本ページはプロモーションが含まれています
「Valheim」は、スウェーデンのゲーム開発会社であるCoffee Stain Studiosが制作したオープンワールドのサバイバルゲームです。
このゲームの主な目的は、北欧の神話にインスパイアされた架空のヴァイキングの世界で生き抜くことです。
プレイヤーは建築やクラフトを通じて拠点を築き、装備や武器を強化しながら、クリーチャーやボスと戦い、世界を探索します。
また、美麗な2Dグラフィックと、ゲーム内の時間経過や気象条件の変化など、リアルな要素を盛り込んでいるのも魅力です。
Valheimのマルチプレイサーバーとは?仕様と注意点
- 不特定多数のプレイヤーでマルチする際は自分の建築が壊されないように注意が必要
- PvPモードも可能
- PvPモードをオンにしない限りプレイヤーキルされることはないが、モンスターを連れてキルさせることはできるので注意。
- キャラクターのアイテムやステータスはワールド間で共有される。
- 敵を討伐した際に落ちる素材は一番近くにいたプレイヤーのインベントリに入る
- ワールドのシード値はランダムで固定
Valheimでは、建物を破壊するとその素材が回収できてしまうため、他のプレイヤーと遊ぶ際には自分の建築物が壊されないように気を付ける必要があります。
また、PvPモードをオンにしない限り、他のプレイヤーに攻撃されて倒されることはありませんが、モンスター誘導や罠を使って倒されることがあるので注意が必要です。
キャラクターのアイテムやステータスはワールド間で共有されるため、どのワールドでも持ち込みが可能ですが、野良サーバーでは新規ワールドでのアイテム持ち込みが数日間禁止する等の決まり事がある場合ありますので、サーバーに参加する前に確認しておきましょう。
また、敵を討伐した際に落ちる素材は、一番近くにいたプレイヤーのインベントリに自動的に入ります。ボス戦などでは貢献度に関わらず素材を獲得できない場合がある点にも注意しましょう。
ソロプレイでは、ワールドのシード値を入力して好きなワールドを作成することができますが、マルチプレイではランダムのシード値で固定されています。
これらの点を踏まえて、他のプレイヤーと協力しながら楽しくプレイすることが大切です。
Valheimでマルチプレイをする方法
Valheimのマルチプレイサーバーを立てるには以下の4つの方法があります。
Steamのマルチプレイ機能を利用する
Steamのフレンド同士であれば、「ホスト&プレイ」機能ですぐにマルチプレイを始めることができます。
メリット
- 無料でマルチプレイできる
- 簡単な設定ですぐに始めることができる
- サーバー構築の作業が必要ない
Valheimのメニュー画面から簡単にサーバーをホストすることができます。
自分でサーバーファイルをインストールして一から立てる必要がありませんので、最も手軽にマルチプレイを始めることができます。
デメリット
- ホストプレイヤーがゲームを抜けるとゲストも遊べなくなる
- MODを自由に入れることができない
- 細かい環境設定を変更することができない
常設サーバーではないので、ホスト側がゲームを離れるとフレンドも遊べなくなってしまいます。
また、専用サーバーではないため、MODをインストールしたり細かい環境設定の変更はできません。
ホスト&プレイでマルチプレイする方法
ホーム画面から「ゲームスタート」をクリックします。
キャラクターを選択し、「スタートボタン」をクリックします。
ホストとなる場合は「ゲームスタート」タブからワールドを選択し、「サーバー起動」にチェックを入れ、「スタート」をクリックしてください。
ゲスト側でワールドに参加する場合は「ゲーム参加」タブに表示されるホストサーバーを選択し、「接続」をクリックしてください。
