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「Core Keeper」は、地下世界で資源を集めながら冒険するサンドボックス型のアドベンチャーゲームです。
主人公は謎の遺跡に触れて地下に閉じ込められ、壁や床を掘ったり、敵と戦ったりしながら資源を集めて道具や装備を作り、冒険を進めていきます。
このゲームは『テラリア』や『スタデューバレー』に似た要素を持ち、探索や戦闘、釣り、農耕、料理など多彩なプレイが可能です。
今回はその「Core Keeper」でマルチプレイをする方法をわかりやすく解説します。
Core Keeperのマルチプレイとは?仕様と注意点
最初にCore Keeperのマルチプレイサーバーの仕様と注意点を整理しておきます。
- PvPモードでも遊べる
- マルチプレイの最大プレイ人数は8人
- PC版同士(Steam、Microsoft Store、Epic Games Store)のクロスプレイは可能
- シングルプレイよりもボスが若干強化される
「Core Keeper」のマルチプレイでは、最大8人まで一緒に遊ぶことができ、PvPモードにも対応しています。
PC版同士なら、Steam、Microsoft Store、Epic Games Storeの異なるプラットフォーム間でもクロスプレイが可能です。
ただ、PS5版とPC版のクロスプレイは現在のところできません。
Core Keeperのマルチプレイのやり方
Core Keeperのマルチプレイの方法はいくつかあります。それぞれの特徴とメリット、デメリットを紹介します。
1. クライアントサーバーを立てる
専用サーバーを立てずにゲーム内で提供されているマルチプレイ機能を利用する方法です。
いくつか制限はありますが、無料で手軽にマルチプレイを始めることができます。
メリット | デメリット |
---|---|
無料でマルチプレイすることができる サーバー構築の作業が必要ない | ホストがゲームから離れるとフレンドもプレイできない シード値やマップサイズを変更できない 細かいワールド設定の変更ができない |
2. PCに専用サーバーを立てる
PCに専用サーバーをインストールし、個人サーバーとして運用する方法です。
サーバーセットアップに専門知識が必要な点や自宅ネットワークのポートを解放する必要がある点など、デメリットもありますが、専用サーバーなので環境設定は自由にカスタマイズすることができます。
大人数でプレイするにはかなりのスペックのPCが必要なので、ソロプレイでマイペースに楽しみたい方に向いている方法です。
メリット | デメリット |
---|---|
細かい設定も自由に変更できる 無料でマルチプレイすることができる 常設サーバーとして運用できる | ハイスペックなPCが必要 常設サーバーにするとPCを消耗させる可能性がある 電気代がそれなりにかかる サーバー構築の作業に専門知識が必要になる 自宅ネットワークのポート開放する必要があるあり、セキュリティリスクがある |
3. レンタルサーバーに専用サーバーを立てる
レンタルサーバーを借りて、そこに専用サーバーを立てる方法です。
環境設定を自由に変更することができる上、自宅ネットワークを解放する必要がないため、セキュリティ的にも安心です。
また、「ConoHa for GAME」や「Xserver VPS for GAME」、「シンVPS」であれば、初心者の方でも簡単にサーバーを立てることができるテンプレート機能が提供されています。
非公式サーバーとして不特定多数のプレイヤーに解放する使い方もできますし、パスワードを設定してフレンドのみで楽しむプライベートサーバーとしてもおすすめの方法です。
メリット | デメリット |
---|---|
細かい設定も自由に変更できる 常設サーバーとして運用できる テンプレート機能を使えば、初心者でも簡単にサーバー構築できる セキュリティ的に安心 | レンタル料金がかかる |
レンタルサーバーにCore Keeperの専用サーバーを立てる手順
レンタルサーバーにCore Keeperの専用サーバーを立ててマルチプレイをする手順を紹介します。
今回はCore Keeperのテンプレートが用意されており、初心者にも簡単にサーバーが立てられる「ConoHa for GAME」を使用します。
テンプレートが用意されているVPSであれば、基本的な流れはどのVPSでも同じになります。
ConoHa for GAMEを申し込む
まずはConoHa for GAMEを申し込んでいきます。
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公式サイトの「今すぐお申し込み」をクリックします。
ConoHaアカウントを作成する
ConoHa関連サービスで使用することができるConoHaアカウントを作成します。
「初めてご利用の方」タブからメールアドレスとパスワードを入力して、「今すぐアカウント登録」をクリックしてください。
申し込み内容を入力する
申し込み情報を入力します。
「イメージタイプ」は「Core Keeper」を選択してください。
「料金タイプ」には1ヶ月以上の契約を予定されている方は「長期割引パス」がお得です。
1ヶ月以内の利用の方は「時間課金」の方が割安になる可能性があります。
「rootパスワード」と「ネームタグ」を設定します。
入力が完了したら、「次へ」をクリックします。
続いて、お客様情報を入力します。
電話番号で本人認証を行います。「SMS認証」か「電話認証」を選択してください。
認証コードを入力します。
