【Barotrauma(バロトラウマ)】マルチプレイのやり方を初心者にもわかりやすく解説

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「Barotrauma」は、2Dの協力型潜水艦シミュレーターで、ホラー要素とSF要素が融合したゲームです。

プレイヤーは木星の衛星エウロパの海を舞台に、潜水艦を操作しながら未知の脅威に立ち向かいます。

最大16人でマルチプレイが可能で、チームで協力しながら、さまざまなミッションをこなしつつ、潜水艦の修理や生物との戦いを通じて、深海の謎を解き明かすことが目的です。

今回はその「Barotrauma」でマルチプレイをする方法をご紹介します。

目次

Barotraumaでマルチプレイする方法

Barotraumaでマルチプレイをする方法は以下の3つの方法です。

Steamのマルチ機能を利用する

サーバー検索ボタン
サーバー検索ボタン

ホストサーバーを立て、Steam上でフレンドになっているプレイヤーを招待する方法です。

メリットデメリット
無料でマルチプレイができる
サーバー構築の作業が必要ない
ホストプレイヤーは常にオンライン状態でなければいけない
ホストPCのスペックが低いと動作が重い
MODを入れることができない
マッチング機能のメリットとデメリット

設定が簡単で最も手軽にマルチプレイを始めることができます。

ただ、ホストとなるプレイヤーがPCを起動していないと、フレンドも遊ぶことはできません。

また、ホストとなるプレイヤーのPCにスペックに依存するため、ホストPCにスペックが低いと動作が重くなる可能性があります。

Barotraumaでは、MODを入れるとかないメモリを消費するため注意が必要です。

PC(ローカル)に専用サーバーを立てる

ゲーミングPC

公式から配布されている専用サーバーの構築用ファイルを使って、PCにサーバーを立てる方法です。

メリットデメリット
自由にMODを入れることができる
十分なスペックもったPCと速い回線があれば快適にプレイ可能
ハイスペックなPCが必要
セキュリティリスクへの対応が必要
サーバー構築作業に専門的な知識が必要
PC(ローカル)に専用サーバーを立てるメリットとデメリット

すでにそれなりのスペックを持ったPCを持っている方でサーバー構築のスキルがある方にとっては最も最適な方法かもしれません。

電気代のみでマルチプレイできる上に、MODも自由にインストールすることができます。

環境設定ファイルを編集すれば、より細かなカスタマイズが可能です。

ただ、サーバー構築作業にはポートの解放やコマンドラインによる操作など、ネットワークやPCに関する専門知識が必要です。

また、ポートを解放することになるため、セキュリティリスクも高まります。

レンタルサーバーに専用サーバーを立てる

Xserver VPS for Gameの公式サイト
Xserver VPS for Gameの公式サイト

レンタルサーバーを借りて、そこに専用サーバーを立てる方法です。

メリットデメリット
サーバー構築が初心者でもできる
自由にMODを入れることができる
ハイスペックなサーバー環境がすぐに手に入る
セキュリティリスクに気を使う必要がない
利用料金がかかる
レンタルサーバーに専用サーバーを立てるのメリットとデメリット

Xserver VPS for Game」や「シン・VPS」やであれば、Barotrauma用のテンプレートが用意されてますので、初心者の方でも比較的簡単にサーバーを立てることができます。

また、自宅ネットワークのポートを解放する必要がないため、セキュリティリスクに気を使う必要がありません。

もちろん、専用サーバーなのでフレンドのみで遊ぶことができる上、MODも自由にインストールすることができます。

サーバー構築に不安がある方でも快適なサーバー環境を手に入れることができるのがこの方法です。

Barotraumaのマルチプレイサーバーを立てる手順

では、実際にレンタルサーバーを使って、Barotraumaのマルチプレイサーバーを立てていきます。

今回はXserver VPS for Gameを使用していきます。

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Xserver for Gameの公式サイトはこちら
STEP

Xserver VPS for Gameのアカウントを作成する

まずは、Xserver VPS for Gameの公式サイトから申し込み手続きをします。

公式サイトの「今すぐお申し込み」をクリックしてください。

Xserver for Gameの「今すぐ」お申し込みボタン
Xserver for Gameの「今すぐ」お申し込みボタン

1-1. Xserverアカウントを作成する

Xserver関連サービスで使用するアカウントを作成します。

「すぐにスタート!新規お申込み」をクリックしてください。

※すでにXserverアカウントを持っている方は「ログイン」をクリックしてください。

Xserver for Gameの「すぐにスタート!新規お申込み」ボタン
Xserver for Gameの「すぐにスタート!新規お申込み」ボタン

お客様情報を入力していきます。

Xserver for Gameのお客様情報入力画面
Xserver for Gameのお客様情報入力画面

入力が完了したら、「次へ進む」をクリックしてください。

続いて、本人認証のために確認コードがメールで送られます。

Xserverから届いた確認コード
Xserverから届いた確認コード

メールを確認して、コードを入力しましょう。

Xserver for Gameの確認コードの入力画面
Xserver for Gameの確認コードの入力画面

最後に入力内容を確認して、問題がなければ「この内容で登録しサーバー申し込みへ進む」をクリックします。

Xserver for Gameのアカウント情報入力確認画面
Xserver for Gameのアカウント情報入力確認画面

これでXserverアカウントの作成は完了です。

1-2. 申し込み内容を入力する

続いて、ゲームサーバーの申し込みをします。

必要項目を入力していきます。

お申し込み内容の入力画面
お申し込み内容の入力画面

任意のプランを選択できますが、BarotraumaのSteam公式ページに書かれている最低スペックはメモリ4GBとなっていますので、4GB前後のプランが望ましいと思います。

