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ARK:Survival Evolvedとは?

「ARK:Survival Evolved」は、Steam、Epic gamesサイトから配信されている、オープンワールド恐竜サバイバルアドベンチャーアクションゲームです。PC版の他にもPS4やPS5、Xbox、スマートフォンアプリでもプレイ可能です。
恐竜などの古生物の生息する環境を舞台とし、ゲーム開始時は身一つでサバイバルしていきますが、植物や石材を元に家を建設したり、動物や恐竜など環境の脅威と戦いながら、環境をパワーアップしていくことでより自由度の高いサバイバル生活を営むことができます。
マルチプレイが可能なオープンワールドサバイバルゲームは他にもありますが、恐竜がいるという独特な世界観や、恐竜に乗ることやペットにして飼育できるといった派手な設定もありつつ、食事や水を取らなければすぐに死んでしまうリアリティも持ち合わせたゲーム性はARKでしか味わえない醍醐味でしょう。
ConoHa for GAMEとは?

ConoHa for GAMEは、GMOインターネット株式会社が提供するゲーム専用のVPSサービスで、ARK:Survival EvolvedやMinecraftといったゲームサーバーを簡単かつ快適に運用できる特徴を持っています。
初心者からプロフェッショナルまで幅広いユーザーに対応しており、コストパフォーマンスや使いやすさに優れています。
ConoHa for GAMEの特徴

料金が安く柔軟なプラン設計ができる
ConoHa for GAMEは、利用者のニーズに応じて選べる柔軟な料金プランが特徴です。
利用時間に応じて課金される「時間課金制」と、長期間利用することで割安になる「長期割引パス」の2つのプランが用意されており、短期利用から長期運用まで効率的に活用できます。
特に「時間課金制」は、試験的にサーバーを構築したい人や一時的にゲームイベントを運営したい人に最適です。
ARKサーバー用のテンプレートが用意されている
ConoHa for GAMEでは、ARKサーバー専用のテンプレートが提供されており、初心者でも簡単にサーバーを立ち上げることができます。
このテンプレートを利用することで、複雑な設定を行う必要がなく、最短数分でサーバーを起動可能です。また、初期設定の段階で推奨環境が整備されているため、ゲームが快適に動作します。
サポート体制が充実している
ConoHa for GAMEは、ゲームサーバー運用時のトラブルや疑問に対応する充実したサポート体制を備えています。
24時間365日体制でのサポートが受けられるため、緊急時にも安心して利用できます。
また、公式サイトやFAQには、初心者向けのガイドや詳細なトラブルシューティング情報が掲載されており、スムーズな運用が可能です。
ConoHa for GAMEのプラン表

ConoHa for GAMEの料金体系は「時間課金」と「長期割引パス」の2種類があり、それぞれ異なる利用シーンに対応しています。
時間課金のプラン一覧
時間課金は、サーバーの使用時間に応じて料金が発生する仕組みです。必要なときだけサーバーを起動し、使用時間分のみを支払うため、無駄なコストがかかりません。短期的な利用にも適しています。
思いの外サーバーの稼働時間が長くなってしまった場合でも、月額の上限額が決まっていますので、想定外の費用がかかることはありません。
プラン | メモリ4GB | メモリ8GB | メモリ16GB | メモリ32GB | メモリ64GB |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
時間課金 | 7.3円/時 | 14.5円/時 | 26.6円/時 | 53.2円/時 | 106.5円/時 |
月額最大 | 3,969円 | 8,083円/月 | 15,730円/月 | 31,460円/月 | 59,290円/月 |
メモリ | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
CPU | 4コア | 6コア | 8コア | 12コア | 24コア |
SSD | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB |
長期割引パスのプラン一覧
長期割引パスは、1ヶ月単位での定額料金を支払うプランで、長期間にわたってサーバーを運用する際に適しています。
このプランでは、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月といった期間ごとの契約が可能で、期間が長くなるほど割引率が上がります。結果として、月々のコストを大幅に抑えることができます。
プラン | メモリ1GB | メモリ2GB | メモリ4GB | メモリ8GB | メモリ16GB | メモリ32GB | メモリ64GB |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額 | 645円 | 790円 | 1,598円 | 2,678円 | 4,386円 | 11,492円 | 22,099円 |
メモリ | 1GB | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
CPU | 2コア | 3コア | 4コア | 6コア | 8コア | 12コア | 24コア |
SSD | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB |
時間課金のメリット | 長期割引パスのメリット |
---|---|
必要な時間だけ課金されるため、無駄なコストがからない 長期契約の必要がなく、気軽にサーバーを利用可能 | 定額制のため、月ごとの料金が明確で予算計画が立てやすい 長期運用で割引が適用されるため、コストパフォーマンスが良い |
時間課金と長期割引パスどちらがおすすめ?
「時間課金」と「長期割引パス」どちらがおすすめ下記になる方も多いと思います。
メモリ8GBプランを契約する場合のプレイ時間(稼働時間)別の月額料金を「時間課金」と「長期割引パス」で比較してみました。
グラフを見るとちょうど月180時間ほど稼働させたタイミングで「時間課金」と「長期割引パス」のほぼ同じ料金になることがわかりました。
つまり、ARKのプレイ時間が月180時間(1日6時間)以内の方は「時間課金」、24時間常設サーバーの運用などそれ以上の時間プレイする方は「長期割引パス」がおすすめです。
ConoHa for GAMEを使用したARKサーバーの立て方
それでは、さっそくConoHa for GAMEを使用してARKのマルチサーバーを立てていきます。

