法人向けおすすめレンタルサーバー比較!安定性や価格など選ぶべきレンタルサーバーを解説

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レンタルサーバーの中には企業をはじめとした事業用の法人向けレンタルサーバーとして提供されているものがあります。

事業を行なっていく上で、コーポレートサイトやECサイトなどのサービスサイトの安定性やセキュリティの強度はとても重要な要素になってきます。

サーバーへの高負荷によるWebサイトのダウンやメールサーバーの障害でメールの送受信の遅延などがあると事業にも影響することでしょう。

これらを踏まえても、事業用のWebサイトには法人向けのしっかりとしたレンタルサーバーが必要になります。

今回の記事では、事業・ビジネス用Webサイトを運営する上での、法人向けレンタルサーバーの選び方とおすすめの法人向けレンタルサーバーをご紹介します。

目次

法人向けレンタルサーバーの選び方

法人向けレンタルサーバーを選ぶ上でいくつかチェックしておくべき項目があります。下記でその項目を1つ1つ解説していきます。

共用サーバーか専用サーバーかVPSどれがよい?

サーバーの仮想化の図

レンタルサーバーの中には共用サーバーと専用サーバーがあり、最近ではVPSも選択肢入ってくるでしょう。

それぞれの長所と短所、選び方と向き不向きを解説します。

Web担当者がいない個人事業主や中小企業は共用サーバーがおすすめ

共用サーバーは特にメンテナンスの必要がなく、サーバーのホスティング会社がメンテナンスを行なってくれるため、管理コストが必要ありません。

サーバーの月額費用などの維持費用も安く、Web担当者がいない個人事業主や中小企業は共用サーバーがおすすめです。

多くのレンタルサーバーでは、共用サーバーの中でも幅広い契約プランが用意されており、ビジネス用のプランがあることも多いため、ディスク容量や転送量、メールアカウントの上限などは心配しなくも大丈夫です。

共用サーバーのデメリットとしては、他のユーザーと1つのサーバー機器を共有しているため、一部のユーザーが急激に高負荷をかけたりすると、こちらのWebサイトにも影響が出たり、悪質なユーザーがいればシステムへのセキュリティ面が危ぶまれ信用性も損なわれる可能性があります。

特に共用サーバーを選択する場合は、スパム業者が利用していないかなど評判を確認しておくと良いです。

ECサイトなどセキュリティ重視のWebサイトは専用サーバーがおすすめ

ECサイトや個人情報を扱うサイトで、大規模なWebサイトであれば専用サーバーがおすすめです。

他のユーザーの共有することがないため、セキュリティ面で安心できる上に、サーバーを一台占有しているため、拡張性が高いです。

サーバーを操作するroot権限があるため、OSやミドルウェアも自由にカスタマイズできるため、会社のセキュリティポリシーに沿ったインフラ設計にすることができます。

ただ、共用サーバーと違い自分でサーバーを運用していくため、それなりとスキルと経験が必要になってくるため、専門の担当者を配置する必要があります。

専門知識がないけど専用サーバーを使い方はマネージド専用サーバー

最近では、共用サーバーと専用サーバーの中間のような「マネージド専用サーバー」というサーバーを提供しているホスティング会社があります。

マネージド専用サーバーは専用サーバーのようにサーバーを一台占有することができますが、サーバーの操作権限のroot権限はレンタルサーバー事業者が保有しているため、サーバーの拡張性はそこまでありません。

ただ、サーバーの運用もレンタルサーバー事業者が行なってくれるため、セキュリティ面を重視して専用サーバーにしたいけど、サーバーを運用する担当者がいないという方におすすめです。

専門の担当者がいるならVPSもおすすめ

VPS(virtual private server(バーチャルプライベートサーバー))は、共用サーバーのように他のユーザーとサーバーを共有していますが、仮想化技術を用いてサーバーを仮想的に他のユーザーと切り分けて使用することができます。

これにより専用サーバーのように他のユーザーから影響を受けずに使用できる上に、料金も比較的抑えることができるため、最近とても人気が高いサーバー体制です。

しかし、VPSは専門の知識が必要になってくるため、専門の担当者がいないと運用が難しい点には注意が必要です。

セキュリティ対策をチェック

Webサイトの脆弱性を悪用した不正アクセスから守るWAF(Web Application FireWall)やメールのウィルスチェック、スパムメールフィルタなど、必要なセキュリティ対策がなされているのか、ユーザー側でセキュリティ設定か可能なのか確認しておきましょう。

レンタルサーバーで確認すべき主なセキュリティ対策を下記に列挙してみました。

  • SSL
  • IDS/IPS
  • WAF(Web Application FireWall)
  • ファイル改ざん対策
  • アクセス制限
  • スパムメールフィルタ
  • メールのウイルスチェック

上記のセキュリティ項目はECサイトなど個人情報を扱うWebサイトに関わらず、ビジネス用Webサイトであれば必要な機能ですので、確認しておいた方が良いでしょう。

必要な容量はどれくらい?