支払い方法を設定する
最後にお支払い方法を選択します。
「クレジットカード」か「ConoHaチャージ」が選択できます。
クレジットカードを選択しておくと、更新時の支払い忘れが防げるためおすすめです。
クレジットカードをお持ちでない方は「ConoHaチャージ」を選択しましょう。
ConoHaチャージとは、プリペイド式に料金をチャージをしておき、支払い時に残高から支払われる仕組みです。プリペイド式なので、あらかじめ入金しておいた金額以上の出費が発生せず計画的にコスト管理ができます。
また、入金方法は振り込みからコンビニなど様々用意されており、クレジットカードを持っていない方でも安心です。
支払い情報の入力が完了したら、「お申し込み」をクリックしてください。
これでConoHa for GAMEのお申し込みは完了です。
IPアドレスを確認する
サーバーに接続する際に必要なIPアドレスを確認します。
申し込み完了後に開かれた管理画面の「サーバーリスト」から「IPアドレス」をどこかにメモしておきましょう。
接続に必要なサーバー情報を確認する
続いて、先ほどVPSに立てたサーバーのサーバー情報を確認します。
ConoHa for GAMEの管理画面「サーバーリスト」の「ネームタグ」をクリックしてください。
「コンソール」をクリックします。
画面上部の「コンソール」→「シリアル」をクリックします。
蝶の画面が表示されたら、シリアルコンソールになっています。
Enterを押すとログインプロンプトが表示されます。
「login:」に「root」、「Password」には先ほど控えておいたrootパスワードを入力してください。
ログインに成功すると「Server IP Address」と「Core Keeper Game ID」が表示されます。
Core Keeperからサーバーに参加する際に必要となりますので、どこかに控えておいてください。
Core Keeperからサーバーに接続する
立てたサーバーにCore Keeperから接続してみます。
Core Keeperを起動し、メインメニューから「ゲームに参加」をクリックしてください。
先ほどコンソールで確認した「Core Keeper Game ID」を入力してください。
キャラクター選択画面が表示されます。任意のキャラクターを選択するか、新規で作成します。
新規作成の場合、キャラクタータイプの選択とお好みのキャラクター設定をしてください。
キャラクターが作成できると、ゲームが開始されます。
Core Keeperのマルチサーバーに入れない時の対処法
サーバーを立てたにも関わらず、マルチサーバーに入れない場合の対処法を解説します。
サーバーのセットアップが完了していない
サーバーを立てた直後はセットアップに時間がかかっており、IPアドレスを入力しても接続できない場合があります。
しばらく待機した後に再度接続してみてください。
入力したゲームIDに間違いがないか確認する
ログインするサーバーのゲームIDに間違いがあるとログインできません。
入力ミスがないか再度確認してみてください。
Core Keeperのゲーム画面からゲームIDを再発行した場合は、ConoHa for GAMEのコンソールにログインし、以下のコマンドでゲームIDを確認することができます。
echo $(cat /opt/corekeeper/GameID.txt)
サーバーが起動状態になっているか確認する
サーバーが起動しているか確認してみてください。
ConoHa for GAMEを使用している方はVPS管理画面から「起動」状態になっているか確認します。
ポートが解放されていない
ポートが解放されていないとサーバー検索画面に表示されません。
ConoHa for GAMEの場合、VPS管理画面の「ネットワーク情報」→「セキュリティグループ」に「IPv4v6-Core_Keeper」が設定されているか確認してください。
サーバー環境設定ファイルに不備がある
ServerConfig.jsonを編集して、ワールドの設定を変更している場合、設定ファイルの書き方に不備があると機動に失敗する可能性があります。
正しい記述箇所に設定されているか確認してみてください。
Core Keeperのサーバー設定を変更する方法
専用サーバーを立てたら、さっそくワールド設定をカスタマイズしてみましょう。
Core Keeperのワールド設定は以下のフォルダにある「ServerConfig.json」を編集することでカスタマイズできます。
C:\Users\%USERPROFILE%\AppData\LocalLow\Pugstorm\Core Keeper\DedicatedServer\ServerConfig.json
事前準備
設定ファイルを編集する前に事前に準備しておくことがあります。
SSH接続用ポートを開放する
ConoHa for GAMEのテンプレートを使うと、Core Keeperで使用するポートは自動で開放してくれますが、SSH接続のポートは閉じられています。
こちらをConoHa for GAMEの管理画面から開放してあげましょう。
管理画面の「ネームタグ」のリンクをクリックします。
「ネットワーク情報」→「セキュリティグループ」の編集アイコンをクリックしてください。
「+」をクリックし、「IPv4v6-SSH」を追加して保存してください。
ConoHa for GAMEのセキュリティグループは、仮想ファイアウォールとして動作し、任意のポートの開閉や接続元制限ができる機能です。
この機能を使うことでコマンドラインによる操作ではなく、GUIでポートの解放管理を行うことができます。
FTPソフトを用意する