まずは、ConoHa for GAMEの公式サイトから申し込み手続きをします。
【4月14日 17:00まで】月額394円〜!
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公式サイトの「お申し込み」をクリックしてください。

テンプレートを選択する
プレイしたいゲームタイトルのテンプレートを選択します。今回は「ARK:Survival Evolved」を選択し、「メモリ選択に進む」をクリックしてください。

メモリを選択する
続いてサーバーのメモリを選択します。ARK:Survival Evolvedの推奨スペックはメモリ8GBですが、4GBでも一応立てることはできます。

ConoHaアカウントを作成する
ConoHa関連サービスで使用することができるConoHaアカウントを作成します。
「初めてご利用の方」タブからメールアドレスとパスワードを入力して、「今すぐアカウント登録」をクリックしてください。

申し込み内容を入力する
申し込み情報を入力します。
料金タイプとプラン、「rootパスワード」、「ネームタグ」を設定します。

入力が完了したら、「次へ」をクリックします。
続いて、お客様情報を入力します。

電話番号で本人認証を行います。「SMS認証」か「電話認証」を選択してください。

認証コードを入力します。

支払い方法を設定する
最後にお支払い方法を選択します。
クレジットカードを選択しておくと、更新時の支払い忘れが防げるためおすすめです。
クレジットカードをお持ちでない方は「ConoHaチャージ」を選択しましょう。

ConoHaチャージとは、プリペイド式に料金をチャージをしておき、支払い時に残高から支払われる仕組みです。プリペイド式なので、あらかじめ入金しておいた金額以上の出費が発生せず計画的にコスト管理ができます。
また、入金方法は振り込みからコンビニなど様々用意されており、クレジットカードを持っていない方でも安心です。
支払い情報の入力が完了したら、「お申し込み」をクリックしてください。
これでConoHa for GAMEのお申し込みは完了です。
サーバーに接続する際に必要なIPアドレスを確認します。
申し込み完了後に開かれた管理画面の「サーバーリスト」から「IPアドレス」をどこかにメモしておきましょう。

続いて、先ほどVPSに立てたサーバーのサーバー情報を確認します。
ConoHa for GAMEの管理画面「サーバーリスト」の「ネームタグ」をクリックしてください。

「コンソール」をクリックします。

画面上部の「コンソール」→「シリアル」をクリックします。

蝶の画面が表示されたら、シリアルコンソールになっています。

Enterを押すとログインプロンプトが表示されます。
「login:」に「root」、「Password」には先ほど控えておいたrootパスワードを入力してください。

ログインに成功すると「Server IP Address」と「ARK Login password」、「ARK Admin password」が表示されます。
ARK:Survival Evolvedからサーバーに参加する際に必要となりますので、どこかに控えておいてください。

ConoHa for GAMEに立てたサーバーにARKから接続してみます。
Steamからサーバーをお気に入り登録する
Steamを開いてください。
上部メニューにある「表示」→「サーバー」をクリックしてください。

「お気に入り」タグを開き、「サーバーを追加」をクリックしてください。

ConoHa for GAMEに立てたサーバーをお気に入りに登録します。
先ほどコンソールで確認したIPアドレスを入力して、「このアドレスをお気に入りに追加」をクリックしてください。