自宅PC(ローカル)にサーバーを立てる
自分のPCに専用サーバーを立てて、ホストサーバーにする方法です。
メリット
- 無料で専用サーバーを立てることができる
- MODを自由にインストールすることができる
- 環境設定を自由に変更することができる
- 常時PCを起動させておけばホストがいなくてもいつでもプレイ可能
ランニングコストが電気代のみのため、ハイスペックなPCを持っている方にはコスパが良い方法です。
専用サーバーを立てることができるため、MODを自由にインストールすることや環境設定も自由にカスタマイズすることができます。
また、上述した「ホスト&プレイ」の方法ではホストがゲームから抜けるとフレンドも強制退出させられますが、こちらの方法では常設サーバーを立てることができます。
デメリット
- サーバー構築作業に専門知識が必要
- 常時稼働させていると電気代がかかる
- 自宅ネットワークのポートを開放する必要があり、セキュリティリスクがある
ただ、サーバーを立てる作業の難易度が高く、専門的な知識が必要になってくる上に、自宅ネットワークのポートを解放するため、セキュリティにも気を配る必要があります。
常設サーバーとして稼働させると、電気代もそれなりにかかってきますし、その分PCを消耗してしまう点に注意しましょう。
レンタルサーバー(VPS)を利用する
レンタルサーバーを借りて、マルチプレイサーバーを立てる方法です。
メリット
- ハイスペックなサーバーをすぐに調達することができる
- 自宅ネットワークのポートを解放する必要がないのでセキュリティ的に安心
- テンプレートを使用すれば初心者でも簡単に専用サーバーを立てることができる
- MODを自由にインストールすることができる
- 環境設定を自由に変更することができる
24時間常時稼働させることができるので、いつでも好きなタイミングでマルチプレイをすることができます。
自宅PCにサーバーを立てる方法と比べて、常時稼働させてもPCを消耗させることがありません。
また、自宅ネットワークを開放する必要がありませんので、セキュリティ的にも安心です。
「Xserver VPS for Game」や「ConoHa for GAME」であれば、「Valheim」のマルチサーバーを簡単に立てることができるテンプレートが用意されているので、初心者でも安心してサーバーを立てることができます。
もちろん、MODや環境設定も自由にカスタマイズすることができます。
デメリット
- 利用料金がかかる
レンタルサーバーなので利用料金がかかります。
レンタルサーバーによってはキャンペーンが定期的に開催されていますので、うまく活用するとコストを抑えることできます。
コミュニティサーバー(野良サーバー)に入る
他者が公開しているサーバーに参加する方法です。
メリット
- 無料でマルチプレイできる
自分でサーバーをホストするわけではありませんので、サーバー維持の費用はかかりません。
デメリット
- 荒らしプレイヤーがいる可能性がある
- 決められたMODをインストールする必要がある
- サーバーによっては好きな時間に遊ぶことができない
手軽に遊べる方法ではありますが、不特定多数のプレイヤーが参加しているため、荒らしが起きたりとストレスに感じるケースも少なくありません。
ValheimではホストがMODを入れている場合、サーバー参加者も同じMODを入れておく必要があります。
また、ホストプレイヤーがオンライン中でなければサーバーに入れない場合もあります。
Valheimのマルチサーバーを立てる手順
実際にレンタルサーバーを使って、Valheimのマルチプレイサーバーを立てていきます。
今回は「ConoHa for GAME」を使用していきます。
【12月11日17:00まで】長期割引パスが大幅値引き!
