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エックスサーバーが提供する新しいサーバーブランド、”シン”シリーズにVPSが登場しました。
これまで”シン”ブランドとして、「シン・レンタルサーバー」が提供されていましたが、新たにVPSが追加された形です。
今回はその「シン・VPS」について、基本情報から他社比較まで徹底解説していきます。
シン・VPSとは?
冒頭でも触れた通り、「シン・VPS」はエックスサーバーが提供する”シン”ブランドのVPSサービスです。
2023年9⽉19⽇リリースの新しいVPSで、「Xserver」の運営実績と経験を活かしながら、さらに革新的な技術を使ったサービスとなっています。
「シン・VPS」ではありませんが、「シン・レンタルサーバー」の公式サイトには以下のように書かれています。
「エックスサーバー」と何が違う?
「シン・レンタルサーバー」は安さと革新性、「エックスサーバー」は安定性に重点を置いたサービスです。
「シン・レンタルサーバー」では、新機能の迅速な導入やコスパを重視する一方、「エックスサーバー」では、安定性や充実したサポート体制を重視しています。
シン・VPSの特徴・仕様
「シン・VPS」の特徴と仕様を紹介します。
格安プランも選ぶことができる
「Xserver VPS」には1GB以下の格安プランは用意されていませんが、「シン・VPS」には「512MB」プランと「1GB」プランの格安プランも用意されています。
もちろん、後からプランアップも可能なので、より手軽にVPSが使用できるようになっています。
高い性能を追い求めた最新サーバーを提供
「シン・VPS」では、よりハイスペックなサーバーが用意されています。
ストレージのSSDには全てのプランで高速な「オールNVMe SSD」を採用、CPUの処理能力は同社調べで他社VPSよりも約4.2倍の処理速度を計測しています。
※2023年8月時点、自社調べ。
性能について、日本国内シェア上位3社が提供するVPSと称するサービスを対象に、サーバースペックが2GBメモリのプランを調査。CPU、メモリ、IOPSが比較対象。CPUとメモリはsysbenchによるパフォーマンステストを実施した結果。IOPSはブロックサイズ1M・合計2GBにて5分ごとに70回実施したランダムリード・ランダムライトの平均値。業界のシェアはbuiltwith.comのデータをもとに算出。
50を超える豊富なアプリテンプレートを提供
「Xserver VPS」と同様に豊富なアプリケーションテンプレートが提供されています。
Linux系のOSはもちろん、「Jitsi Meet」や「Nextcloud」などのビジネスツールや「Laravel」や「Django」といった開発系ライブラリも用意されています。
ゲーム用アプリテンプレートも用意されており、「ARK」や「Minecraft」といったゲームのマルチプレイサーバーとしても利用可能です。
シン・VPSとXserver VPSの違い
シン・VPS | Xserver VPS | |||||
プラン | 512GB | 1GB | 2GB | 2GB | 4GB | 8GB |
---|---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 620円~ | 820円~ | 1,530円~ | 830円~ | 1,700円~ | 3,201円~ |
メモリ | 512GB | 1GB | 2GB | 2GB | 4GB | 8GB |
CPU | 1コア | 2コア | 3コア | 3コア | 4コア | 6コア |
SSD | 30GB | 100GB | 150GB | 50GB | 100GB | 100GB |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
アダルトコンテンツ | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
「シン・VPS」と「Xserver VPS」の最も大きな点は「格安プランが選べる」点と「ディスク容量の大きさ」、「アダルトコンテンツが許可されている点」です。
容量とコスパを求めている方には「シン・VPS」の方がおすすめということが言えます。
「シン・VPS」の方はストレージに「オールNVMe」を採用されており、最新のサーバーが使えるのも魅力ですが、使用した上で体感できる大きな違いはこの2つではないでしょうか。
また、「Xserver VPS」では、利用規約でアダルトコンテンツの仕様が禁止されていますが、「シン・VPS」では許可されています。
アダルトコンテンツの運営は可能ですか?
