レンタルサーバーのディスク容量はどのくらい必要?用途に応じた必要な目安と各社プランを比較

レンタルサーバーの容量ってどのくらいあればよいの??

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レンタルサーバーを契約する際、数多くのレンタルサーバー提供会社の中からどの会社を選べば良いのか、さらに1つのサービス会社の中でもいろいろなプランが用意されています。

各会社、各プランによってサーバーの使用可能なディスク容量がことなり、いったい自分はどれを選べば良いのか迷うこともあると思います。

今回はそんな方に向けて、Webサイトの使用用途に合わせてレンタルサーバーのディスク容量を選ぶ目安と各社のプランを比較して紹介します。

目次

レンタルサーバーにおけるディスク容量とは

そもそもレンタルサーバーで用意されているディスク容量とは何なのでしょうか。その容量は何に必要でどのように使われるのか説明します。

レンタルサーバーにはWebサーバーの運用に使用するWebサーバーとメールの利用に使用するメールサーバーの2つの利用方法があると思います。多くの場合どちらも利用すると思いますが、プランによってはメールサーバーが使えないものもあります。

ディスク容量もこの2つの用途によって「Web領域」と「メール領域」に分けられています。 Web領域は上述したようにWebサイトを公開するのに必要なデータを格納する領域です。

HTMLファイルやphpファイルなどのテキストベースのファイルから画像や動画などのファイルもここに格納されます。 メール領域は文字通りメール情報を保存しておく領域です。

アドレス情報や送受信したメールもここに保存されます。 例えば、個人であればそれほどメールのやり取りはないかもしれませんが、法人利用だと社員数分のメールアドレスが必要になりますし、その分のメール情報を格納するメール領域を確保しなければなりません。

データベースの容量はディスク容量に含まれない

Web領域とメール領域に保存されるデータ以外にphpなどで動的にやりとりされるデータを格納するデータベースもレンタルサーバーのサービスとして提供されています。

しかし、多くの場合はこのデータベースはいわゆるディスク容量とは別物でデータベースの使用によってこのディスク容量が圧迫されることはありません。

レンタルサーバーに必要な容量の目安は?

レンタルサーバーに必要なディスク容量は用途によって異なります。以下では、ペライチサイト、個人ブログサイト、中規模サイト、大規模サイトの用途別に必要な容量を紹介していきます。

ペラサイト(1~5ページ)

1GBもあれば十分運用可能です。WordPressなどのCMSツールを導入しても安心して運用できます。 あくまで1サイトあたりなので、複数のペラサイトを運用する場合はそれに応じて容量を計算してみてください。 おおよそ100サイトで50GBほどと言われています。

個人ブログ・小規模事業サイト(10~100ページ)

個人ブログや小規模事業用のWebサイトの大半は10~100ページほどです。このくらいの規模だとWordPressなどのCMSツールを導入して管理している方も多いと思います。

数GBあれば十分ですが、事業用途など少し余裕を持って運用したい方は10GBほど確保しておけば安心でしょう。

中規模サイト(10~999ページ)

1000ページ未満の中規模サイトになってくると、事業用途の方も多いと思いますので、メール領域のディスクスペースを多めに確保する必要があります。

100MBのメールボックスが社員数50名分あるとするとそれだけで0.1GB×50=5GB必要です。たまったメールをそのままにしておくと、どんどんメールサーバーの容量を圧迫してくるので、こまめに削除するかメールサーバーに残さない設定するなどして節約するとよいかもしれません。

上記のことを踏まえても数十GBのディスク容量を確保しておくべきだと思います。ただ、エックスサーバーなど大手のレンタルサーバーではスタンダードなベーシックプランでも数十GB以上のディスク容量が提供されていますので、金銭的な負担はそれほどないかと思います。

大規模サイト(1000ページ以上)

Webサイトのファイル数が多く、使用されている画像や動画などのメディアファイルがたくさんある場合は100GB以上のプランを選ぶべきでしょう。

中規模事業ようと同じくメール領域もしっかりと確保して、安定的に運用できるだけのディスク容量が必要です。各レンタルサーバー会社には法人プランも用意されているので、そう言ったプランの契約を検討しても良いと思います。

レンタルサーバー各社のサーバー容量比較

各レンタルサーバー会社が提供しているプラン別のディスク容量を比較していきます。ご自身に合ったプラン選びの参考にしてみてください。

提供会社プラン初期費用月額費用ディスク容量
エックスサーバースタンダード0円990円300GB
プレミアム0円1,980円400GB
ビジネス0円3,960円500GB
エックスサーバービジネススタンダード16,500円3,762円300GB
プレミアム16,500円7,524円400GB
エンタープライズ16,500円11,286円500GB
エントリー220,000円29,700円1TB
ハイエンド330,000円55,000円2TB
ALBENET レンタルサーバーライト無料970円300GB
スタンダード無料1,430円400GB
プレミアム無料3,300円500GB
ロリポップ!エコノミー無料99円〜100GB
ライト無料220円〜200GB
ベーシック無料550円〜400GB
エンタープライズ無料2,200円〜1.2TB
さくらのレンタルサーバライト無料128円〜100GB
スタンダード無料425円〜300GB
プレミアム無料900円〜400GB
ビジネス無料2,122円〜600GB
ビジネスプロ無料3,819円〜900GB
マネージドサーバ17,600円〜7,485円〜スモール
500GB
ミディアム
1TB
ラージ
2TB
ConoHa WINGベーシック無料687円〜300GB
スタンダード無料2,118 円〜400GB
プレミアム無料4,235円〜500GB
ヘテムル無料1,100円〜500GB
コアサーバーCORE-X1,650円390円〜300GB
CORE-Y1,650円690円〜500GB
CORE-Z1,650円1,990円〜800GB
スターサーバーエコノミー1,650円138円〜20GB
ライト1,650円220円〜160GB
スタンダード1,650円440円〜200GB
ハイスピード0円550円〜320GB
エンタープライズ5,500円2,090円〜500GB
お名前.com無料891円〜400GB
wpX SpeedW1無料2.2円/時200GB
W2無料4.4円/時300GB
W3無料8.8円/時400GB
W4無料17.6円/時500GB
W5無料46.2円/時700GB
W6無料77円/時1TB
W7無料123.2円/時1TB
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この記事を書いた人

志賀裕一のアバター 志賀裕一 サーバーチョイス 編集者

Web開発歴6年のフリーランスエンジニア。大学在学中から教育系Webメディアを運営するスタートアップにて、Webディレクターとして従事。独立からこれまでに多くのコーポレートサイトやCRM、予約システムなどのシステム開発、オウンドメディア運営を経験。20以上のレンタルサーバーの使用経験を持つ。

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