最大79%OFFキャンペーン
ConoHa for GAMEを申し込む
まずは、ConoHa for GAMEの公式サイトから申し込み手続きをします。
公式サイトの「今すぐお申し込み」をクリックします
1-1. ConoHaアカウントを作成する
ConoHa関連サービスで使用することができるConoHaアカウントを作成します。
「初めてご利用の方」タブからメールアドレスとパスワードを入力して、「今すぐアカウント登録」をクリックしてください。
申し込み内容を入力する
申し込み情報を入力します。
「イメージタイプ」は「Valheim」を選択してください。
「料金タイプ」には1ヶ月以上の契約を予定されている方は「長期割引パス」がお得です。
1ヶ月以内の利用の方は「時間課金」の方が割安になる可能性があります。
任意のプランを選択できますが、ValheimのSteam公式ページに書かれている最低スペックはメモリ8GBとなっていますので、8GB前後のプランが望ましいと思います。
ただ、非公式Wikiにはメモリ4GBでも問題ないことが書かれていましたので、個人的には最初はよりコストを抑えて4GBから始め、動作が気になり出したらプランを上げれば良いかなと思います。
「rootパスワード」と「ネームタグ」を設定します。
入力が完了したら、「次へ」をクリックします。
続いて、お客様情報を入力します。
電話番号で本人認証を行います。「SMS認証」か「電話認証」を選択してください。
認証コードを入力します。
支払い方法を設定する
最後にお支払い方法を選択します。
「クレジットカード」か「ConoHaチャージ」が選択できます。
クレジットカードを選択しておくと、更新時の支払い忘れが防げるためおすすめです。
クレジットカードをお持ちでない方は「ConoHaチャージ」を選択しましょう。
ConoHaチャージとは、プリペイド式に料金をチャージをしておき、支払い時に残高から支払われる仕組みです。プリペイド式なので、あらかじめ入金しておいた金額以上の出費が発生せず計画的にコスト管理ができます。
また、入金方法は振り込みからコンビニなど様々用意されており、クレジットカードを持っていない方でも安心です。
支払い情報の入力が完了したら、「お申し込み」をクリックしてください。
これでConoHa for GAMEのお申し込みは完了です。
サーバーのIPアドレスを確認する
続いて、Valheim(ゲームクライアント)からサーバーに接続するためのIPアドレスを確認します。
申し込み完了後に開かれた管理画面の「サーバーリスト」から「IPアドレス」をどこかにメモしておきましょう。
SSH接続のポートを解放する
SSH接続するためのポートを解放します。
ConoHa for GAMEのテンプレートを使うと、Valheimで使用するポート(TCP/UDP 2456-2458)は自動で開放してくれますが、SSH接続のポートは閉じられています。
こちらをConoHa for GAMEの管理画面から開放してあげましょう。
管理画面の「ネームタグ」のリンクをクリックします。
「ネットワーク情報」→「セキュリティグループ」の編集アイコンをクリックしてください。
「+」をクリックし、「IPv4v6-SSH」を追加して保存してください。
ConoHa for GAMEのセキュリティグループは、仮想ファイアウォールとして動作し、任意のポートの開閉や接続元制限ができる機能です。
この機能を使うことでコマンドラインによる操作ではなく、GUIでポートの解放管理を行うことができます。
ログインに必要なサーバー情報を確認する
SSH用のポートが開放できたら、SSH接続でサーバーにログインします。
ConoHa for GAMEに用意されているコンソールを使用しても良いですが、コピペが使えないので今回はSSHクライアントソフトの「Tera Term」を使用します。
以下のリンクからTera Termのインストーラーをダウンロードします。
https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/releases/74780
「teraterm-4.106.exe」をクリックしてください。
(数字はバージョンによって変わります。)
ダウンロードされたファイルをダブルクリックしてください。
言語や各種設定はデフォルトのままで問題ありません。
インストールが完了したら、「今すぐTera Termを実行する」にチェックを入れて、「完了」をクリックしてください。
そのまま、VPSにSSH接続してしまいましょう。
「Tera Term」を起動したら「ホスト」に先ほど確認したIPアドレスを入力します。
その他の設定はデフォルトのままで問題ありません。
うまく接続ができない場合、SSH接続のポートが解放されていない可能性があります。
ConoHa for GAMEの「ネットワーク情報」→「セキュリティグループ」を開いて、「IPv4v6-SSH」が追加されているか確認してみてください。
続いて、「ユーザー名」に「root」、「パスフレーズ」にサーバー申し込み時に設定したrootパスワードを入力してください。