正常に登録されると、リストにサーバーが表示されます。
これでSteamにConoHa for GAMEに立てたサーバーをお気に入り登録できました。
ARKからマルチサーバーにログインしてみる
これで、ARKからマルチサーバーにログインができます。
早速ログインしてみましょう。
SteamからARKを起動してください。

「サーバー検索」をクリックしてください。

左下にある「セッションフィルター」から「お気に入り」を選択してください。

先ほどお気に入り登録したサーバーがリストに表示されます。
サーバーを選択して、「開始」をクリックしてください。

パスワードが求められます。
コンソールで確認した「ARK Server Join Password」のパスワードを入力してください。

これでARKからマルチサーバーにログインできました。

フレンドを招待するには?
フレンドを招待する際は、立てたサーバーの「IPアドレス」と「ARK Server Join Password」を共有しましょう。
フレンドにも立てたサーバーをお気に入り登録しておいてもらうと、今後のログインがスムーズになります。
ARKからマルチサーバーに接続できない場合
ARKサーバーを立てたにも関わらず、「応答がありません。」と表示が出て接続がタイムアウトしてしまう場合の対処法方を紹介します。
サーバーのセットアップが完了していない
サーバーを立てた直後はセットアップに時間がかかっており、IPアドレスを入力しても接続できない場合があります。
しばらく待機した後に再度接続してみてください。
サーバーが停止している
サーバーが停止しているか確認してみてください。
ConoHa for GAMEを使用している方はVPS管理画面から「起動」状態になっているか確認します。

ポートが解放されていない
ポートが解放されていないとサーバー検索画面に表示されません。
ConoHa for GAMEの場合、VPS管理画面の「ネットワーク情報」→「セキュリティグループ」に「IPv4v6-ARK」が設定されているか確認してください。

起動時にネットワークエラーが起きた場合
お気に入りに登録したサーバーに接続する際、以下のようなエラーが出る場合があります。

その場合、一度Steamを閉じてから再度起動してみてください。
それでもエラーが出る場合、少し時間を置いてから起動してみてください。
ARKのマルチサーバー設定を変更する方法
SSH用のポートを解放する
マルチプレイサーバーの設定変更のため、サーバーにSSH接続します。
ConoHa for GAMEのテンプレートを使うと、ARK:Survival Evolvedで使用するポートは自動で開放してくれますが、SSH接続のポートは閉じられています。
こちらをConoHa for GAMEの管理画面から開放してあげましょう。
管理画面の「ネームタグ」のリンクをクリックします。

「ネットワーク情報」→「セキュリティグループ」の編集アイコンをクリックしてください。

「+」をクリックし、「IPv4v6-SSH」を追加して保存してください。

ConoHa for GAMEのセキュリティグループは、仮想ファイアウォールとして動作し、任意のポートの開閉や接続元制限ができる機能です。
この機能を使うことでコマンドラインによる操作ではなく、GUIでポートの解放管理を行うことができます。
ConoHa for GAMEにSSH接続する
SSH用のポートが開放できたら、SSH接続でサーバーにログインします。
ConoHa for GAMEに用意されているコンソールを使用しても良いですが、コピペが使えないので今回はSSHクライアントソフトの「Tera Term」を使用します。
以下のリンクからTera Termのインストーラーをダウンロードします。
https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/releases/74780
「teraterm-4.106.exe」をクリックしてください。
(数字はバージョンによって変わります。)

ダウンロードされたファイルをダブルクリックしてください。

言語や各種設定はデフォルトのままで問題ありません。
インストールが完了したら、「今すぐTera Termを実行する」にチェックを入れて、「完了」をクリックしてください。
そのまま、VPSにSSH接続してしまいましょう。
「Tera Term」を起動したら「ホスト」に先ほど確認したIPアドレスを入力します。
その他の設定はデフォルトのままで問題ありません。

うまく接続ができない場合、SSH接続のポートが解放されていない可能性があります。
ConoHa for GAMEの「ネットワーク情報」→「セキュリティグループ」を開いて、「IPv4v6-SSH」が追加されているか確認してみてください。
続いて、「ユーザー名」に「root」、「パスフレーズ」にサーバー申し込み時に設定したrootパスワードを入力してください。