Barotraumaのシステム要件
Barotraumaのシステム要件

「イメージタイプ」は必ず「Barotrauma」にしておきます。

入力が完了したら、「お申し込み内容を確認する」をクリックしてください。

確認画面で申し込み内容を確認します。

お申し込み内容の確認画面
お申し込み内容の確認画面

問題がなければ、「お支払いへ進む」をクリックしてください。

 1-3. 支払い方法を設定する

支払い設定を行います。

「クレジットカード」か「Paidy」を利用して「コンビニ振り込み」か「銀行振込」が行えます。

「クレジットカード」でお支払いの方が、更新時の支払い忘れが防止できるので、個人的にはおすすめです。

クレジットカードの情報を入力して、「決済画面へ進む」をクリックします。

Xserver for Gameの支払い方法の設定画面
Xserver for Gameの支払い方法の設定画面

設定内容を確認して、問題がなければ「確認画面へ進む」をクリックしてください。

Xserver for Gameのクレジットカード入力画面
Xserver for Gameのクレジットカード入力画面

内容を確認して、問題がなければ「支払いをする」をクリックしてください。

これで支払い設定は完了です。

STEP

接続許可ポートの確認

開放しているポートの確認をします。

「ゲームサーバー管理」→「接続許可ポート設定」をクリックしてください。

Xserver for Gameの接続許可ポートの設定画面
Xserver for Gameの接続許可ポートの設定画面

デフォルトでBarotraumaのゲーム推奨設定が「ON」になっていると思います。

加えて、サーバーにログインするため、「SSH(22)」を「ON」にしてください。

これでポートの設定は完了です。

STEP

サーバーのIPアドレスを確認する

Barotraumaから接続するためのIPアドレスとサーバーパスワードを確認します。

「コンソール」をクリックします。

コンソールボタン
コンソールボタン

rootユーザーでログインするので、「login:」に「root」と入力し、「password:」に先ほど設定したrootパスワードを入力します。

※コンソールでのパスワード入力時は、入力しているテキストが表示されませんが、入力自体はできていますので、安心してください。

ログインに成功すると、立てたサーバーのサーバー情報が表示されます。

Barotraumaからサーバーに接続する際に必要なので、「Server IP Address」と「Barotrauma Password」をどこかにメモしておいてください。

Barotraumaのサーバー情報
Barotraumaのサーバー情報
項目説明
Server IP AddressBarotraumaサーバーのIPアドレス
Barotrauma Passwordサーバー接続に必要なパスワード
Barotrauma DirectoryBarotraumaがインストールされているディレクトリ
Xserver VPS for Gameに立てたBarotraumaのサーバー情報
STEP

Barotraumaから専用サーバーに接続する

いよいよBarotraumaから立てた専用サーバーに接続します。

Barotraumaを起動して、メニューから「マルチプレイヤー」の「サーバーブラウザ」をクリックしてください。

サーバー検索ボタン
サーバー検索ボタン

サーバーリストが表示されます。下部にある「直接参加」をクリックします。

直接参加ボタン
直接参加ボタン

パスワード入力欄に先ほど確認したサーバー情報の「Server IP Address」を入力して、「参加」をクリックします。

IPアドレス入力画面
IPアドレス入力画面

パスワード入力画面が表示されます。先ほど確認した「Barotrauma Password」を入力し、「OK」をクリックしてください。

パスワード入力画面
パスワード入力画面

正常にサーバーに参加できるとサーバー設定画面が表示されます。

サーバー設定画面
サーバー設定画面

諸々の設定を済ませて、「開始準備完了」をクリックするとゲームが開始されます。

Barotraumaの専用サーバーの設定項目

Barotraumaの専用サーバー以下の設定ファイルを編集することでカスタマイズすることができます。

ユーザー設定

ファイル名内容
..\Barotrauma\config.xml設定メニューデフォルト表示させる基本設定。
..\Barotrauma\config_player.xml設定された言語、音量、グラフィック、キーバインドが含まれます。これらの値のほとんどは、ゲーム内の設定メニューから変更できます。
..\Barotrauma\Data\forbiddenwordlist.txtサーバー ブラウザーでサーバーを非表示にするために使用されるブロックされた単語/フレーズのリスト。
ユーザー設定関連の設定ファイル