無事にサーバーに接続ができると、サーバー情報が表示されます。
下部にある「Server IP Address(IPアドレス)」と「Control Panel Pass(パスワード)」はValheimからサーバーへの接続時に必要になりますので忘れないように控えておいてください。
これでサーバー情報の確認は完了です。
立てたマルチサーバーにValheimから参加する
いよいよConoHa forr GAMEに立てたValheimサーバーにSteamから接続していきます。
Valheimを起動して、「STARTGAME(ゲーム開始)」をクリックしてください。
キャラクターを選択して、「Start(スタート)」をクリックします。
※キャラクターをまだ作成していない方は先に作成しましょう。
今回はマルチプレイなので、「Join server(ゲーム参加)」をクリック、「Add server(サーバーを追加)」をクリックしてください。
IPアドレスの入力フォームが表示されます。先ほど確認したサーバーのIPアドレスを入力してください。
これで先ほど立ち上げたサーバーがリストに追加されます。サーバーを選択して、「Connect(接続)」をクリックしてください。
先ほどコンソールで確認したサーバーのパスワードを入力します。
無事に接続できると、ゲームのローディング画面が表示されます。
無事にマルチプレイサーバーに参加することができました。
Valheimのサーバーに入れない場合の対処法
Valheimのサーバーに入れない場合の対処法を状況別に紹介します。
IPアドレスもしくはパスワードを間違えている
IPアドレスとパスワードに間違いがないか確認してみてください。
サーバーが停止している
サーバーが停止しているか確認してみてください。
ConoHa for GAMEを使用している方はVPS管理画面から「起動」状態になっているか確認します。
起動中の場合でも、VPSそのものに障害が起きている可能性もあります。
ホスティングサービスの公式サイトのリリース情報やSNSをチェックしてみましょう。
ポートが解放されていない
ポートが解放されていないとサーバー検索画面に表示されません。
ConoHa for GAMEの場合、VPS管理画面の「ネットワーク情報」→「セキュリティグループ」に「IPv4v6-Valheim」が設定されているか確認してください。
マルチサーバーに参加したらやっておきたい設定
マルチプレイ時におすすめの設定を紹介します。
やってやっておくと便利な設定なので、ぜひ参考にしてみてください。
フレンドリーファイアを無効にする
ValheimではPvPモードの切り替えはそれぞれで行う必要があります。
この設定を間違えるとフレンドと思わぬトラブルになることもあるので、前もって設定を確認しておきましょう。
イベントリ画面に表示される剣のマークがクロスしているとPVPがONとなっています。
自分の位置情報をマップに表示させる
マップの右下にある「他プレイヤーに表示」にチェックを入れておくと、自分の位置情報が他のプレイヤーに共有することができます。
フレンドとの連携がしやすくなりますので、ONしておくことをおすすめします。
Valheimのサーバー設定を変更する方法
Valheimには専用の設定ファイルはなく、起動スクリプトにオプションをつけることで設定します。
起動スクリプトは専用サーバーのインストールディレクトリにあるstart_headless_server.bat
(Linuxの場合start_server.sh
)です。
自分のPC内にサーバーを立てた方はローカルファイルから上記の起動スクリプトファイルをメモ帳等で開き、内容を編集してください。
以下の手順では上述したConoHa for GAMEに立てたマルチサーバーを前提に話を進めますが、編集内容は基本的にどの環境でも同じです。
マルチプレイサーバーにSSH接続する
起動スクリプトの操作はコマンドラインを使って行います。まずはSSH接続でサーバーにログインしましょう。
先ほど紹介したTera Termでも問題ありませんし、お好みのSSH接続ツールで構いません。
起動スクリプトを編集する
ログインができたらさっそく起動スクリプトを編集していきます。
サーバーが起動中の場合は一度サーバーを停止させます。
systemctl stop valheim_server
起動スクリプトを開きます。
vi /opt/valheim_server/start_server.sh
11行目-name
や-port
などのパラメータが設定されていると思います。同じ行に任意のパラメータを設定を追加することができます。
設定できるプロパティは以下の通りです。
パラメータ | 内容 |
---|---|
-name "My server" | サーバーで表示されるサーバー名を入力します。 |
-port 2456 | サーバーと通信するためのポートを選択します。ルーターのポート開放設定と一致している必要があります。ヴァルヘイムは指定されたポートと指定されたポート+1を使用します。 デフォルトのポートは2456-2457です。クロスプレイ(”-crossplay”引数で有効)を使用している場合、ルーターでポート開放を行う必要はありません。ポート番号は、同じパブリックIPアドレス上の複数のサーバーを区別する為に使用されます。 |