無事にサーバーに接続ができると、サーバー情報が表示されます。
マップの変更
ARKサーバーのマップ変更方法を解説します。
一度ARKサーバーのサービスを停止します。以下のコマンドを実行してください。
systemctl stop ark-server.service
ark-server.service
ファイルのExecStart
行から現在のマップ名を取得します。
ARK_MAP=`grep "ExecStart=" /etc/systemd/system/ark-server.service |awk '{print $2;}'|awk 'BEGIN{FS = "?"}{print $1}'`
設定したいマップ名をARK_NEWMAP
変数に設定します。今回は「Fjordur」を設定してみます。
ARK_NEWMAP="Fjordur"
ark-server.service
ファイル内のマップ設定をARK_NEWMAP
変数に設定した値に変更します。
sed -i -e "s/${ARK_MAP}/${ARK_NEWMAP}/g" /etc/systemd/system/ark-server.service
設定変更を読み込ませるため、サービスをリロードします。
systemctl daemon-reload
ARKサーバーのサービスを起動します。
systemctl start ark-server.service
これでマップの変更が完了しました。
管理者パスワードの変更
管理者コマンドを実行するための管理者パスワードを変更する方法を紹介します。
一度ARKサーバーのサービスを停止します。以下のコマンドを実行してください。
systemctl stop ark-server.service
現在のARK管理者パスワードを取得して、ARK_CURRENT_ADMIN_PASSWORD
変数に設定します。
ARK_CURRENT_ADMIN_PASSWORD=$(grep "ARK Admin password" /etc/motd | cut -d ':' -f 2 | tr -d '[:space:]')
新しいARK管理者パスワードをARK_NEW_ADMIN_PASSWORD
変数に設定します。
ARK_NEW_ADMIN_PASSWORD="********************"
ark-server.service
ファイル内の現在のパスワードを新しいパスワードに置き換えます。
sed "s/${ARK_CURRENT_ADMIN_PASSWORD}/${ARK_NEW_ADMIN_PASSWORD}/" -i /etc/systemd/system/ark-server.service
/etc/motd
ファイル内の現在のパスワードを新しいパスワードに置き換えます。
sed "s/${ARK_CURRENT_ADMIN_PASSWORD}/${ARK_NEW_ADMIN_PASSWORD}/" -i /etc/motd
設定変更を読み込ませるため、サービスをリロードします。
systemctl daemon-reload
ARKサーバーのサービスを起動します。
systemctl start ark-server.service
これで管理者パスワードの変更が完了しました。
サーバー参加用パスワードの変更
サーバー参加用パスワードを変更する方法を紹介します。
一度ARKサーバーのサービスを停止します。以下のコマンドを実行してください。
systemctl stop ark-server.service
現在のサーバー参加用パスワードを取得して、ARK_CURRENT_LOGIN_PASSWORD
変数に設定します。
ARK_CURRENT_LOGIN_PASSWORD=$(grep "ARK Login password" /etc/motd | cut -d ':' -f 2 | tr -d '[:space:]')
新しいサーバー参加用パスワードをARK_NEW_LOGIN_PASSWORD
変数に設定します。
ARK_NEW_LOGIN_PASSWORD="********************"
ark-server.service
ファイル内の現在のパスワードを新しいパスワードに置き換えます。
sed "s/${ARK_CURRENT_LOGIN_PASSWORD}/${ARK_NEW_LOGIN_PASSWORD}/" -i /etc/systemd/system/ark-server.service
/etc/motd
ファイル内の現在のパスワードを新しいパスワードに置き換えます。
sed "s/${ARK_CURRENT_LOGIN_PASSWORD}/${ARK_NEW_LOGIN_PASSWORD}/" -i /etc/motd
設定変更を読み込ませるため、サービスをリロードします。
systemctl daemon-reload
ARKサーバーのサービスを起動します。
systemctl start ark-server.service
これでサーバー参加用パスワードの変更が完了しました。
ARKサーバーの環境設定を変更する方法
ConoHa for GAMEに立てたARKサーバーの、テイム速度や経験値倍率、孵化速度などワールドの設定を変更する方法を紹介します。
ARK:Survival Evolvedの設定ファイルは以下の2種類があります。
ファイル名 | 内容 |
---|---|
GameUserSettings.ini | PvEモードの有効化や難易度設定、最大プレイ人数は基本的な設定を行うファイル |
Game.ini | エングラムポイントやレベルごとの報酬XPの変更など、より高度な設定を行うファイル |
それぞれのファイルには設定項目にあたる「パラメータ」とその設定値が書き込まれています。
- GameUserSetting.iniの入力例
-
[ServerSettings] DifficultyOffset=0.5 ShowMapPlayerLocation=True AllowThirdPersonPlayer=True ServerCrosshair=True ServerPassword=PCthLD9iu ServerAdminPassword=tFRVYXux RCONPort=27020 TheMaxStructuresInRange=10500.000000 OxygenSwimSpeedStatMultiplier=1.000000
- Game.iniの入力例
-
[/script/shootergame.shootergamemode] EggHatchSpeedMultiplier=60.000000 BabyMatureSpeedMultiplier=60.000000
以下でその設定値の変更方法を詳しく紹介していきます。
事前準備
設定ファイルを編集する前に事前に準備しておくことがあります。
FTPソフトを用意する
設定ファイルを編集するには手元にファイルをダウンロードする必要があります。
ファイルのダウンロードはFTPソフトを使いますが、「WinSCP」や「FileZilla」など無料のソフトで問題ありません。
すでにご使用のものがあれば、それを使っていただいて結構ですし、まだインストールしていない方は以下の手順でインストールしましょう。
WinSCPのインストール方法
以下の公式サイトから「WinSCP」をダウンロードします。
https://winscp.net/eng/download.php