はい、可能です。
ただし、無修正・児童ポルノなど、法令又は公序良俗に反する内容は禁止しております。
詳しくは「シン・VPS利用規約」をご参照ください引用:https://www.shin-vps.jp/support/faq/dont_adult.php
シン・VPSの注意点
ここまで「シン・VPS」の特徴と仕様を紹介してきましたが、注意点もいくつかあります。
最低利用期間が設定されている
3ヶ月の最低利用期間が設定されています。
「Xserver VPS」では最低利用期間が1ヶ月となっていますので、まずはお試し的に使いたいというかたは「Xserver VPS」の方が良いかもしれません。
プランのダウングレードができない
上位プランへの変更は可能ですが、下位プランへの変更はできません。
下位プランにしたい場合は、一度解約して契約し直す必要があります。
新しいVPSのため情報が少ない
2023年9⽉19⽇リリースのため、まだGoogle検索やSNSでの情報は多くありません。
使い方やトラブルシューティングは公式サポートのマニュアルを確認しましょう。
また、「シン・VPS」を含め、エックスサーバーのサービスはメールだけでなく、電話サポートも対応しています。
ご自身で解決しない場合、サポートに連絡するのも良いでしょう。
シン・VPSのプラン一覧
「シン・VPS」では以下の7つのプランが用意されています。
プラン | 月額料金 | 初期費用 | ディスク容量 | vCPU |
512MB | 620円~ | 0円 | 30GB | 1コア |
---|---|---|---|---|
1GB | 820円~ | 100GB | 2コア | |
2GB | 1,530円~ | 150GB | 3コア | |
4GB | 3,091円~ | 200GB | 4コア | |
8GB | 6,000円~ | 400GB | 6コア | |
16GB | 12,001円~ | 800GB | 8コア | |
32GB | 24,000円~ | 1,600GB | 12コア |
基本プランの他に追加オプションで「ストレージ増設」と「イメージ保存容量追加」も用意されています。
オプション | 月額 | 内容 |
ストレージ増設 | 1,100円/100GB | NVMeストレージの容量を100GB毎に増設できるオプション。最大500GBまで増設が可能。本オプションは後から解約ができません。 |
---|---|---|
イメージ保存容量追加 | 1,650円 | 50GBまでは無料で利用できるイメージ保存容量の上限を、500GB追加可能。バックアップ用途としても利用可能。 |
シン・VPSの口コミ・評判
SNS上で「シン・VPS」の口コミと評判をリサーチしてみました。
シン・VPSの良い口コミ
シン・VPSの悪い口コミ
シン・VPSのよくある質問
- お試し期間はありますか?
-
いいえ、ありません。
https://www.shin-vps.jp/support/faq/contract_new_trial.php - シンレンタルサーバーとの違いはなんですか?
-
シン・レンタルサーバーもシン・VPSも複数のユーザーで1台のサーバーを共用するサービスですが、 シン・VPSは仮想化技術によって「仮想専用サーバー」として提供しているため、専用サーバーと同じように管理権限もあり自由にアプリケーションなどをインストールすることができます。
https://www.shin-vps.jp/support/faq/contract_new_vps.php - 支払い方法にはどのようなものがありますか?
-
VISA、Master Card、JCB、AMERICAN EXPRESSのクレジットカード決済が利用可能です。
デビットカード、プリペイドカードについてはVISA、MasterCard、JCBが利用可能です。
https://www.shin-vps.jp/support/manual/man_order_method.php - 再販は可能ですか?
-
サーバーリソースの第三者への貸与(再販)目的で利用することは可能です。
https://www.shin-vps.jp/support/faq/dont_resale.php - セキュリティ対策はどうなっていますか?
-
サービス基盤についてはファイアウォールやIDSなどによる監視をはじめとして、外部企業による定期的なソフトウェアなどの脆弱性診断をサーバー・サービスレベルで実施しています。
お客様の運用されているVPS環境に対するセキュリティ対策については お客様自身でご対応いただく必要があります。
https://www.shin-vps.jp/support/faq/support_security.php
まとめ
今回は「シン・VPS」の基本情報から口コミと評判を紹介しました。
「Xserver VPS」では、2GB未満のプランは用意されていませんでしたが、「シン・VPS」では512MBと1GBプランが用意されています。
コスパの良さはそのままによりミニマムなスペックからVPSを始められるので、格安VPSを探している方はぜひ検討してみてください。