-world "Dedicated" | 入力された名前のワールドが作成されます。既に存在するワールドを選択する為に、その名前を入力する事も出来ます。 |
-password "secret" | パスワードを設定します。 |
-savedir [PATH] | worldsとpermission-filesが保存されるデフォルトの保存パスを上書きします。デフォルトのパス (Windows)”…/%USERPROFILE%/AppData/LocalLow/IronGate/valheim” (Linux)”~/.config/unity4d/IronGate/Valheim” |
-public 1 | サーバーの可視性を設定します。 1がデフォルトで、リストでサーバーが見えるようになります。 0に設定するとサーバーが見えなくなり、[Join IP]ボタンで参加できるようになります。publicを0に設定するのは、ローカルLANサーバーを運営し、プレイヤーがサーバーのローカルIP経由で参加できるようにしたい場合に有効なオプションです。 |
-logFile "d:log.txt" | ログファイルを保存する場所を設定します。 |
-save interval 1800 | 秒単位で世界が保存される頻度を変更します。 デフォルトは30分(1800秒)です。 |
-backups 4 | 自動バックアップを何回保存するか設定します。 最初のバックアップは「ショート」バックアップの長さで、残りは「ロング」バックアップの長さです。デフォルトでは、2時間前のバックアップが1つ、12時間間隔のバックアップが3つということになります。 |
-backupshort 7200 | 最初の自動バックアップの感覚を設定します。デフォルトは2時間(7200秒)です。 |
-backuplong 43200 | その後の自動バックアップの間隔を設定します。 デフォルトは12時間(43200秒)です。 |
-crossplay | クロスプレイのバックエンド(PlayFab)上でサーバーを実行し、どのプラットフォームのユーザーでも参加できるようにします。この引数を含めない場合、Steamバックエンドが使用され、Steamユーザーだけがサーバーを見たり参加したりできることになります。 |
-instanceid "1" | 同じMACアドレスから同じポートを持つ複数のサーバーをホストしている場合、 各サーバーが固有のPlayFabIDを取得できるように、ここに固有の何かを記述してください。 |
-preset hard | ワールド補正のプリセットを設定します。 プリセットを設定すると以前のワールド補正が上書きされます。 有効な値:Normal,Casual,Easy,Hard,Hardcore,Immersive,hammer |
-modifier raids none | 選択されたワールド補正の値を設定します。 プリセットと組み合わせる場合はプリセットの後に設定してください。 有効な補正と値 Combat:veryeasy,easy,hard,veryhard DeathPenalty:casual,veryeasy,easy,hard,hardcore Resources:muchless,less.moire.muchmore,most Raids:none,muchless,less,more,muchmore Portals:casual,hard,veryhard※上からワールド補正の項目と順番一致しています。Normalは全て省かれている? |
-setkey nomap | ワールド補正のチェックボックスキーを設定します。 有効な値:nobuildcost,playerevents,passivemobs,nomap※建設無償、プレイヤーベースの襲撃、受け身の敵、マップなし |
今回はサーバーとパスワードを変更してみます。
キーボードの「i」を押して編集モードにします。
-name
と-password
の値を変更します。
キーボードの「esc」キーを押して、「:wq」を入力、「Enter」を押すと設定が保存されます。
これで起動スクリプトの編集は以上です。
再度サーバーを起動します。
systemctl start valheim_server
今の状態ではアップデート時に起動スクリプトが上書きされ元に戻ってしまいます。
毎回変更するのは面倒なので、コピーしておきましょう。
cp /opt/valheim_server/start_server.sh /opt/valheim_server/start_server_copy.sh
以下の非公式Wikiにも専用サーバーの設定方法が詳しく書かれていますので参考にしてみてください。
Valheimのマルチプレイサーバーに関するよくある質問
立てたサーバーを別のサーバーに移行することはできる?
