動させることができます。他のレンタルサーバーを使った場合でも基本的に管理画面から再起動させることができます。
レンタルサーバーに立てたARKのマップを変更する方法
ARKサーバーのマップ変更方法を解説します。
事前準備 – Tera Termのインストール
マップの変更はコマンドラインを使って行います。
SSH接続する必要がありますので、Tera Termをインストールします。普段お使いのSSH接続ツールがある方はそちらを使用していただいて問題ありません。
Tera Termのインストール方法
以下のリンクからTera Termのインストーラーをダウンロードします。
https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/releases/74780
「teraterm-4.106.exe」をクリックしてください。
(数字はバージョンによって変わります。)
ダウンロードされたファイルをダブルクリックしてください。
言語や各種設定はデフォルトのままで問題ありません。
インストールが完了したら、「今すぐTera Termを実行する」にチェックを入れて、「完了」をクリックしてください。
そのまま、VPSにSSH接続してしまいましょう。
「Tera Term」を起動したら「ホスト」に先ほど確認したIPアドレスを入力します。
その他の設定はデフォルトのままで問題ありません。
うまく接続ができない場合、SSH接続のポートが解放されていない可能性があります。
ConoHa for GAMEの「ネットワーク情報」→「セキュリティグループ」を開いて、「IPv4v6-SSH」が追加されているか確認してみてください。
続いて、「ユーザー名」に「root」、「パスフレーズ」にサーバー申し込み時に設定したrootパスワードを入力してください。
無事にサーバーに接続ができると、サーバー情報が表示されます。
ARKサーバーのマップの変更する手順
一度ARKサーバーのサービスを停止します。以下のコマンドを実行してください。
systemctl stop ark-server.service
ark-server.service
ファイルのExecStart
行から現在のマップ名を取得します。
ARK_MAP=`grep "ExecStart=" /etc/systemd/system/ark-server.service |awk '{print $2;}'|awk 'BEGIN{FS = "?"}{print $1}'`
設定したいマップ名をARK_NEWMAP
変数に設定します。今回は「Fjordur」を設定してみます。
ARK_NEWMAP="Fjordur"
ark-server.service
ファイル内のマップ設定をARK_NEWMAP
変数に設定した値に変更します。
sed -i -e "s/${ARK_MAP}/${ARK_NEWMAP}/g" /etc/systemd/system/ark-server.service
設定変更を読み込ませるため、サービスをリロードします。
systemctl daemon-reload
ARKサーバーのサービスを起動します。
systemctl start ark-server.service
これでマップの変更が完了しました。
ARK:Survival Evolvedのマルチプレイにおすすめのレンタルサーバー(VPS)3選
ここからはARK:Survival Evolvedのマルチプレイサーバーにおすすめなレンタルサーバーを紹介します。
どれもARK:Survival Evolvedのテンプレートが用意されていますので、初心者でも簡単にARK:Survival Evolvedのマルチプレイサーバーを立てることができます。
ConoHa for GAME
コストパフォーマンス | |
---|---|
安定性 | |
処理能力・スペック | |
信頼性 |
ConoHa for GAMEの料金・仕様
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額費用 | 493円~ |
ディスク容量 | 100GB~ |
無料お試し期間 | なし |
Xserver for Game
コストパフォーマンス | |
---|---|
安定性 | |
処理能力・スペック | |
信頼性 |
Xserver for Gameの料金・仕様
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額費用 | 830円~ |
ディスク容量 | 50GB~ |
無料お試し期間 | なし |
シン・VPS
コストパフォーマンス | |
---|---|
安定性 | |
処理能力・スペック | |
信頼性 |
シン・VPSの料金・仕様
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額費用 | 620円~ |
ディスク容量 | 30GB~ |
無料お試し期間 | なし |
ARKのマルチプレイサーバーの立て方に関するよくある質問
無料で非公式サーバーを立てることはできる?
記事中でも解説しましたが、ご自身のPCにARKより配布されている専用サーバーの構築パッケージをインストールすることで無料で非公式サーバーを立てることができます。
無料レンタルサーバーは今のところないようです。
非公式サーバーでPS5やXboxとクロスプレイできる?
PS4/5やSwitch、XboxとPC版とのクロスプレイはサポートされていません。
まとめ
今回はARK:Survival Evolvedのサーバーの立て方を解説しました。
リメイク版ASAがリリースされた現代でも根強い人気のあるASEですが、公式サーバーが終了してしまい非公式サーバーを求めている方も多いと思います。
ご自身で専用サーバーを立てることができれば、ワールドの設定を自由に変更することができるのでARKライフがより一層楽しくなります。
ぜひみなさんも挑戦してみてください。