ダウンロードしたインストーラをダブルクリックしてください。
「すべてのユーザー用にインストール(A)(推奨)」をクリックします。

ライセンスの同意画面が表示されます。「許諾(A)」をクリックします。

「標準的なインストール(T)(推奨)」にチェックを入れ、「次へ(N)」をクリックしてください。

インターフェイスのスタイルを選択します。お好みで問題ありませんが、今回は「コマンダー(C)」を選択します。

インストール内容を確認して、「インストール(l)」をクリックします。

インストールが完了したら、「スタートページを開く」のチェックを外し「完了(F)」をクリックします。

これでWinSCPのインストール作業は完了です。
設定ファイルの編集
事前準備ができたら、さっそく設定を変更してみます。
設定ファイルを編集する際は以下の点に注意してください。
- 英数字は半角で記述する
- 各パラメータは決められたセクションの下に記述する
- パラメータによっては決められた選択肢の中から設定する必要があるものもある
設定ファイルのダウンロード
設定ファイルをダウンロードします。お使いのFTPソフトでサーバーに接続してください。
WinSCPをお使いの方は新規接続画面に以下の情報を入力します。
転送プロトコル | SFTP |
---|---|
ホスト名 | サーバーのIPアドレス |
ユーザー名 | root |
パスワード | 申し込み時に登録したrootパスワード |

ShooterGame/Saved/Config/LinuxServer(WindowsServer)/
に移動し、GameUserSettings.ini
とGame.ini
の2つのファイルをダウンロードします。

GameUserSettings.iniの設定を変更する
ダウンロードしたGameUserSettings.ini
をメモ帳などのエディターツールで開いてください。