必要なディスク容量も気になるところです。結論から言うと、ビジネス用途であれば100GB以上あれば安心して運用できると思います。

メールサーバーが基本的な用途で、Webサイトではあまり容量を使用することはないという方は50GB程度あれば良いでしょう。

また、ディスク容量といってもSSDストレージかHDDストレージかで価格が異なってきますので、こちらも確認しておくと良いと思います。

簡単に言うと、SSDストレージはデータの読み書き速度が速いため、Webサイトの処理速度の向上が期待できる反面、まだまだ1GBあたりの容量が高価なため、比較的料金が高くなります。

一方、HDDストレージは従来から長年使用されてきたストレージタイプで、SSDほど処理速度が速くありませんが、容量1GB当たりの価格が安価なため、比較的安価に大容量ストレージを確保することができます。

ECサイトなど事業用のサービスサイトであれば、Webサイトの表示スピードがユーザーの離脱に影響し、収益性に関わってくるため、SSDストレージがおすすめです。

それ以外で、特にWebサイトの表示スピードにこだわりがない場合やメールサーバーがメインの利用用途あれば安価で大容量なHDDストレージでも良いでしょう。

安定性の高さは稼働率をチェック

レンタルサーバーの安定性は稼働率をチェックしましょう。稼働率とは、一定期間中にサーバーがダウンすることなく、正常に稼働している時間の割合です。

稼働率の表記は義務ではありませんので、表記していない会社もありますが、アピールポイントとして「稼働率99.99%」等の表記をしているところもありますので、チェックしてみましょう。

また、レンタルサーバー事業者によってはSLA(品質保証制度)といって、レンタルサーバーが提示している稼働率を切った場合に、その分の利用金額を保証してくれるところもあります。

バックアップ体制をチェック

万が一のためのバックアップ体制もチェックすべき項目です。バックアップといっても、レンタルサーバー事業者がバックアップをとってくれる場合とユーザー自身がバックアップを取得しなければいけない場合あります。

災害など有事の際に備えたバックアップは、レンタルサーバー事業者が取得したバックアップによって復旧してもらえる場合が多くありますが、ユーザーの誤操作や過失によるデータ消失はユーザー自身がバックアップを取得しておかないと、レンタルサーバー事業者側では復旧対応してくれない場合があります。

中には、ユーザーの誤操作や過失によるデータ消失でもレンタルサーバー事業者が取得したバックアップによって復旧してくるところもありますので、確認しておきましょう。

サポート体制をチェック

運用していく中での疑問やトラブル時の対応にカスタマーサポートへの連絡が必要になります。

特に選ぶべきサポート体制は、24時間365日のサポートをしてくれるところで、電話やチャットなどすぐにレスポンスを得られるサポートが望ましいです。

障害時の状況確認にも必要になってくるため、確認しておきましょう。

データセンターの災害・緊急時対策をチェック

レンタルサーバー事業者はユーザーのデータをデータセンターに保有することで運営しています。当然のことながら、そのデータセンターが災害や有事によって破損してしまうと安定して運用することは不可能になります。

そのため、多くのレンタルサーバー事業者などのホスティング会社は災害や有事にそなえたデータセンターを保有し中にはデータセンターを各地に分散させてリスクヘッジを行なっているところもあります。

緊急時のことなので、そこまで選択基準の優先順位は高くないかもしれませんが、念の為どのようなデータセンターを保有しているのかチェックしておきましょう。

おすすめの法人向けレンタルサーバー一覧

上記のチェックを踏まえて、おすすめの法人向けレンタルサーバーを紹介します。それぞれのレンタルサーバーで特徴が少し異なりますので、サーバー選びの参考にしてみてください。

CPI

各プランの詳細情報はこちら

コストパフォーマンス
安定性
処理能力・スペック
信頼性

CPIの料金・仕様

初期費用無料
月額費用4,840円~
ディスク容量300GB~
無料お試し期間10日間

WebARENA SuiteX

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コストパフォーマンス
安定性
処理能力・スペック
信頼性

WebARENA SuiteXの料金・仕様

初期費用無料
月額費用1,997円~
ディスク容量300GB~
無料お試し期間なし

エックスサーバービジネス

各プランの詳細情報はこちら

コストパフォーマンス
安定性
処理能力・スペック
信頼性

エックスサーバー ビジネスの料金・仕様

初期費用無料
月額費用3,762円~
ディスク容量300GB
無料お試し期間なし

WADAX

各プランの詳細情報はこちら

コストパフォーマンス
安定性
処理能力・スペック
信頼性

WADAXの料金・仕様

初期費用無料
月額費用21,945円~
ディスク容量100GB
無料お試し期間なし

KAGOYA CLOUD VPS

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コストパフォーマンス
安定性
処理能力・スペック
信頼性

KAGOYA CLOUD VPSの料金・仕様

初期費用無料
月額費用550円~
ディスク容量25GB~
無料お試し期間なし

さくらのレンタルサーバ

各プランの詳細情報はこちら

コストパフォーマンス
安定性
処理能力・スペック
信頼性

さくらのレンタルサーバの料金・仕様

初期費用無料
月額費用425円~
ディスク容量300GB~
無料お試し期間14日間

iCLUST+(アイクラスタプラス)

各プランの詳細情報はこちら

コストパフォーマンス
安定性
処理能力・スペック
信頼性

GMOクラウドiCLUSTA+の料金・仕様

初期費用無料
月額費用1,027円~
ディスク容量300GB
無料お試し期間なし

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この記事を書いた人

志賀裕一のアバター 志賀裕一 サーバーチョイス 編集者

Web開発歴6年のフリーランスエンジニア。大学在学中から教育系Webメディアを運営するスタートアップにて、Webディレクターとして従事。独立からこれまでに多くのコーポレートサイトやCRM、予約システムなどのシステム開発、オウンドメディア運営を経験。20以上のレンタルサーバーの使用経験を持つ。

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