サーバー設定

ファイル名内容
..\Barotrauma\serversettings.xml名前、パスワード、説明、ゲ​​ーム モードなどのサーバー設定が含まれます。これらの値のほとんどは、ゲーム内のサーバー設定メニューから変更できます。
..\Barotrauma\Data\bannedplayers.txtサーバーから禁止されたプレイヤーのリスト。
..\Barotrauma\Data\clientpermissions.xmlプレイヤーのリストと、プレイヤーに付与されている管理者権限およびコンソール権限。
..\Barotrauma\Data\karmasettings.xmlサーバーの現在のカルマ設定とカルマプリセットのリスト (デフォルトと厳格) が含まれます。
..\Barotrauma\Data\permissionpresets.xmlデフォルトの権限プリセット (なし、モデレーター、管理者) のリストと、プレーヤーに適用されたときに付与される管理者およびコンソール権限が含まれます。
ユーザー設定関連の設定ファイル

環境設定の変更方法

環境設定ファイルの変更方法を解説します。

管理者権限を持つユーザーを追加する

Tera Term等のSSH接続ツールでBarotraumaの専用サーバーにログインしてください。

今回は管理者権限を付与する設定を行います。基本的な流れはどの設定でも同じで、変更したい設定に関するファイルを編集してください。

管理者権限の設定は以下のファイルに書かれています。

/home/steam/Barotrauma/Data/clientpermissions.xml

最初に起動しているサーバーを停止させます。

systemctl stop Barotrauma-server.service

続いて、以下のコマンドで設定ファイルを編集します。

nano /home/steam/Barotrauma/clientpermissions.xml

ファイルに書かれている<ClientPermissions></ClientPermissions>の間に管理者となるプレイヤーのSteamIDを入力します。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<ClientPermissions>
<Client
name="対象ユーザのプレイヤー名"
accountid="対象ユーザのSteamID"
preset="Admin" />
</ClientPermissions>
管理者ユーザーの追加設定
管理者ユーザーの追加設定
SteamIDの調べ方

ご自身のSteamIDがわからない方は以下のURLで確認することができます。

https://store.steampowered.com/account

画面左上にある「Steam ID:XXXXXXXXXXX」があなたのSteamIDとなります。

Steamアカウントページ
Steamアカウントページ

ファイルが編集できたら、「ctrl」+「x」を押してください。

「変更されたバッファを保存しますか?」と表示されますので、「y」と入力して「Enter」を押してください。

保存確認画面
保存確認画面

再度サーバーを起動させます。

systemctl start Barotrauma-server.service

これで管理者権限を持つユーザーを追加できました。

この他詳しい設定項目についてはWikiを参照してみてください。

Barotraumaに関するよくある質問

サーバーの推奨スペックは?

公式Steamページには以下のように書かれています。

最低でも8GBのメモリが必要なります。ストレージも80~100GBと少し大きめの空き容量が必要です。

最低スペック推奨スペック
OSWindows 7/8.1/10 (64-bit versions)Windows 7/8.1/10 (64-bit versions)
プロセッサーDual Core 2.4 GHzQuad Core 3.0 GHz
メモリー4 GB RAM8 GB RAM
グラフィック2 GB memory (dedicated VRAM or shared RAM), Shader Model 2.0+GeForce GTX 950 or Radeon R9 370 or equivalent with at least 2 GB VRAM
DirectXVersion 11Version 11
ストレージ2 GB の空き容量100 GB の空き容量
Barotraumaのシステム要件

マルチプレイ時の最大プレイ人数は?

最大16人で協力プレイが可能です。

Barotraumaの専用サーバーにおすすめのレンタルサーバー(VPS)2選

レンタルサーバーを使ってBarotraumaのマルチサーバーを立てる際のおすすめのレンタルサーバーを紹介します。

どれもBarotraumaのテンプレートが用意されていますので、初心者でも簡単にBarotraumaの専用サーバーを立てることができます。

Xserver VPS for Game

各プランの詳細情報はこちら

コストパフォーマンス
安定性
処理能力・スペック
信頼性

Xserver for Gameの料金・仕様

初期費用無料
月額費用830円~
ディスク容量50GB~
無料お試し期間なし

シン・VPS

各プランの詳細情報はこちら

コストパフォーマンス
安定性
処理能力・スペック
信頼性

シン・VPSの料金・仕様

初期費用無料
月額費用620円~
ディスク容量30GB~
無料お試し期間なし

まとめ

今回は知る人ぞ知る協力型潜水艦シミュレーターゲーム「Barotrauma」でマルチプレイをする方法を紹介しました。

おもいろいMODもたくさん配布されており、フレンドと遊んでいるとつい沼ってしまいます。

少しクセのあるゲームですが、やればハマってしまいますので、みなさんもぜひプレイにしてみてください。

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この記事を書いた人

コードゲーマーのアバター コードゲーマー サーバーチョイス 編集者

Web開発歴7年のフリーランスエンジニア。大学在学中から教育系Webメディアを運営するスタートアップにて、Webディレクターとして従事。独立からこれまでに多くのコーポレートサイトやCRM、予約システムなどのシステム開発、オウンドメディア運営を経験。20以上のレンタルサーバーの使用経験を持つ。

趣味はゲーム・野球観戦で休日は友人とARKなどオンラインゲームに興じています。

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