すでに別のVPSや自宅PCでValheimをプレイしている方は、ワールドデータを移行することもできます。
詳しい移行方法は以下のページで解説しています。
Valheimでクロスプレイをする方法は?
ValheimではPC(Steam)版の他にXbox版とMicrosoft Store PC版がリリースされています。
これらのプラットフォーム間でのクロスプレイにも対応しています。
ホストとなるサーバーはクロスプレイオプションを設定することで、他のプラットフォームから参加が許可される仕組みになっています。
Valheimのマルチプレイは無料サーバーでも良い?
以前は「ScalaCube」という無料のValheim専用サーバーがありましたが、現在では提供が終了しています。
月額料金をかけずに遊ぶには自宅PCにValheimサーバーを立てるか野良サーバーに入りましょう。
プレイヤーホストと常設サーバーのどっちが良い?
自分もしくはフレンドがホストとなってサーバーを構築する”プレイヤーホスト”と別途用意したサーバーに立てた”常設サーバー”では、それぞれ一長一短がありますが、プレイ環境の快適さでは、圧倒的に常設サーバーです。
プレイヤーホストでは、ホストがいない間はゲストも遊ぶことができませんが、常設サーバーでは、文字通り24時間稼働していますので、いつでも好きなだけ楽しむことができます。
マルチサーバーに必要なスペックは?
Steam公式ページには以下のように表記されています。
最低要件 | 推奨要件 | |
プロセッサー | 2.6 GHz Dual Core or similar | i5 3GHz or Ryzen 5 3GHz |
---|---|---|
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィック | GeForce GTX 950 or Radeon HD 7970 | GeForce GTX 1060 or Radeon RX 580 |
ストレージ | 1 GB の空き容量 | 1 GB の空き容量 |
ただ、Valheimの非公式Wikiには、ホスティングサーバーの最小スペックがメモリ4GB、推奨6GBと表記されており、Steam掲載よりやや低スペックでも動作可能とされています。
結論、確実に快適にプレイしたいのであれば、Steam公式ページに則り、プレイ環境よりも低コストを優先したいのあれば、メモリ4GB前後で始めるのもありだと思います。
マルチプレイで作成するワールドはシード値を指定することはできる?
現在(Ver. 0.218.21)のところマルチプレイサーバーではseed値はランダム生成されるようになっており、任意のseed値を入力することはできません。
好きなワールドをマルチプレイでも遊びたい場合は、ソロプレイでseed値を指定して作成したワールドをマルチプレイサーバーに移植することでプレイ可能です。
まとめ
今回は2021年にアーリーアクセス版がリリースされてからおよそ2ヵ月で販売本数700万本以上を売り上げた「Valheim」をマルチプレイで遊ぶ方法を紹介しました。
改めてまとめると、
- より快適に遊びたい方・・・VPSにマルチプレイサーバーを立てる
- 手軽にコストをかけずに遊びたい方・・・Steamマルチ機能orコミュニティサーバーに入る
- 快適に遊びたい方でPCやネットワークの知識が深い方・・・自宅PCにマルチサーバーを立てる
それぞれのメリットやデメリットは記事中に詳しく書いていますので、見逃した方は遡ってみてくださいね。