以下で主な設定項目の変更方法を紹介します。
PvEモードを有効にする
[ServerSettings]
のセクションの下にserverPVE=True
を追記します。
[ServerSettings]
serverPVE=True
難易度を変更する
[ServerSettings]
のセクションの下にDifficultyOffset
に0.01から1.0の間の浮動小数点数を指定することで設定可能です。
[ServerSettings]
DifficultyOffset=0.5
難易度と難易度のオフセット
「Easy」、「Medium」、「Hard」などの固定された難易度の代わりに、難易度は現在0.5から4.0[1](またはThe Centerでは5.0)の間の数値を使用して表されます。 この数値はDifficulty Value(難易度値)と呼ばれ、DifficultyOffsetオプションによって制御されます。Difficulty Offset(難易度オフセット)は、値が0.01から1.0の間の浮動小数点数であり、数値が大きいほど難易度が高くなります。ただし、難易度オフセットを0.0に設定すると、難易度値が1.0になることに注意してください。DifficultyOffsetのデフォルト値は0.2です。
特定の難易度オフセットの難易度値を計算するには、次の式を使用します
https://ark.wiki.gg/ja/wiki/%E9%9B%A3%E6%98%93%E5%BA%A6Difficulty Value = DifficultyOffset * (Official Difficulty - 0.5) + 0.5
最大プレイ人数を変更する
最大プレイ人数は[/Script/Engine.GameSession]
の項目の下にMaxPlayers=XX
を追記します。
[/Script/Engine.GameSession]
MaxPlayers=16
テイム速度を早くする
テイム速度の変更するには[ServerSettings]
の下にTamingSpeedMultiplier
に浮動小数点数を指定することで設定可能です。
[ServerSettings]
TamingSpeedMultiplier=5.000
昼の経過速度を変更する
昼の経過速度は[ServerSettings]
の下にDayTimeSpeedScale
に浮動小数点数を指定することで設定可能です。
[ServerSettings]
DayTimeSpeedScale=0.8
夜の経過速度を変更する
夜の経過速度は[ServerSettings]
の下にNightTimeSpeedScale
に浮動小数点数を指定することで設定可能です。
[ServerSettings]
NightTimeSpeedScale=1.2
恐竜の攻撃力倍率を変更する
恐竜の攻撃倍率はDinoDamageMultiplier
に浮動小数点数を指定することで指定可能です。
[ServerSettings]
DinoDamageMultiplier=0.8
入力が完了したら忘れずに保存してください。
他にも様々な設定項目がありますので、詳しくは公式Wikiを参照してみてください。
Game.iniの設定を変更する
ダウンロードしたGame.ini
をメモ帳などのエディターツールで開いてください。
卵の孵化速度を変更する
卵の孵化速度は[/script/shootergame.shootergamemode]
の下に追記したEggHatchSpeedMultiplier
に浮動小数点数を指定することで指定可能です。
[/script/shootergame.shootergamemode]
EggHatchSpeedMultiplier=10.000
恐竜の赤ちゃんの成長速度を変更する
恐竜の赤ちゃんの成長速度は[/script/shootergame.shootergamemode]
の下に追記したBabyMatureSpeedMultiplier
に浮動小数点数を指定することで指定可能です。
合わせて、赤ちゃんの刷り込み感覚を短くしておくと良いでしょう。BabyCuddleIntervalMultiplier
に浮動小数点数を指定することで指定可能です。
[/script/shootergame.shootergamemode]
BabyMatureSpeedMultiplier=100.000
BabyCuddleIntervalMultiplier=0.02
入力が完了したら忘れずに保存してください。
他にも様々な設定項目がありますので、詳しくは公式Wikiを参照してみてください。
サーバーを再起動させる
設定ファイルを編集した後は必ずサーバーを再起動させましょう。
上記の手順でConoHa for GAMEを使ってサーバーを立てた方はVPS管理画面から再起動させることができます。他のレンタルサーバーを使った場合でも基本的に管理画面から再起動させることができます。

ConoHa for GAMEのARKサーバーに関するよくある質問
ConoHa for GAMEでARKサーバーを立てる際によくある質問をまとめました。
- ARKのバージョンをアップデートする方法は?
-
ConoHa for GAMEでは、サーバー起動時に自動的に最新バージョンを有無を確認し、バージョンアップを行ってくれます。
最新バージョンにしたい場合は、サーバーを再起動してみましょう。
- PS4/5・SwitchのARKでもマルチプレイできる?
-
ConoHa for GAMEでマルチプレイできるのはSteam版のARK:Survival Evolvedのみとなっています。
- バックアップを取得することはできる?
-
ConoHa for GAMEでももちろんバックアップを取得することは可能です。
自動で定期的にバックアップを取得したい方は、有料オプションとなりますが、管理画面の「VPS設定」→「自動バックアップ」を「ON」することで設定可能です。
手動でバックアップを取得したい方は、ローカル環境にARKサーバーを立てる場合と同じく、サーバーデータにFTPソフトで接続し、「
/opt/ark/ShooterGame/Saved/SavedArksLocal
」ファイルを任意の保存場所にダウンロードしましょう。ArksLocal
は設定しているマップによってフォルダ名が異なります。ご自身の環境に合わせて変更してください。 - 管理者コマンドは使える?
-
ConoHa for GAMEに立てたARKサーバーでもちろん管理者コマンドを実行できます。
管理者となるプレイヤーを登録する際にサーバー構築時に確認した「ARK Admin password」を使って登録してください。
enablecheats <ARK Admin password>
- ARKサーバーをアップデートする方法は?
-
ConoHa for GAMEのARKイメージを使用して立てた場合は、サーバー起動時に自動的にアップデートの有無を確認し、更新してくれます。
まとめ
今回はConoHa for GAMEを使用してARK:Survival Evolvedのマルチプレイサーバーを立てる方法を紹介しました。
ConoHa for GAMEは利用料金がそのほかのレンタルサーバーにも比べて安価な上、ARK:Survival Evolvedのテンプレートイメージが提供されているため、初心者の方でも安心してサーバーを立てることができます。
今回の記事がみなさんのARKライフの参考になれば幸いです。