設定ファイルを編集するには手元にファイルをダウンロードする必要があります。
ファイルのダウンロードはFTPソフトを使いますが、「WinSCP」や「FileZilla」など無料のソフトで問題ありません。
すでにご使用のものがあれば、それを使っていただいて結構ですし、まだインストールしていない方は以下の手順でインストールしましょう。
WinSCPのインストール方法
以下の公式サイトから「WinSCP」をダウンロードします。
https://winscp.net/eng/download.php
ダウンロードしたインストーラをダブルクリックしてください。
「すべてのユーザー用にインストール(A)(推奨)」をクリックします。
ライセンスの同意画面が表示されます。「許諾(A)」をクリックします。
「標準的なインストール(T)(推奨)」にチェックを入れ、「次へ(N)」をクリックしてください。
インターフェイスのスタイルを選択します。お好みで問題ありませんが、今回は「コマンダー(C)」を選択します。
インストール内容を確認して、「インストール(l)」をクリックします。
インストールが完了したら、「スタートページを開く」のチェックを外し「完了(F)」をクリックします。
これでWinSCPのインストール作業は完了です。
設定ファイルの編集
事前準備ができたら、さっそく設定を変更してみます。
設定ファイルを編集する際は以下の点に注意してください。
- 英数字は半角で記述する
- パラメータによっては決められた選択肢の中から設定する必要があるものもある
設定ファイルのダウンロード
設定ファイルをダウンロードします。お使いのFTPソフトでサーバーに接続してください。
WinSCPをお使いの方は新規接続画面に以下の情報を入力します。
転送プロトコル | SFTP |
---|---|
ホスト名 | サーバーのIPアドレス |
ユーザー名 | root |
パスワード | 申し込み時に登録したrootパスワード |
/home/corekeeper/.config/unity3d/Pugstorm/Core Keeper/DedicatedServer/
に移動し、ServerConifig.json
を右クリックしてダウンロードします。
ServerConifig.jsonの設定を変更する
ダウンロードしたServerConifig.json
をメモ帳などのエディターツールで開いてください。
以下で主な設定項目の変更方法を紹介します。
ワールドのシート値を変更する
設定ファイルにあるworldseed
に任意のシード値を設定します。ランダムシードを生成する場合は0を設定してください。
"worldseed": "xxxxxxxxxxxx",
ワールドモードを変更する
worldmode
に通常 (0)、ハード (1)、クリエイティブ (2)、カジュアル (4) のいずれかを設定します。
"worldmode": 0,
ワールドのシーズンを設定する
seasonOverride
に設定したいシーズンの番号を設定します。
"seasonOverride": 1,
設定値 | 内容 |
---|---|
-1 | シーズンを無効にしない |
0 | 無効 |
1 | イースター |
2 | ハロウィン |
3 | クリスマス |
4 | バレンタイン |
5 | アニバーサリー |
6 | 桜 |
7 | 旧正月 |
サーバーを再起動させる
設定ファイルを編集した後は必ずサーバーを再起動させましょう。
上記の手順でConoHa for GAMEを使ってサーバーを立てた方はVPS管理画面から再起動させることができます。他のレンタルサーバーを使った場合でも基本的に管理画面から再起動させることができます。
Core Keeperのサーバー設定を変更する方法
Core Keeperのマルチプレイサーバーの推奨スペックは?
公式Steamページには最低スペックとして以下のように書かれています。
項目 | 最低 | 推奨 |
---|---|---|
OS | Windows 10 64-bit | Windows 10 64-bit |
プロセッサー | Intel Core i5-2300 / AMD Ryzen 3 1200 | Intel Core i5-8400 / AMD Ryzen 7 2700X |
メモリー | 8 GB RAM | 8 GB RAM |
グラフィック | GeForce GTX 460 / Radeon HD 5850 | GeForce GTX 460 / Radeon HD 5850 |
メモリが最低でも8GB必要とのことで、しっかりとしたスペックが求められます。
https://store.steampowered.com/app/1621690/Core_Keeper/?l=japanese
マルチプレイでもMODは使える?
専用サーバーを立てることができれば、MODを入れることができます。
有志で公開されているサーバーなど他のプレイヤーが立てたサーバーに参加する際は、MODの使用可否を確認してから参加するようにしましょう
まとめ
今回はCore Keeperのマルチプレイのやり方を紹介しました。
Core Keeperにはクライアントサーバーを立てて、手軽にマルチプレイができる機能が提供されています。ただ、常設サーバーとして利用できない点など、手軽な反面デメリットも存在します。
専用サーバーを立てることができれば、フレンドのみでプレイすることもできますし、MODを自由に入れることができます。
サーバーを立てるのに自信がない方は、レンタルサーバーを利用するのも手でしょう。